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死刑と極刑の違い

地下鉄サリン事件や山口県光市の母子殺人事件など凶悪犯罪の裁判で、「極刑しかない」といいますが、死刑と極刑はどう違うのでしょうか?「死刑しかない」と同じことだと思うのですが、どうして「極刑しかない」というのでしょうか?

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  • big0822
  • ベストアンサー率37% (61/164)
回答No.9

ANo7です。お礼ありがとうございました。  仰るとおり、最高刑=極刑は本来は別問題だと思います。国による最高の刑罰とその社会において考えられる究極的な刑罰という意味の違いがあるためです。  死そのものが究極的な罰であり、殺し方による区別などはないという考え方からならば、死刑=極刑となるのでしょうが、今でも宗教によっては最も重い罰は火刑となりうるのでその社会においては死刑=極刑ではありません。現時点では死刑よりも終身刑の方が重い罰であるという考えは無いと思うので、終身刑=極刑とはならないという認識で良いと思います。  但し、一時的な苦痛ですむ死を与えるよりも、生かしておいて一生閉じ込める方がより大きな罰であるという考え方も少数意見ながらあります。もしその考え方が主流の社会があれば終身刑=極刑という意見にもなりうると思います。

gootaroh
質問者

お礼

重ねてのご回答ありがとうございました。 >国による最高の刑罰とその社会において考えられる究極的な刑罰という意味の違いがあるためです。 ・このご回答で考え方が整理できました。ありがとうございました。

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その他の回答 (8)

  • ken200707
  • ベストアンサー率63% (329/522)
回答No.8

刑法上の罰の名称は死刑であり、極刑という表現はありません。 また、他の法令上も同じです。 裁判ではその主文(所謂判決文)でも極刑の表現は使用せず、死刑と表現します。判決の内容を説明している判決文、判決理由などでは逆に極刑との表現を使用する場合があります。 他に極刑と表現するのは、マスコミの報道に見られます。また、報道では刑法177条(強姦)に相当する行為を“暴行”とし、刑法176条(強制わいせつ)に相当する行為を“いたずら”と表現したりもします。 私が思うに、“死刑”、“強姦”などの表現があまりに生々しすぎるので、やわらかい表現(本当に、やわらかいのかには異論がありますが)に置き換えているのでしょう。

gootaroh
質問者

お礼

皆さん、ご回答ありがとうございました。 皆さんのご回答を拝見して思ったのは、「極刑」とは、多分「究極の刑罰」を略したのでしょうが、基本的には死刑を前提に、殺し方の究極さを言っているのではないかということです。 殺し方には、絞首刑、火あぶり、電気ショック、ギロチンなど様々ありますよね。 それらのうち、どれが「究極」か(あるいは残酷か)は、国により、時代により、文化により違うという理解がよいのではないかと思いました。 もちろん終身刑もある意味では残酷ですが、それはやや哲学的な話であり、一般的には死をもって罪を償わせるのが究極と感じるのではないでしょうか。 そう考えると、現在の日本の刑罰制度においては「極刑=死刑」ではなく、より正確には「極刑=絞首刑」ということのような気がしました。 したがって、「極刑=最高刑」というご回答には違和感を持ちました。 例えば、死刑を廃止した結果、最高刑が終身刑になった国があるとして、では、その国の人たちが終身刑を究極と感じているとは私には思えないからです。その国でもやっぱり死刑が極刑のような気がします。だからこそ廃止したのではないかと思うわけです。つまり、その国では「極刑を廃止したので、極刑はない」ということかな、と思いました。 いずれにせよ、ふとした疑問に丁寧にご回答くださったみなさまに感謝します。もうしばらく開放しておきますので、追加のご回答等があれば、ぜひお願いします。ありがとうございました。

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  • big0822
  • ベストアンサー率37% (61/164)
回答No.7

例えば、同じ死刑でも宗教などによって火刑が極刑で絞首刑は極刑ではないとなります。死体を焼いてしまうと、転生できないといった考え方を持つ宗教もあり、死体を焼くことが最も重い罪になるからです。 基本的に今の日本では極刑=死刑(絞首刑)と考えて差し支えないと思います。

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回答No.6

「死刑=極刑」という解釈をする人も非常に多いのでこれでいいような気もします。 しかし実際には極刑はその国々での最高刑のことを指し示すだけの言葉であり、極刑という単語自体が刑の名前であるわけではありません。 たとえばブラジル。ここには「死刑」という処罰はありません(このような国は2007年現在89ヶ国あります)。 懲役100年などのいわば終身刑がここでは「極刑」といえるでしょう。 ただし、日本ではそのまんま「極刑=死刑」ですので日本で暮らすうちはそう考えて支障ないと思います。

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  • Apollo_13
  • ベストアンサー率14% (2/14)
回答No.5

極刑とは、最も重い刑のことです。 日本ではもちろん極刑=死刑ですが、死刑というと単に刑の種類を表すだけなので、犯罪の凶悪性を強調するために死刑と言わずに極刑と言う言葉を使うのです。

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  • kw1120ey
  • ベストアンサー率20% (7/34)
回答No.4

こんにちは。 私はこう考えます。 その犯罪の最高刑。まあ、判例にともなってでしょうけど。 でも、ほとんどが死刑相当の時にしかいいませんね。

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noname#74443
noname#74443
回答No.3

 単に言い回しの違いに過ぎません。日本においては「極刑」=「死刑」です。

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  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.2

こんにちは。 想像ですが、「死刑」というのは死を与える刑で、殺す以外の方法はあり得ません。 「極刑」は今は方法としては死刑以外にないけど、今後、死を与える以外の死刑並みのすごい刑罰の方法ができるかもしれません、という事じゃないでしょうか。 従って今の時点ではどちらも同じですが将来、ずっと同じじゃないかもしれません。

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noname#43069
noname#43069
回答No.1

極刑とは「その国でも最高刑罰」のこと。 現在の日本では死刑があるため「たまたま=」ですが、海外では死刑がない国もあります。

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