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メネラウスの定理
メネラウスの定理は、教科書や参考書では、 「BP/PC・CQ/QA・AR/RB=1」と提示されていますよね。 テストの「メネラウスの定理の逆」を使った証明の中で、例えば、 「PB/PC・RA/BR・QC/AQ=1」のように入れ替えて提示したら、誤答ないしは減点になるでしょうか? どなたか教えて頂ければ幸いです。
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(#1) (BP/PC)・(CQ/QA)・(AR/RB)=1 が、<好ましい>。 箇条書きなりますが, *<好ましい>理由は、メネラウスを実践で使用する時に、 何処から出発して、何処で終わるか、ハッキリするのが(#1)です。 *(#1)は、 B(出発)→P→C→Q→A→R→B(終点)の経路、 (出発)と(終点)が同じである、を明示しています。 閑話 *今は余り見かけませんが、かっては、 チェバの右辺を=1、メネラウスの右辺を=ー1としてありました。 *此れは、BPやPCを<有向線分>と見た時の式です。 *<有向線分>と見るとAB≠BA、AB=-BA。 *<有向線分>=<一次元のベクトル>。 *平面なのに、<一次元のベクトル>とは?、と思われるかもしれません。 *此処で言う<一次元>とは3本の直線を、<各々、一次元>と表現しています。 *この見方は、BPとPCの向きが逆転する、を明示します。 *結果として、右辺は=-1となります。 http://www.auemath.aichi-edu.ac.jp/teacher/iijima/archive/Fukagawa/961209.htm ○しかるに、昨今は殆んど=1 としてあります。 *<有向線分>=<一次元のベクトル>ではなくて、 <有向線分>=<ベクトル>の解釈が、体勢を占めているようです。 *かくが故に、=1と。 閑話休題 (#2) (PB/PC)・(RA/BR)・(QC/AQ)=1、<正しいです> *(メネラウス)と書いてあり(#2)の式が書いてあれば、(#1と書いてある)と思い込むほどです。 *<好ましくは、ありません。> *理由は、上から数行目の逆です。 *経路が不明であり、始点・終点も不明です。 *回答するために(#2)を辿ってみました。 *迷子になりました。 *(BP/PC)→(PB/PC)だけではなく、(QC/AQ)と(RA/BR)が逆転し、更に点の取り方まで、3項で不統一に記述されています。 *当然ながら、<質問>のための記述です。 *無意識では此の記述は出来ません。 <正しい式>であれば、<減点出来ない>のが<原則>です。 *採点者は、<(#1)と思い><気が付かないでしょう>。 *<気が付いたら>・・・ちょっと、怖いほどです。 もし、(#2)が学校の試験で、実際に書かれていたら、 <減点するか、否かの前に>此の式を書いた生徒に如何に対処するかを考えるでしょう。 <減点するか、否か>は、 公式の試験(入学試験など・・・)では、<減点できません>。 学校の試験ならば、採点者の<性格>に依存します。 少なくとも、生徒に何らかの指導をします。 質問の本意は、判りません。 <此の種の回答>を予想し、穏やかに笑っておいでになると推測します。 此のあたりで・・・。またの日を楽しみに。
お礼
回答ありがとうございます。 もっと前に、お礼を投稿したのですが、なぜか反映されていませんでした。 ご丁寧に教えて頂き、大変参考になりました。深謝いたします。