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シーラーとフィラー
ALC 外壁塗装についてお聞きします。 工務店の仕様を伺ったところ、 (1) シーラーを塗る。 (2) 弾性吹き付けタイルでパターンを付ける。 (3) 仕上げ材を塗る。 となっていました。しかし、ホ-ムページを調べていると、 ALCは表面に目が沢山あるので、フィラーで目を潰した方が良いとの話も聞きました。 実際に、ALC への雨水の進入を抑えるためには、これで充分なのでしょうか? 弾性吹き付けタイルを使えば、フィラーを使わないでも、目は潰せるのでしょうか? もし、フィラーを使った方が安全ならば、 フィラーは有機物の表面を調整して、上に有機物の塗料を塗るためのものとも聞きました。 フィラーを塗るときには、ALCの無機質の表面にシーラーで塗って、 その後、フィラーを塗るべきでしょうか? そうなると、工程が多くなってしまうので、 フィラーを塗るならば、シーラーを省いても構わないものなのでしょうか? 工務店との打ち合わせは、営業の人を介して、伝言的に塗装屋さんと話すことになります。 なので、出来るだけ詳しい情報を知ってから、打ち合わせをしないと堂々巡りになります。 皆さま、お力をお貸し下さい。
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一言にフィラーといっても今いろんな種類があります 1 セメント系フィラー(無機) 2 樹脂フィラー(有機) 3 微弾性フィラー(有機) 主に上記の製品がありますが上に弾性タイルを塗装する場合、メーカー仕様では 1の上なら弾性シーラー+弾性タイル 2の上なら弾性シーラー+弾性タイル 3の上なら直接弾性タイルの仕様になります。 実際ALCにシーラー+弾性タイルで仕上られている場合もあるようですが 正規の仕様とは言いにくいです。 弾性タイルのメリットのひび割れ効力は一番に、下地の弾性ベースの下吹きにかかっているので それが一番肝心なのでそちらを気にされる方が良いでしょう。 もちろんこれでもしっかり吹けばALCの目はつぶれます。 ただ正直モルタルと違って、ALCの場合は目地部分での動きが大半なので 壁の面材が割れることは少ない為、新築でのその仕様自体が少し?の気もします。
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- SJHD
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No.1です。 >シーラーは、通常、モルタル面や、無塗装のサイディングなどの無機質の面と、 塗膜の有機質との間を接着させるものだと伺いました。 一方、フィラーは塗り替えなどの有機質の面に、塗膜がのりやすいように使われると…。 間違ってはいませんが、それでひとくくりの解釈をすることはできません。 ひと言にシーラー、フィラーと言っても多種多様の商品があります。 今回の場合は、ALC面に弾性吹き付けタイルという仕様なのでそれに応 じたフィラー、シーラーを選択する必要があるのです。 >なので、心配していたのは、ALC の無機質の面にフィラーが上手くのるかと言うことでした。 そんな心配はございません。塗らないほうが余程心配です。 >なぜ、弾性吹き付けタイルの場合は、フィラーの上に、 シーラーを塗る必要があるのかご教授頂ければ幸いです。 ありがとうございました。 どんな吹き付け材を施工するとしても、付着性を高め、吸い込み止めとして、また、セメント系フィラーを使用した場合にはアルカリ止めとしてシーラーは必要不可欠です。 中には、シーラーレスの商品もありますが、いかがなものでしょう? 私としては、後々問題が発生する可能性を考えた場合、あまりおすすめ できる商品ではないと思っております。
お礼
再度のお返事ありがとうございます。 セメント系フィラーは目潰しは出来ても単なる無機質面に仕上がるので、 上にシーラーでアルカリ止めが必要と言うことですね。 丁寧な説明ありがとうございました。
- kura-udo
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塗装業やってます 弾性タイルなのね ならフィーラーやればいいかな 弾性タイルは乾くとゴムっぽくなるので まず剥がれません、なので シーラーは無用です フィラーも弾性フィラー使うと良いですよ
お礼
お返事ありがとうございました。 理論的にはシーラーとは何か、フィラーとは何かを調べることは出来るのですが、 実際の使用方法に関する専門家の方のご意見は嬉しいです。 フィラーは、カタログでは有機質の面に塗るとありますが、 無機質の面にものるのですね。 ありがとうございました。
- SJHD
- ベストアンサー率40% (2/5)
仰るとおり、ALCの下地処理としてフィラーを塗るのは当たり前の事 です。一度、採用される商品のカタログ、見本帳の裏面の注意事項を お読みください。どこのメーカーのものにも必ず明記されています。 手元になければ工務店に依頼すれば持ってきてくれます。 フィラーにもセメント系、樹脂系のフィラーがあり、どちらでもよい と思います。 なぜフィラー処理をしなければならないか? ALCは発泡軽量コンクリートと呼ばれ、断熱・遮音効果にすぐれる外壁 材ですが、無数の穴が点在し、気泡中に空気や水分がが含まれているの でそれらが外気温度の上昇やその他外的要因により後々、外壁吹付け材 の膨れ現象などの事故が起こりやすくなります。 弾性タイルとなるとなおさらです。このような問題が起こらないように するために、ALCの表面の穴をフィラーを用いて目をふさぎ、平滑な面 を作り、直接外壁吹付け材に悪影響を与えないようにするのです。 >フィラーを塗るときには、ALCの無機質の表面にシーラーで塗って、 その後、フィラーを塗るべきでしょうか? その方がより丁寧です。 >そうなると、工程が多くなってしまうので、 フィラーを塗るならば、シーラーを省いても構わないものなのでしょうか? 普段ではよほど指示しないかぎりALC面に直接フィラーを塗ります。 そのことはなんら問題はありません。しかし、フィラーの上には必ず 弾性吹き付けタイル専用のシーラーは必要です。 それから、カタログ、見本帳の裏面を読んだついでに、工程表もチェッ クしてください。1平米あたりの塗料の塗り付け量が載っています。 この前も申し上げたように、弾性吹き付けタイルは何と言っても中塗り 材の厚みが命です。その辺はご自身でチェックするしかないと思います が、外壁面積 × 1平米あたりの塗料の塗り付け量 ÷ 一缶の重量 (ほとんど20kgです)で全部の使用缶数がわかります。(中塗り材だけ ではなく、下塗り(シーラー)、上塗り(トップコート)もふくめて) 電卓をたたけばすぐ答えが出ます。その缶数と現場で施工された缶数に 誤差がなければ優良な施工がなされたと、それ以下であれば、それ以下 (手抜き)であると言う事です。
お礼
お返事ありがとうございました。 大変良くわかりました。 > しかし、フィラーの上には必ず > 弾性吹き付けタイル専用のシーラーは必要です。 この部分が少し不明瞭なのですが、 シーラーは、通常、モルタル面や、無塗装のサイディングなどの無機質の面と、 塗膜の有機質との間を接着させるものだと伺いました。 一方、フィラーは塗り替えなどの有機質の面に、塗膜がのりやすいように使われると…。 なので、心配していたのは、ALC の無機質の面にフィラーが上手くのるかと言うことでした。 なぜ、弾性吹き付けタイルの場合は、フィラーの上に、 シーラーを塗る必要があるのかご教授頂ければ幸いです。 ありがとうございました。
お礼
お返事ありがとうございます。 いろいろなホームページを見ていると、 微弾性フィラーをALCの場合の塗装の下地に使っている場合が多いのですが、 理由が分かったような気がします。 とても分かり易い説明ありがとうございました。