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ドライバーのフェースの違い
いつもお世話になります。ドライバーのフェイスについて質問させて いただきます。 先日シャローフェースのドライバーを試打する機会があり、打ってみた ところ、非常に楽に高弾道の球がでて驚きました。ディープフェース よりシャローフェースのほうが球があがりやすいというのは雑誌などで よく目にしていたのですが、同じロフトでもフェースの形状でどうして こんなに違いがでるんでしょうか?クラブについて詳しくご存知の方が みえましたら、ぜひ解説をお願いします。
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重心とスイートスポットの関係について 専門の方のご説明でも述べられていませんので、ちょっと ボールをヒットする時に スイートスポットとクラブの重心を結んだ「線」の動きの方向が 全てを決めます ボールのスイートスポットにこの「線」が垂直に (角度が付かないで)当たる時に一番の飛びが発生します ボールのスイートスポットにこの「線」が上側から入ると バックスピンが増えます 逆に、下側から入るとトップスピンになります シャローフェースはこの「線」が地面とほぼ並行に(構造的に)入るよう設計されたものです ヘッドの厚みの中に重心がありますので ソールが水平に振れていれば目的を達成します しかしながら、フェースが狭い為、スイートスポットを キチンと捉えるための心理的な安心感が少なくなります この辺が欠点といえば欠点ですね デイープフェースはその点安心感が大きいので好まれます ただし、安心感のせいかソールが地面に並行かどうかの 感覚が薄れる為 上記の「線」がどの方向から入るのかがあいまいになるケースが 見られます 飛びに関してはこの「線」をボールに’垂直’に当てるときに 地面に対する水平線に対しどのくらいの角度で当てるかになります テイーアップしているボールをアッパーブローするのが 飛びの大前提として、ロフト通りでいいのかそれとも ロフトプラスアルファにするかということになります 仮に、ロフトが10度として、一番飛距離が出るのが12度だとすると 水平線より2度下側から入る「線」の角度が必要になるわけです これを実現するスイングが出来るかどうかになりますね 理解の参考になればと思います
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- autoro
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>低重心 フェース面積におけるスイートスポットまでのソールからの距離 がシャロータイプでは2-3cm デカヘッドなどでは4-6cmということで ソールからの距離を示すに過ぎませんが ドライバーは別として フェアウェイウッドでは大きな違いが出ます シャローフェースは払い打ちをする感覚でいいのに対し 一般のモデルではやや打ち込み気味にしないと ボールがスイートスポットに当たらない事になります 一生懸命考えましたが説明が不足しておりました 追記の追記まで
お礼
丁寧な解説ありがとうございます。非常に参考になりました。 クラブの構造を踏まえた上で、理にかなった効率の良い打ち方を研究してみます。 また疑問を感じたら質問させていただきます。ありがとうございました。
- autoro
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非常に御理解が早いので安心しました 仰るとおりボールの直径にあたる線と ドライバーの「線」(スイートスポットと重心を結んだ)が 一直線になるということですね ドライバーの「線」は 基本的にはフェースに垂直になるように設計されています (でないと飛ばしの理論から外れます) シャロウヘッドの場合ヘッドの高さを低くした分 全体のウェイトの集積度が高く ロフトが同じなら「線」の方向(角度)は同じですが デカヘッドのようにヘッド全体にウェイトを分散させたものより 重心の集中感が高く打感がさえたものになります シャロウヘッドがボールが上がりやすいと言われるのは 平べったいヘッドにも拘らずという感覚的なものもあります (感覚的にはヘッドの厚みのようなボールが出ると感じやすい) (あくまでもロフト通りに上がるものなのですが) 追記まで
- unclesubar
