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インターフェロン治療後のC型肝炎検査の結果について

家族の話です。 10年位前にC型肝炎に感染している診断され、2年前にインターフェロン治療を行いました。約1年間治療を続けて、幸いにもウィルスの検出がマイナスという結果となりました。その後の経過観察でも約半年間はウィルスの検出値はマイナスを維持し、肝機能も正常という結果でした。 しかし、先日の自治体による無料健康診断で行われたHCV抗体検査で『陽性』という判定が出て、肝機能の低下も指摘されました。 一度感染した場合、治療を受けてウィルスの検出値が治療後一定期間マイナス値を維持していても再発してしまうものなのでしょうか?または、再発していなくても一度キャリアになった場合は、こういった検査では陽性となってしまうものなのでしょうか? 今回検査を受けた病院で再検査をしているので、その結果を待って医師の診断を仰ぐのがベストというのは分かっているのですが、つい心配になってしまいます。 経験者、もしくは専門的な知識をお持ちの方のご意見を頂けたらと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • cyp2e1
  • ベストアンサー率58% (24/41)
回答No.4

No.3の方の回答の通り、HCV抗体陽性の意味は、現在感染している場合と、過去に感染したことがあっても今は感染していない場合がありますので、HCVに感染しているかどうかはHCV-RNA定性検査が必要です。 インターフェロン療法でウイルスが消失した場合でも、HCV抗体検査は基本的に陽性のままです。私はC型慢性肝炎患者様のインターフェロン療法に健康保険適応以来携わっていますが、ウイルスが消失した患者様から、時々質問者様と同じ様な質問を受けることがあり、肝機能障害がなければ問題ないと答えています。また、ウイルスが消失した患者様には、健康診断や他の病院にかかったとき、HCV抗体陽性を指摘されることがあるが、心配ないとあらかじめ言っています。 しかしながら、質問者様の場合は肝機能の低下も指摘されたという部分が問題です。ほとんどの場合は、脂肪肝などのHCV以外の原因で肝機能の低下が認められているのだと思いますが、ごくごく希な症例ですが、インターフェロン療法後ウイルスが消失したと診断された後に、再発したという症例報告があります(私も経験があります)。 インターフェロン療法によりHCVが消失したと診断するのは、治療終了後6ヶ月後に、HCV-RNA定性検査が陰性化したことを確認することで診断します。通常は、これでC型慢性肝炎は治癒したと考えます。しかしながら、上記のようにごく希に再発する症例が認められるため、定期的に肝機能検査をすることが推奨されます。それは、インターフェロン療法をした病院でも良いですし、年一回の健康診断でも良いと思います。 私は、インターフェロン療法で治癒した患者様も、6ヶ月ごとに血液検査をするようにしています。 おっしゃるとおり、再検査の結果を待って医師の診断を仰ぐのがベストです。

82mo420
質問者

お礼

アドバイスありがとうございました。 >質問者様の場合は肝機能の低下も指摘されたという部分が問題です。 脂肪肝の指摘は健康診断のたびに受けてはいるようですが、インターフェロン治療後の1ヶ月ごとの定期検診では、肝機能に関して毎回正常値の範囲内だったので、今回の検査結果は非常にショックでした。 本人も陽性反応が出たことよりも、数値が悪化してることに動揺しているようでした。 ただ、検査結果を楽観的に捉えても、悲観的に捉えても仕方がなく、検査結果は検査結果でしかないという事が理解できた点は非常に救われた思いです。(最悪のケースでないように祈る事は変わりませんが…) >再検査の結果を待って医師の診断を仰ぐのがベスト 再検査をお願いしている医師は、インターフェロン治療時の主治医とは異なるのですが、結果が出てからよく相談したいと思います。 詳しいご説明どうもありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • r_nurse
  • ベストアンサー率65% (180/274)
回答No.3

看護大学の教員です。 再発の可能性等の個別の病気に関する質問と回答は適切ではないと思いますので、検査方法についてのみお答えします。 HCV抗体検査というのは、C型肝炎ウイルスに対する抗体の有無を調べるものですから、陽性であるということは、参考サイトにあるように、1)現在もウイルスがある状態、2)過去に感染したが、既にウイルスは駆除されている状態のどちらかを意味します。 この検査は検診などで感染の疑いのある人を見つけるために用いる検査であり、いくら無料でもHCVに感染し治療を受けた方が受けるのは、採血の痛みと検査試料を無駄にするという点でも、あまり意味がないと思います。 治療を受けてきた患者さんはHCV-RNA検査を受けて来ていると思いますし、こちらでウイルスの有無を推定するのが一般的であると思います。肝機能の低下については、過去の肝炎の影響かもしれませんし、薬剤など他の理由によるかもしれません。採血時の溶血等の影響もあるかもしれません。 再発のことも含め、次回の医師の診察時に確認をされるとよいと思います。

