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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:HCV検査について)
HCV検査:なぜ抗原・抗体をセットで検査しないのか?
このQ&Aのポイント
- HCV検査は、HCV抗体のみを検査対象としており、なぜHBVのように抗原・抗体をセットで検査しないのか疑問に思う人もいます。
- HBVは抗原抗体それぞれの陰陽で感染状態を判断できるため、抗原抗体共に検査されます。一方、HCVは抗体が陽性なら感染しているとされるため、抗体のみを検査します。HCV抗原は、抗体が陽性の場合にウイルス量を調べるために検査されます。
- HCV検査では、抗体の有無が感染の判断基準となります。抗体が陽性なら感染している可能性が高いとされ、その場合にウイルス量を調べるためにHCV抗原の検査が行われます。
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質問者が選んだベストアンサー
原則としてスクリーニングではHBs抗原しか測定しません。 原則としてHBs抗体は中和抗体なので、HBs抗原とHBs抗体は相反的に存在します。よって、検査としてHBs抗体をスクリーニングとして採用すると、HBs抗体が陰性の場合はHBV感染していないか、HBV感染中を示しますので検査の意味がありません。よって、HBs抗原を測定します。 ところが、HCV抗体は中和抗体ではありません。HCV抗体があってもHCVウイルスは血中に存在しえます。よって、HCV抗体陽性は過去の感染と現在の感染の両方を検出します。HCVコア抗原を測定してもいいのですが、これは現在の感染の一部(コア抗原陰性でも感染している状態がありえるので)しかわかりません。よってHCV抗体のほうが結果として感度がいい(特異度はとっても低いですが)のでスクリーニングとしてはHCV抗体を測定します。
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ありません。 詳しい回答ありがとうございました。 専門的な情報が欲しかったので、大変参考になりました。