性同一性障害は離婚の訴因になるか

質問

4年近く前のこと、それまで数年続いた家内のさまざまな侮辱（私の両親への侮辱、性的侮辱などを含みます）に数年間我慢してすごしてきてついに家を出ました。一人で過ごすうちに自分自身が男性であることに強い嫌悪を抱感じることがわかり性同一性障害（ＧＩＤ）ではないかと思うようになりました。ＧＩＤの友人もいくつかの扉をたたくうちにできＧＩＤについていろいろ理解を深めることができました。そのときの自分は自己のイメージでは男性でないものですが、完全な女性でもなく、一方では仕事では男性ですし、女性として考えてくれる友人もいたりして、複数の役割を果たすうちに、複数のパーソナリティのイメージの落差自体にも苦しい思いをしていることがわかりました。
　うかつにも、別居して1年後、家内に自分はＧＩＤだと思うといってしまいました。そしてマルチパーソナリティの落差にも苦しんでいることを告げました。特に責めるつもりでもなかったのですが、ただ、疲れたことをいいたかったのです。医師の診断はもちろんありませんし、社会生活は仕事も含め普通以上にできています。
　先月、家内は訴状を作りました。訴因には、私がＧＩＤであることが書いてありました。それでショックを受けて離婚を決意したとあります。
　質問は、(1)”ＧＩＤであること自体は離婚の訴因になりますか？”
ただし性的な関係はとっくの昔に壊れています。
(2)ＧＩＤであることがわかったためにショックを受けたことが離婚の原因になりますか？
(3)ＧＩＤに関連して何かが訴因になるのであればどういうことが考えられますか？
どうかお教えください。

回答No.1

rokosuke · ベストアンサー

ロコスケです。

ＧＩＤそのものが離婚原因と認められる可能性は少ないです。
それよりも、それがもたらす結果が重視されるでしょう。

そもそもＧＩＤというのは、あなたの単なる思い込みかもしれません。
人格障害かもしれないし、現在の状況から一時的なものかもしれません。

奥さんに対して憎悪感から性的不能にストレスにより引き起こされる場合も
あります。

訴状で訴因とされるならば、そのように自分が一時的に思っただけであ
り、今はそのように自分を思う事はないと主張すればよろしい。
原告は、それ以上追及できません。
診断書を要求してくる場合もありますが、診断時にそのようで無いように
ふるまえば、済むことです。（笑）

究極の精神的状況に追い込まれた時に、自己を守るために別人格を心に
形成してしまう場合もあります。
それを深く考え込むのは止めましょう。
原因がなくなれば、消滅することも多いですから。

それよりも、貴方が離婚を望むのか、望まないかをハッキリさせましょう。
離婚訴訟でもっとも今回のケースで重視されるのは別居でしょうね。

（１）に対して
　　そのものが訴因にはなりにくい。

（２）に対して
　　ショックが離婚原因とはならないでしょう。
　　すでに夫婦関係が消滅していることが問題なのであって、ＧＩＤは
　　別居後に自分が妄想したに過ぎないと主張して下さい。
　　ＧＩＤを訴訟の材料にさせないようにしましょう。
　　その方が、こちらには不利となりません。

（３）に対して
　　裁判ではＧＩＤを持ち込まないようにしましょう。
　　話が複雑になります。
　　離婚原因の数ある中の一つとされる可能性があります。

どうしても貴方がＧＩＤになったとして訴訟に応じたいならば、
こんなサイトで返答するには適しません。

要するに、そんなことよりも訴訟でこちらが不利とならない対策を
講じる必要が重要と判断したので今回の回答内容にしました。

お礼

賢明なご示唆ご回答に深く御礼申し上げます。