参考URL:
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_12.html
82mo420
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 HCV抗体検査について「抗体の有無」を調べるものと理解しておりませんでした。陽性の反応があったとしても、再発をしていないのであれば、「2)過去に感染したが、既にウイルスは駆除されている状態」と解釈できるのですね。 再検査の結果が出るまでぬか喜びは出来ませんが、言いようのない不安が少し解消されました。 >感染の疑いのある人を見つけるために用いる検査であり、 >いくら無料でもHCVに感染し治療を受けた方が受けるのは、 >採血の痛みと検査試料を無駄にするという点でも、あまり意味がないと思います みどりの検診で他にも採血を行う検査をしたついでに、無料だったため検査をお願いしてしまったようです。「検査試料を無駄にする」という発想は、家族も私も全くありませんでした。はしかの検査薬やワクチンが不足しているというニュースを聞くと、無料に甘えて「検査試料を無駄にする」という事を理解できてなかった事を恥ずかしく思いました。 >再発のことも含め、次回の医師の診察時に確認をされるとよいと思います。 再検査をお願いしている医師は、インターフェロン治療時の主治医とは異なるのですが、結果が出てからよく相談したいと思います。 詳しいご説明どうもありがとうございました。

  • komimasaH
  • ベストアンサー率16% (179/1067)
回答No.2

ここに詳しく書いてありますのでお読みになっては いかがでしょうか。特に保険の適用について。 http://www.medi-navi.com/tes-tr/diges/016.php 知り合いがインターフェロンの治療を受けたときの話しです。 インターフェロンではウィルスがまったくのゼロには ならないことが多いのだそうです。従って再度治療を受けなくては ならないことは覚悟しなくてはならないと言っていました。 肝ガンにならないだけマシだとも。

82mo420
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 ご紹介いただいたURLの記事は大変興味深く拝見いたしました。 2回目以降の治療に関して、保険が適用されないケースの例外があることはしらなかったので、その点では大変参考になりました。 しかしながら、今回質問させていただいたのは、インターフェロン治療に関する効果や費用等の話ではなく、治療(ウィルス除去)後の再発の可能性やHCV抗体検査の結果の解釈についてです。 >肝ガンにならないだけマシだとも。 ウィルスの完全駆除が出来なくても、最悪の事態を避けられる確率が高くなるのが期待できるという点もメリットとして理解し、治療に臨みました。 今回質問をさせていただいた背景には、再び家族がこの不安に怯えなくてはならないのかもしれないという思いがあり、それを少しでも払拭できる材料が得られれば…という考えがあったからです。(専門家による検査・診断得るまで気持ちを少しでも落ち着かせるために) 回答者様は、気を落としたり、くよくよしたりせずに落ち着いて現実と向き合うように、と好意で回答を下さったのだと思いますが、少し配慮に欠けた一言に感じてしまったのが残念でした。事実だとしても、良い印象をもって受け取れない表現があることをご理解ください。 最後に苦言を申し上げて申し訳ありません。 改めまして、ありがとうございました。

回答No.1

御心配な事です。。 まず、インターフェロンは絶対 とは言い切れません! ウイルス感染とは一旦消えたかのようでも完全に消滅していたかと 言えば正直分からないのが現状のようです。 インターフェロンの注射 終わって半年に検査 更にもう一年後と検査しますが・・自治体での検査方法と違うために出た?のかも知れませんが・・肝機能低下が気になりますね~ と、これくらいしか言えなくて すいません。

82mo420
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 インターフェロンでの治療前は、決して高い確率でウィルスの除去ができるわけではないと理解していました。しかし、幸いにも一度は良い結果を得ることが出来、治療終了後も安定していたため、最近では病気は過去の話でそういった不安とは無縁、と家族全員で思い込んでいました。それだけに今回の結果はショックでした。 病気を患った家族本人が一番不安と思います。支えとなるべき家族がいちいち検査結果に一喜一憂しては、その不安を増長させるだけと気付くことが出来ました。再検査をお願いしている最中ですので、その結果を待って今後の対応を考えたいと思います。 改めまして、どうもありがとうございました。

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