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35歳の黄斑変成症。一方の目は年を取ってから発病しそうでしょうか。
現在60歳。女です。35歳の時、原因不明ということで発病しました。光凝固は新生血管が中心かに近くかえって視力を落とすと言われました。視力は0.1出ません。 発病した時、かかった先生には怒られましたが、自分の意思で愛知県、杉田病院へ行き、治療できないと言われました。 初めの先生のところで、止血剤をしばらく飲み、出血止まらず視力少し落ちたので、杉田病院へ行き聞いてくるようにと。 2度目に行ったときは、名前は忘れましたが、結核の薬を飲むよう言われました。初めの先生に戻って飲みました。 そのせいか、たまたまか、病気は落ちつきました。 その後60歳まで両眼異常なく生活に不便はありません。 正常な片目が発病する可能性、気をつけることがあるか、知りたいのです。 又現在でしたら、ステロイド、PDT、アバスチンなどと言う療法があるようですが、60歳以降の年齢では治療できるでしょうか。 又、日光に当たると良くないのでしょうか。現在まで気をつけた事はないのですが。よろしくお願いします。
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- hiropon626
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>中心かにかかっていなければ、焼く事もできるが・・と言う事でしたから、ドライタイプでは、なかったのではないでしょうか。 その時点ではドライタイプではなかったのだと思います。 >なお突発性という事は、あくまで原因不明で予防もできかねると考えてよいのでしょうか。 そうですね。しかし、このタイプは多くは片眼性であり、もう片眼に出ないことの方が多いですよ。 予防策ですが、オキュバイトという加齢黄斑変性予防のサプリメントが出ています。
- hiropon626
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網膜硝子体疾患専門の眼科医です。 確かに#1の先生のおっしゃるように結核と加齢黄斑変性との関係は言われてはいません。 脈絡膜結核腫などができて沈静化して瘢痕になり、ドライタイプの黄斑変性状になることは考えられます。(通常は両眼ですので可能性は低い。脈絡膜結核腫を疑って結核の薬を出したのかも、、、) 発症年齢が若く、片眼性発症であること、また、現在まで症状に変化がないので、恐らくは特発性脈絡膜新生血管ではないかと思います(見てないので推測ですが、一番考えられる)。 もしも加齢黄斑変性症であるならば、もう一人の先生のおっしゃるのが予防法になります。余談ですが、タバコをすわないということと、ビタミンAをたくさんとるのはセットで考えてください。米国の調査でも、喫煙者がビタミンAを大量に摂取すると、却って黄斑変性の発症率が上昇するという結果が出ています。 特発性脈絡膜新生血管の場合は恐らくもうドライタイプの変性になっていますでしょうし、治療適応にはならないと思います。いずれにせよ一度現在の状態を知る上でも眼科で診てもらっておいたほうがよいでしょう。 治療についてですが、 PDTの場合は黄斑の真ん中の中心窩下に病巣のある滲出性の加齢性黄斑変性症のみ(拡大解釈して、ポリープ状脈絡膜血管症もOK)が適応になりますし、ドライタイプは意味がありません。(最近はPDTも以前に比べると適応疾患が減ってきて、関西ではアバスチンが非常に増えています。PDTは患者さんの金銭的・肉体的負担が大きく、その割りに効果が出にくいのも理由の一つでしょう。アバスチンは安いですし、効果も大きいので) ステロイドはRAPや活動性の高い特発性脈絡膜新生血管に行われることが多く、アバスチンも活動性病変でなければあまり意味がありません。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 十分理解できるとはいえませんが、今後の参考にさせていただきます。もし、片眼に起きたような時は、先生にお聞きしたような治療を受けて見たいと思います。 先生のおっしゃるように、止血剤の効果なく、新生血管を焼くことはできないので、結核の薬を試してみたように思われます。 そして、その薬が効いて止血したような気はしていないのです。 中心かにかかっていなければ、焼く事もできるが・・と言う事でしたから、ドライタイプでは、なかったのではないでしょうか。 ただ、「何もしない訳にもいかない」と言う事だったのではないかと・・ もう片眼が、加齢性黄斑変性症になりうると考えて、1の先生の注意も実行しようと思います。 初めの時見ていただいた先生に言われた事を思い出しますに、やはり、どの先生も「突発性」「レーザーはだめ」「何もできない」と言う事だったと思います。 なお突発性という事は、あくまで原因不明で予防もできかねると考えてよいのでしょうか。
