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独立開業にあたりのれんわけは?
10年近く社労士事務所第一線で仕事をしてきましたが、 この秋独立することになりました さて、勤務から独立する際は、のれんわけなるものを あるのが一般的なのでしょうか? ちなみに自分の事務所は150社ほどの顧客があり、自分の担当は 約60社ほどでした。長く勤務していたこともあり、 先様から乗り換えの話も10件ほどすでに出ています
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- sionn123
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ayainuさん こんばんは のれん分けとは、言ってしまえば「独立採算制の支店」みたいなものですよね。したがって今で言う所のFCみたいなものです。ですから、事業所名も、今までお勤めした事務所と同じ事業所名を使ってその後に「○○支店」的な名前を付けるのが一般的かと思います。東京で言うとのれん分けの代表的なお店は「藪そば」(神田の藪そば・並木の藪そば(浅草)・上野池之端の藪そば)です。 のれん分けの長所としては、元のお店にとっては低費用で支店を持てる(支店の経営者が独立費用を殆ど持つため)事つまり低費用で各地に同じ名前のお店が出来るので宣伝効果画ある事、お客様にとっては近くにのれん分けされたお店が出来れば同じサービス(先程のそば店で言えば同じ味の同じそばを食べられる)近くで受けられるつまり安心出来るお店と言う事メリットが有ります。 のれん分けのデメリットとしては、元もとのお店がのれん分けしたお店にお客様を奪われて売上が下がる可能性があると言う事です。 社労士事務所の場合は、事務所にお客様が付いている場合と社労士さんにお客様が付いている場合とが有るかと思います。後者の場合は、のれん分けでなくてもその社労士さんが独立すればお客様も一緒に移転してしまう可能性が有るわけです。それが多分ayainuさんの言う所の10件なんだろうと想像します。 前者の場合は、担当の社労士さんが誰であっても良い訳で、社労士さんが云々でなく事務所の信用度で仕事を依頼するわけです。したがって余程の事が無い限り依頼する事務所を変える事は無いでしょう。それが例えのれん分けであったとしても・・・。しかし、ayainuさんの場合は今お勤めの事務所の1/3位の仕事をこなしている訳ですから、ayainuさんが抜けた事によって今までと同じ仕事量を残ったメンバーでこなす事が出来ないと考えたなら、経営者がのれん分け的な形でお客様を紹介する事があるかもしれませんね。その場合は今までと同じ事務所名の方が信用度を引き継ぐと言う意味で良い訳ですから、この場合はのれん分けもありかと思います。 または今お勤めの事務所の経営者が、FC的な感覚で支店を増やして全体としての仕事量を増やし会社として大きくして行きたいと言う野心に満ち溢れている経営者なら、のれん分け的な事は有るかと思います。 多くの場合はayainuさんが独立して新たに始める社労士事務所は、今までお勤めの事務所の商売敵になる事が多いので余程今までの経営者に信用されて無い限りのれん分け的な形での独立は無いと考えた方が良いでしょう。 色々書きましたが、何かの参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございました 確かにのれんわけスタイルは難しいようですね かといって、顧客をもらっていくわけにも行かないですし・・ 狭い世界だけに考えさせられます・・