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(狂言)「茶子味梅」、「釣り女」が収録されている書籍は?

狂言の「茶子味梅」と「釣り女」が収録されている書籍の名をご存知の方は居られませんか。2冊に及んでも結構です。 可能であれば図書館で閲覧できるものを希望します。 「釣り女」は「釣り針」になっているかもしれません。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nomnam482
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回答No.1

あらすじをお知りになりたいのであれば下の本が便利だと思います。書店でも入手可能です。 『狂言ハンドブック 改訂版』三省堂、2000年 『狂言鑑賞二百一番』淡交社、2005年 詳しく台詞も知りたいのであれば、「茶子味梅」は和泉流専有曲なので、和泉流の台本から採った本か、両派の曲を掲載しているものにあたる必要があります。 手元に両曲が載っている本がなかったため、古典全集などには載っていると思いますが、目次の確認ができません。 ただ、和泉流の曲を網羅している、 『狂言集成』能楽書林、1974年 ならば載っていると思われます。 ほかに多くの図書館にある『日本古典文学大系43 狂言集(下)』岩波書店、1961年には「釣針」が収録されています。『日本古典文学大系42 狂言集(上)』に「茶子味梅」が上巻に収録されているかもしれませんが、目次が確認できないため、わかりません。 ところで「釣り女」という表記を私は狂言では見たことがありませんが、どちらでご覧になったのか興味があります。

sono-higurashi
質問者

お礼

書籍のご紹介、有り難うございます。 1 日本古典文学大系42 狂言集(上) 岩波書店に「茶子味梅」は収録されていませんでした。同43巻には確かに「釣針」が収録されていて、拝借してきました。 2 急ぐ話ではないので『狂言集成』能楽書林は心に留めておきます。焦点が定まったので無駄がなくなって助かります。 3 『狂言ハンドブック 改訂版』三省堂は偶々、目を通してありました。 4 私の狂言の知識は皆無です。「釣り女」という表記は次によって知りました。  ア) 新潮文庫、柳田国雄著「毎日の言葉」P.130 それよりも古い所では狂言の「釣り女」に、「オカッサマを釣ろうよ」と太郎冠者の謂うのも主婦のことで、是などは全国一様の促音がまた挟まって居る。 イ)その後、狂言関係の書物に「釣り女」は見当たらず惑いましたが平凡社、西野春雄他編「能・狂言事典」のP202の「釣女」の部に 「『狂言記』では<<釣女>>と称し、これを脚色した歌舞伎舞踏の<<釣女>>は一九〇一年の初演で、本名題は<<戎詣恋釣針>>。」 との記述があって「釣り女」=「釣針」らしいと見当がついた次第です。今、考えると「釣針」が正式名なのかもしれないと思います。困惑させたとすれば済みませんでした。 お蔭様で「釣り女」は解決しました。「茶子味梅」も身近な書籍で解決すると有り難いので7/1(日)までは締め切らないでおきます。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

sono-higurashi
質問者

補足

お礼の欄の4のイ)に “P.202の「釣女」の部に”とあるのは“P.202の「釣針」の部に”の誤りです。失礼しました。

その他の回答 (1)

  • nomnam482
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回答No.2

ちなみに国立能楽堂の地下には図書室があり、能狂言関係の資料が揃っています。上演映像も見ることができます(有料ですが)。ただ開室時間が短いこともあり、お近くの図書館で用を足したいということであれば、ちょっと利用しにくいかもしれません。ともあれ、最後にはここに行けば確実に手に入ると思います。 「釣り女」の疑問に詳しく答えていただいてありがとうございました。なるほど狂言記でしたら、現行の曲と表記や内容が異なっていても納得です。『狂言記』は岩波の「新日本古典文学大系」にありますね。

参考URL:
http://www.ntj.jac.go.jp/useguide/lib.html#3
sono-higurashi
質問者

お礼

国立能楽堂の図書室の存在は知りませんでした。最後の拠り所として有り難いです。 『狂言記』は町内の図書館にあるそうです。読みこなせるのか、読むべき優先順位はどうなのか直接手にして決めようと思います。 ご親切に有り難うございました。

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