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FlyTikuwaさん こんにちは。 御質問の件ですが、既にお答えになっている方がいらっしゃいますので、重複するかも知れませんが回答を投稿致します。 シャローフェース及びディープフェースについては、既に回答があります通り、正面から見たフェースの高さの違いです。高いものがディープフェースで、低いものがシャローフェースです。同一素材同じような構造でしたら、一般的にはシャローフェースの方が、ヘッドの重心が低重心となりやすく、ボールが上がり易い傾向になります。これはヘッドの重心より上の方でボールをヒットし易くなる為ヘッドがインパクトの衝撃でロフトが増える方向に回転して打ち出し角度が高くなる為です。ディープフェースはこの逆の現象となります。 但し、フェースの形状だけでは低重心かどうかというのは判断は出来ませんが、こうなる傾向にはあります。また一般的にはディープフェースは上級者、高ヘッドスピードユーザー向、シャローフェースは初級者、低ヘッドスピードユーザー向という認知もされている為シャフトスペックもそれに合わせているモデルが多く、シャフトの機能でもさらにシャローフェースモデルはボールを上げ易くしていると思います。 ボールのバックスピン量については、フェースの高さというよりヘッドの重心位置が大きな要因となりますので、バックスピン量は打ち方によってもかなり変わってしまいますので、ヘッド形状だけでは言えませんが、一応基本的な事でお話します。ヘッドの重心より上方でヒットした場合は前述の通りロフトが増える方向に回転しますが、反動で次の瞬間逆方向に戻ります。そのときフェース面とボール表面との間でギア効果により下向き方向のスピン(トップスピン?)が発生して、バックスピンを減らす事になり、結果バックスピン量が少ない(低スピン)ボールを打ち易くなります。高重心の場合はこの逆の現象が発生して、低弾道高スピンのボールが出易くなります。 ディープフェースのヘッドは、どちらかと言えば高重心となり易いのですが、構造の工夫、素材の工夫(クラウン<ヘッドの上面>により薄い、軽量な素材を使用する)等で従来より重心を下げ、またフェースの高さがある為重心より上のスペース(フェース上の重心とクラウンの間)でヒット出来る様になっていますので、ディープフェースでも低スピンのボールが打てる様にしているモデルも多いです。 解りにくくて申し訳ありませんが、参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。丁寧で詳しい解説を頂き、非常に参考 になりました。当初の投稿内容から少しそれますが、よければ追加で 一点お答えいただきたいのですが、シャローフェースのドライバーを 試打したものの、ひとまずは現在使っているディープフェースのドライ バーで満足いく弾道がでるよう調整していきたいと思っています。 お話からするとディープフェースのドライバーで理論上、弾道を高 めるためにはティーアップを高くするより、むしろティーアップを低め にしてフェースの中央か、あるいはやや下目でヒットするべきなのでしょうか? 現状ティーアップが高めで、なおかつソールして構えているためかなり フェースの上目でヒットしていると思います。 もう少し弾道が高まればもっとキャリーで飛距離が稼げるのではと思い まして。アドバイスをいただければ幸いです。
- TarChang
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こんにちは。 解説ってほど高尚ではありませんが、重心位置が低くなるためです。 重心位置の高低は、簡単に書くとボールとヘッドがコンタクトした時に ・ボールより重心位置が高いと「押さえ込む」様な感じ(低スピン) ・ボールより重心位置が低いと「かち上げる」様な感じ(高スピン) となります。 また大型ヘッドの場合は、重心深度が深くなるため直進性が増します。 シャローフェイスで大型ヘッドの場合、ボールが上がり易く曲がり難い と言われるのは、このためです。 バールが上がり易い=飛ぶクラブ では有りませんので注意をして下さい。 重心高さ、重心深度、等々で検索すると沢山ヒットしますので ご自身でも調べてみて下さい。 *簡単に表記しすぎでチョット違うよ。ってのはご勘弁を・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。 検索ワード、参考になりました。いろいろ調べて研究してみます。 また何かありましたらぜひご回答願います。
お礼
いつも丁寧な解説をいただき、ありがとうございます。 スイートスポットと重心を結んだ線でヘッドの軌道を考えるとのこと ですが、よく言われる”低重心のクラブ”というのは、この線がやや 上向きに設計されていると解釈してよいのでしょうか? また、ボールのスイートスポットとこの線の角度についてですが、 ボールのスイートスポット(球の中心)とインパクトのポイントを 結んだボールの線と先のドライバーの線が一直線になる状態という 考えでまちがいないでしょうか? 理解が浅く、とんちんかんなことをいっているようでしたらご指摘 いただきたいと思います。よろしくお願いします。