- y8gool
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大学病院の眼科医です。 結核と黄班変性症は関係があるという報告は有りません。 結核の薬が効果があるといったこともありません。 直ったというのも、因果関係はありませんでしょう。 薬物療法に期待が持てるものが一つあります。 インターフェロン療法ですが、血管内皮細胞の増殖を抑える作用があります。 これを毎日続けて注射して、新生血管の発育を抑えようとする治療法です。 初期の小さな新生血管には有効とされています。 初期に見つけるには、アムスラーチャートが簡単で早期に発見できます。
お礼
再度ご返事いただきありがとうございました。 小児期の結核が、片目の視力を落とす原因になったのか、ずっと疑問に思っていました。これで納得いきました。 眼鏡屋へ行って見ました。人に不審に思われぬように、顔を見るたびに、説明もできませんので、ごく弱い色のサングラスをまず作ってみようと思います。 (濃い色の方が、はっきり見えるとは言われましたが) それにつけては、眼科を受診してからメガネを作ろうと思います。 最近、骨密度が低下してきて、外出するよう言われますし、家に閉じこもっているのは好ましくない年齢になってきましたので、外出はしたいので、予防策をとりたいと存じました。 両目が暗くなる心配をしていても、進歩はありませんので、その時は又医学も進歩している事と思い、とりあえず、野菜をもっと食べ、メガネを変える。初期に発見、治療する事については眼科で聞いてみようと思います。大病院は近くにないので、発見できないかもしれないとは思いますが。 お忙しいところ、回答いただきありがとうございました。
- y8gool
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大学病院の眼科医です。 黄班変性症の進行を抑えるには 禁煙を守る、野菜を多く食べる、生活習慣病を予防する、日光を避ける 野菜を多く摂る ビタミンA,C,E βカロテンなどを含む緑黄色野菜や、柑橘類、キャベツなど 摂取することをお勧めします。 生活習慣病を予防する 動脈硬化を促進する高血圧症、糖尿病、心臓病などの予防、不規則な生活を正し 高脂肪な食事を摂らない 日光を避ける 強い光が黄班部に当たると悪い刺激になり悪化します、外出時は黄班変性症用の サングラスをかけるなど 後は咳き込んだり、便秘で力んだりすると眼圧が上がり新生血管が破れて出血する事があります。
お礼
どうもありがとうございました。 黄斑変性症用のサングラスと言うのは知りませんでした。 眼鏡屋で聞いてみようと思います。 もう一つ疑問な事があるのですが、25年前、止血剤を飲んでも、出血するので、かかっていた眼科から、愛知県杉田病院へ聞きに行かされました。 一度目に自分の意思で行った時は、「治療できない」ということでしたが、2度目の時は「結核の薬を飲むよう」に言われました。名前は忘れました。 9歳の時結核にかかっていますが、目にきたときは検査して何も病気はありませんでした。 結核でないのにどうして結核の薬か、腑に落ちないのですが、過去の結核菌が体内にあるからと言う事なのでしょうか。 その後、新生血管の出血は収まりました。 もし、片方の目に病気が出た時、「結核の薬を飲んでから止まった」と言うべきでしょうか。 その時の先生は高齢で仕事は辞められましたので。
お礼
どうもありがとうございました。 眼科で貰ってきた冊子と、質問に回答下さった内容とを読み合わせて、ずいぶん、多くの事が理解できるようになりました。 当時疑問に思ったままの事も、かなり分かりました。 小都市にいるので、専門的な眼科もなく、それ用のサングラス、サプリメントも、早速に手に入る事はなさそうです。 もし異常が起きたような時は、得た知識を生かして、それなりに対処したいと思います。 どちらの先生にも役立つ情報をいただきましたので、ポイントで差をつけたくありませんので、失礼ながら、ポイントは無しにさせていただきました。 又、眼科の方で何かありましたときは、よろしくお願いします。 ありがとうございました。