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自前の年金
現状のままでは、支払い保険料より、自給額が逆転。逆ざやに。 現在、働いている会社は、「厚生年金基金」で3階だてにになって いますが、自給する頃に会社があるか・・・・・。 また、会社がいつ「401K」に変更するかわかりませんので。 そこで、変額年金保険・不動産(中古住宅の賃貸)を考えているの ですが、よきアドバイスをお願いいたします。 なお、変額保険は「途中解約でも、手数料がかからないもの」、 かつ、「最低保証が付いている商品」を探しております。
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- icc70255
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お話しから察するに老後保障としての年金をお考えの様子。 そうであれば、まずご参考ですが、「変額年金」は実は不向きです。 「変額」は先々の受け取り額に対してはそれこそ(厚生年金基金の存続以上に)確実性に欠けるからです。「最低保証」を付けてしまうと投資商品としての魅力も色褪せてしまい、「国債買うよりマシ」程度。 不動産の物件投資はさらにリスクが高く、不動産証券やリートなどを活用するほうがまだ堅実かと思います。一般に金融商品での老後準備とは、確実性が第一で、利殖性はその次です。 で、ご質問に対する回答。 投資信託よりはコスト面で「変額年金」というご選択なのでしょが、「解約控除」のない変額保険は現在はなかったと思います。商品の特性上、今後もないように思います(変額、と名が付く以上)。最近10日以内の解約では控除はなくなりはしましたが、これは要はクーリングオフができるようになっただけです。 「最低保証」は付きの変額ではING、ソニー、ハートフォード、T&Dあたりは実績もあり、評価は高いと思います。ネットではWスイスとかも商品としてはいいものがあります(新生銀行経由)。が、市場依存の商品なので、パフォーマンスはどれもずば抜けたものはあり得ません。 お勧めするとすれば、「確実性+利殖性」では外貨建て年金でしょか。 利回りも10年ものなら大体年4%超で、外貨での元本保証性は高いです(円での保証も付加できるのもある)。「利差配当付き年金」よりは率もよく、やはり中途解約では多少の控除はありますが、それほどでもありません。要は為替リスクですが、外貨で受け取るのであれば為替リスクもないわけです。一部外資の商品では契約時手数料も更改時費用も無料、というのもあります(ジブラルタ。東京三菱か新生窓口)。 ジブラルタ生命のものの場合、10年で資産を外貨ベース約1・5倍にできます。利回りは固定で運用も米国ドルのみ、公社債運用なのでソブリン上の格付けは最も高く、確実性でも一抜けているように見えます。同様の商品は外資系、例えばAIG各社などでもありますが、契約時手数料が3~6%くらいかかったりしますので(外貨別や期間別)、単純比較では見劣りします。 おまけですが、この手の商品は「終身年金」で加入するのが鉄則です。というのも、終身年金は5年以内に解約しても20%の源泉分離課税がなく(利回りは確定年金と同じですが)、一時所得なので有利です。しかも10年経った満期時には確定年金での選択も可能です(ジブラルタの場合)。一括受け取りが年金保険では賢い受け取り方法、と言えるでしょう(年金受け取りには毎年税金がかかる)。高利回りを売りにしていても、税金や手数料を加味すると落差が大きいものも少なくありませんので、ご注意下さい。
お礼
ご丁寧に、ありがとうございました。 ところで、お答え頂いて、また、ご質問したいのですが、「ゼロ・ ク-ポン債」と、お勧めを頂いた「外貨建て個人年金保険」では どちらが、有利なのでしょうか。 日本では、あまり積極的に販売はしていないようですが。