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カビ臭物質の2-MIBとカンファーのにおいの比較

カビ臭物質の一つとして、2-メチルイソボルネオールがあると思いますが、その、物質と構造式が似ているカンファーは 間違うようなにおいが感じられるのでしょうか? また、カビ臭物質というのは、テルペン系という 構造式に分類されるのでしょうか?

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  • DexMachina
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回答No.1

> 間違うようなにおいが感じられるのでしょうか? 2-メチルイソボルネオールの臭気を直接確認したことはありませんが、 カンファー(樟脳)は何度か触ったことがあります。 樟脳には独特の臭気がありますが、少なくとも「カビ臭」とはほど遠いと 思います。 なお、より2-メチルイソボルネオールに近い構造を持つボルネオールも、 樟脳に近い臭気を持っているそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%9F%E8%84%B3 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB > テルペン系という構造式に分類されるのでしょうか? テルペン(テルペノイド)は、炭素骨格がイソプレン単位(炭素数5)からなる 一群の化合物の総称なので、2-メチルイソボルネオール(炭素数11)は、 厳密にはテルペノイドとは言えないと思います。 (テルペン骨格にメチル基を導入したということで、「テルペノイド誘導体」  とは言えるのかもしれませんが) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89 なお、同じくカビ臭物質に挙げられるジェオスミン(炭素数12)は、炭素数 だけでなく、炭素鎖(環)の構造がイソプレン単位からできているわけでは ない(イソプレン単位の「炭素鎖の分岐」に相当する場所がない)ことから 考えても、テルペン系にはならないと思います。 http://www.nittech.co.jp/E04/E0406.html