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バッテリーあがりの対処方法について
他車からリードしてもらう場合、一般的には自車の+端子を他車の+端子へ、自車の-端子を他車の-端子へつなぎますが、これでは極端にあがりきってしまったバッテリーではエンジンはかかりません。(経験上) そこで、友人から聞いた話なのですが、このような場合、前述のような「並列つなぎではなく、直列つなぎにするといいよ。」とのことでした。 要するに、自車の+端子から他車の-端子へ、他車の+端子から自車の-端子へつなぐといいと言うのです。 これって理論上正しい事なのでしょうか。教えてください。
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車の専門家ではないのですが..... 直列つなぎだと、自車(上がったほう)のバッテリーのプラス端子にマイナス マイナス端子にプラスが掛かりますね. バッテリーが完全に死んでいたとしましょう。 すると、自車の社内の電圧関係はどうなるでしょう? プラスマイナスが逆になりますね. 電装品が昇天するか、ヒューズが飛ぶかのいずれかでしょう。 また、バッテリーが完全に死んでいなかったとします。 この場合は自車バッテリーに逆電圧が掛かりますから、 ショートに近い大電流が流れます. 他車(救援車)のバッテリーはショートさせたのと同様になります。 更に、バッテリー以外に原因があったとします。 バッテリーはどちらも充電されていますから 2つのバッテリーはお互いに出力を短絡させられた状態になります。 (電池を2つ直列にして、そのプラスマイナスをショートしたのと等価) というわけで、何れの場合でも車やバッテリーにダメージを与える筈です. ところで、バッテリーが上がりきったときの充電ですが、 接続してからしばらく(10分ぐらい)待ってみましたか? 上がりきった場合、 接続した直後は上がったバッテリーに電気を食われて セルモーターを廻すだけの余裕が無い場合があります。 また、バッテリーコードはそんなに太くないため電圧降下が激しく、 ぎりぎりのところでセルモーターを廻しているのが普通です。 で、接続後にしばらく待つと、自車バッテリーが充電され この電気と他社からのコードの電気の両方でセルモーターを廻す事ができます。
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- pink-panther
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並列、直列は以下のようにつなぐ事です。 (並列) (直列) ┏━━━┓ ┏━━━┓ ┏━━━┓ ┌┃- +┃┐ ┌┃- +┃──┃- +┃┐ │┗━━━┛│ │┗━━━┛ ┗━━━┛│ │┏━━━┓│ (1) (2) ├┃- +┃┤ │┗━━━┛│ (1) (2) この時に、(1)と(2)を直接つないでしまうと短絡(ショート)してしまいます。 magicさんの書いてある通りつなぐと、、(1)と(2)を直接つなぐ事になり 直列というよりただ単に短絡させているだけに過ぎません。 直列につなぐと、電圧が増えて電装機器に支障が出るかも・・・? > 極端にあがりきってしまったバッテリーではエンジンはかかりません。 とありますが、自車のバッテリーをはずした状態でも先述の方法でかかります。 当然だけど、自車の電気系のスィッチをすべてOFFにします。 他車のバッテリーにケーブルをつなぎます。 他車の+に自車の+をつなぎます。 他車の-を自車にアースします。 この状態で、他車に2000~3000回転くらい回転数を上げてもらって 自車のエンジンをかければ、かかります。
お礼
ご回答ありがとうございました。図解までしていただいて大変よく解りました。
先ほどの回答に書き忘れましたが、接続の際にはブースターケーブルがラジエターのクーリングファン等に巻き込まれないよう気をつけてくださいね。2次災害のもとですから(^^;; あと、取り外しは接続の逆でやってくださいね。
お礼
初めのご回答でのご指摘のように、バッテリーの交換時期かもしれません。 ありがとうございました。
