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産業廃棄物として処分される医療機器譲り受ける
こんにちは。 現在友人が個人で中古医療機器の輸出をしており、先日一緒に働かないかと誘われました。一応名目(というか理想?)は廃棄される予定の医療機器を病院から買い取り、発展途上国に輸出するということらしいですが、産廃業者からかなり買い取っているらしく(相当安い値らしいです)、現在の在庫の主はそのルートからのモノだそうです。彼は悪いことだが、違法ではない、他の業者も普通にやっていること(←これは言い訳にもならずどうでもよい)と言い張るのですが、完全に違法ですよね?
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まず廃棄物処理法を疑いたくなりますが、お金を出して買取をしてくる限り、(本人が資産と主張すれば)廃棄物とは認められないのが日本の法律の現状だと思います。実際に輸出可能ならまず難しいでしょう。次にバーゼル条約が絡んできますので、バーゼル法(特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律)による許可が必要だと思います。なおこの法律でいう廃棄物は、先ほどの理屈ではなく、バーゼル法に定められたものになります。つまりややこしいことに、廃棄物処理法でいう廃棄物と、バーゼル法でいう廃棄物は一部別物なんですよね。この両方で廃棄物とみなされないか、きちんとバーゼル法による許可を受けているなら、(法律上は)問題ないと思います。法律のぎりぎり外側を歩いてるつもりが、いつの間にか超えちゃったなんてことにならないように注意してください。 産廃業者といえど、引き取った中古機器を扱うことも直ちに問題とはいえないと思います。ちり紙交換は、いい本が手に入ったら古本屋に売るわけですし。ただ扱うものによっては古物商の免許が必要です。 追伸 贓物をそれと知って扱えばもちろん違法です。
お礼
ということは輸出に関しても許可を得ている限り問題ないということ ですね。モラルの問題はあるにせよ、産廃業者にとっては おいしい話ですよね。 ご回答ありがとうございました。