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今のデジタル放送と将来のデジタル放送

デジタル放送はハイビジョンだと1番組でも、ノーマル放送だと3番組のマルチ放送が可能ですよね。 でも、今はサイマル放送でデジタルハイビジョン番組とアナログ放送のノーマル放送がなされています。 その時点で容量オーバーしているような気がします。 これは、たとえば、ドラマの場合、4:3にレターボックス化された映像をアナログとデジタルの両方で活用されているからでしょうか? アナログにはそのままで、デジタルではズームしているということでしょうか? もし、アナログ放送が終われば、レターボックス化しないで16:9のまま送ることになりズームのされない綺麗な映像が待っているということでしょうか?

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  • t-y70
  • ベストアンサー率38% (42/109)
回答No.3

現在のデジタル放送と将来のデジタル放送で変更があるとすれば、以下のようなことが考えられると思います。 現在ハイビジョン番組は1つのチャンネルで1つの放送しかできませんが、それはMPEG2と言われる圧縮方式を利用しているからで、その圧縮方式をH.264などの高規格のものに変更すれば、マルチチャンネルでもハイビジョン放送が可能になると思います。 ただし、現在市販されいるチューナーでは対応できない可能性が高いです。 さらに、現在NHKで研究されているスーパーハイビジョンといわれる映画館並みの高精細映像が放送されるようにもなるかもしれません。 ただし、この規格に対応したテレビは今のところ市販されていないので、将来的に放送されるとしても、テレビの買い替えが必要になると思います。 ワンセグ放送に関してですが、現在は携帯電話などのバッテリーの消費を抑えるために画質を抑えていますが、標準画質程度にすることも可能なので、携帯電話のバッテリーの大容量化や、消費電力の低下が進めば、画質の向上があると思います。 ただし、現在のワンセグ機器は標準画質での放送に対応していないので、実際に放送されるとしても、ソフトウェアのアップデートが必要であったり、携帯電話などは、ディスプレイ自体が標準画質の画面を表示できない事も多いので、その場合は買い替えないといけないと思います。 さらに、将来的にワンセグ放送のみを行う放送局も出てくると思います。 ワンセグ放送のみであれば、1チャンネルごとに13セグメントあるため、13個の同時放送が可能なので、CS放送のようなチャンネルが放送されるようになるかもしれません。 通常の放送局でも、現在通常の放送と同じサイマル放送をしていますが、別の番組を放送することも検討されているので、実際に別の放送をする放送局も出てくると思います。 いずれにしても、アナログ放送が終了すれば、標準画質で見ることがほとんどなくなるので、ハイビジョン製作番組のみになっていくと思います。 現在でも番組自体がハイビジョンでも、CMが標準画質のため左右に黒縁の入ることが多いのですが、このようなCMもハイビジョン化されると思います。

その他の回答 (2)

  • mutsuriku
  • ベストアンサー率59% (158/266)
回答No.2

ある放送局【××放送局】に割り当てられているものは概要は次の様になっています。 ◆デジタル放送 UHF帯の周波数(6MHz帯域幅)※ (映像:ハイビジョン1ストリーム、標準画質3ストリーム、1セグ放送/音声:最大8ストリーム/その他各種情報も可能) ◆アナログ放送 VHF帯の周波数(6MHz帯域幅) (映像1トラック/音声2トラックという規格) ※デジタル放送もアナログ放送も同じ周波数帯域幅(その放送で使うことが認められている割り当て周波数幅) は同じだが、この帯域を分割して幾通りにも利用できるのがデジタル放送の特徴。 で映像のアスペクト比や信号フォーマットの扱いについては 理論的には以下のようになります。 ◆デジタル放送 a)■ハイビジョン製作ソースA===================================================>デジタル信号送出(16:9信号) b)■標準画質製作ソースB==>ハイビジョン信号フォーマットに変換(リアルタイム)==>デジタル信号送出(16:9信号) c)■標準画質製作ソースB=======================================================>デジタル信号送出(4:3信号) ◆アナログ放送 d)■ハイビジョン製作ソースA==>標準画質信号フォーマットに変換(リアルタイム)==>アナログ信号送出(4:3信号) e)■標準画質製作ソースB=======================================================>アナログ信号送出(4:3信号) が、各局ともサイマル放送絡みとかのソース品質管理の一元化とかあって、 実際にはb)c)e)などは共通化 (共通化すれば、手違いでデジタルとアナログで異なった映像が流れるとかは理論上では防げることになります。) されていて、 b)■標準画質製作ソースB==>ハイビジョン信号フォーマットに変換(リアルタイム)==>【データF】==>デジタル信号送出(16:9信号) c)■【データF】==>標準画質信号フォーマットに変換(リアルタイム)==>【データG】==>デジタル信号送出(4:3信号) e)■【データG】==>アナログ信号送出(4:3信号) などのようになっているようです。 (局によっては事情が異なっていると思うのでどの方法を採用するかはケースバイケース) さらにNHKの場合は放送波の割り当てを複数持っている関係で、デジタル放送でも標準画質専用のチャンネルとかあるので、 a)とb)c)間にはリンクルートも存在することになります。 因みに、b)やb-1)のケースで、送出時のオプションパラメーターとして、4:3映像識別情報を別に添付すると、 それをデジタル信号入力対応の4:3テレビで見ると、テレビ側が自動で黒帯が無い4:3にズームされるようになりますが、 これを活用して放送しているのは地上波ではNHK教育のみ、他は一部のBS放送のみです。 因みに、例えばデジタル放送でも、放送時は標準画質で放送されたものは、放送時の契約とか著作権がらみも影響するので、一般的には将来の再放送時も同じ形態でしか放送されないと思います。

kunimonta
質問者

お礼

詳しい解説をありがとうございました。 勉強させていただきます。

  • K29igawa
  • ベストアンサー率41% (23/55)
回答No.1

現状、例えば民放だと、地上アナログ放送用に1チャンネル、地上デジタル放送用に3チャンネル(相当)が割り当てられているので、容量オーバーということは無いと思います。 画面サイズについては、最初から4:3で製作された番組は、地上デジタルでも4:3のまま放送しています。この場合、画面の左右に黒帯が入ります。番組によっては、黒帯ではなく壁紙のような模様が入るケースもあります。 一方、16:9で製作した番組をアナログ放送で流す場合は、NHKのBSではレターボックスの4:3にしているようですが、民放の地上波ではほとんどの場合、上下に黒帯を入れず通常の4:3サイズで放送しています。この際、左右を圧縮するようなことはせず、恐らくサイドカットして放送していると思われます。(我が家には、同じ部屋に液晶ワイドテレビと4:3のブラウン管テレビがあり、同じ番組を見比べてみようとしたことが何度かありますが、いかんせん地デジのほうが1-2秒遅れて受信されるので、同時比較ができず、感覚でお答えしています。申し訳有りませんが、録画して静止画で比較するほどの熱意は持っていません) いずれにせよ、現状でもズームや圧縮した映像が流されていることはないと思われます。要は、綺麗な映像かどうかは、その番組がハイビジョン製作されているかどうかによります。アナログ放送が終了しても、ハイビジョン非対応の旧来のカメラで撮影された番組は、あくまでも標準画質です。

kunimonta
質問者

お礼

大変貴重な回答をありがとうございました。 勉強させていただきます。

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