その、直列つなぎ、というやつで、エンジンがかかったとしましょう。そうするとマイナスはボディーアースにとってあるので、そこに救援車のバッテリーの+端子から電流が流れ込むわけですね。で、エンジンがかかるとバッテリーがあがっていた車の方もダイナモが稼動を始めますからバッテリーを正しく充電しようとして電気を送ります。バッテリーに電圧が発生すれば、当然のようにボディー(アース)はマイナス側となります。ボディーが+と-を同時に帯電することとなり、こんな場合、普通ショートしますよね。 バッテリーの極性が変わる(+が-になる)ということは構造上あり得ません。 したがって結論ですが、御友人のお話はおかしいと思います。 すでに皆さんがお答えの通り、ブースターケーブルの容量の問題です。普通のケーブルで始動できない場合は、救援車からの電流をより多く届けてやる事に専念すれば良いのであって、容量20Aのものであればガソリンエンジン車であればほとんどの場合始動できるはずです。もしセルモーターの動きが悪ければ、さらに同時接続でブースターケーブルを増やしてやれば良いのです。結果的に太いケーブルを使用したのと同じ効果が得られます。 やったことがないので判りませんが、直列つなぎ、をやれば、おそらく救援車側にも少なからずトラブルが起こると思います。
お礼
「同時接続」とは大変参考になりました。また機会があればやってみます。 ありがとうございました。
Kokaさんも回答されていますが、車載されたバッテリー同士で直列つなぎはやってはいけません。というより言語道断です。理由も書かれているとおりです。救援側の車の電気回路を破壊しますよ。 なお、救援の仕方ですが、接続してからエンジンかけずにそのまましばらく待っていても何の解決にもなりません。救援側のバッテリーを消費するだけです。 バッテリー上がりの対処というのは救援車のバッテリーでエンジンをかけるだけが目的です。 本当にバッテリー上がりだけが問題の時の対処の仕方は、 両車のエンジンは切ったまま、 1.まず被救援側の+にコードを接続、 2.救援側の+にコードを接続。 3.つぎに救援側の-にコードを接続。 4.被救援側のエンジンからでている金属部分に-コードを接続、 5.救援車のエンジンをかけ3000回転以上をキープ。 6.被救援車のエンジンスタートです。 このとき被救援側の電装部品(エアコン含む)の電源はすべてOFFにしておくこと! 手順4で-端子に繋がずエンジンに繋ぐのは途中の電気回路を通さず、直接アースを取る形にしてやることで、無駄な抵抗を省く目的と、昔はバッテリーからでる水素ガスに引火爆発の危険性があるのでそれを防ぐのが目的と言われていました。後者の理由についてはいまや有名無実に近い物がありますが・・・(笑) これでやって一発でかからないときはバッテリー以外にも問題がある場合があります。エンジンのクランク音を聞ききながら何遍やってもだめそうであれば、しかるべき機関へ相談してください。 またエンジンがかかった後は、普段より高回転をキープしながら30分以上そこいらへんを走り回って充電をするようにしてください。決してここでエンジンを止めちゃだめですよ。またかからなくなります。 バッテリーの寿命は3冬だとよくいわれます。これをすぎたバッテリーなら交換時期といえます。また一度あげてしまった(過放電してしまった)バッテリーは上がり癖がつきます。こちらもその場はよくても、次の冬か夏にまたあがりやすくなります。やはり交換を考えた方がいいですね。
- toyohi
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観点を変えて考えてみましょう。 接続するコ-ドはどんな物をお使いですか?相手の車より自分の方が大きい場合など、負担が多いときには、コ-ドが細かったり長すぎたりすると、電圧降下(抵抗)が大きくなり、せっかく救援者のエンジンを吹かしても、自分のセルが回らない場合があります。リ-ド線にも、20A用(細い)とか、100A用(太い)とか、いろいろありますから、なるべく太めの物を準備しておくとよいでしょう。 このことは、実際私が経験しました。
お礼
ありがとうございました。参考にいたします。
あ、あとあがりきった時の対処法として、tntさんがおっしゃて いるように、繋いでからしばらく待つのも有効ですし、その他に 救援車のほうを少しふかすと電圧が安定するのか、かかりやすく なる場合があります。
お礼
ご友人の実体験からも、やってはいけないことだとよくわかりました。 ありがとうございました。
「+と+、-と-」を繋ぐというのは、要するにあがってしまった バッテリーの変わりに、他車(救援車)のバッテリーを使って エンジンを始動させる……ということですよね。 「+と-、-と+」を繋ぐというのは、バッテリー単体へ繋ぐ だけなら、ひょっとしたら充電出来るのかも?とも思いますが、 バッテリーの端子に回路がつながったままやるのは危険だと思い ます。なぜなら、バッテリーがあがった側の車にとっては、+と- を逆にしてバッテリーを繋いだことになるからです。 以前、バッテリーの左向き、右向きの製品を間違えて買ってきて そのまま繋いだら、大元のヒューズが飛んで、まったく電流が 流れなくなった友人がいます。ヒューズだけで済めばいいんで すけど。
お礼
「接続後10分待つ」というのは参考になりました。今度そうしてみます。 ありがとうございました。