- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ブラウン運動、マルチンゲール)
ブラウン運動とマルチンゲールの関係
このQ&Aのポイント
- ブラウン運動とは、確率論の分野で用いられるランダムな運動の一種です。
- マルチンゲールとは、確率過程の一種であり、時間とともに変動する確率変数です。
- [B(t),B(t)] = t が M がマルチンゲールになる理由は、θ*c - λ = -θ^2/2 によって導かれます。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
[B(t),B(t)]=tの左辺の記号の意味が少し不明ですが、B(t)の2次変動だとしても、B(t)の分散だとしても、いずれにせよ、tです。そして、 E[exp{cB(t)}]=1/√(2πt)∫e^{-cx}e^{-x^2/2t}dx =e^{tc^2}/√(2πt)∫e^{-(x-tc)^2/(2t)}dx =e^{tc^2/2} です。もしM=M(t)がマルチンゲールならE[M(t)]=E[M(0)]でなくてはなりません。マルチンゲールになることが分かります、というところは似たような論法で示されているでしょう。 ところがM(0)=e^0=1ですから、E[M(t)]=e^{tθ^2/2}e^{-(θc-λ)t}より、θ^2/2=θc-λであることが必要と分かります。またこれが成り立つときは、既に示されているように、マルチンゲールになるので、十分性もOKです。 この問題を解く大事なポイントは、B(t)の分散がtであることを使ってE[e^{cB(t)}]を求めることにあります。したがって、“[B(t),B(t)]=t がMがマルチンゲールになる理由がθc-λ=θ^2/2である”ということになるのだと思われます。あと些細なことですが、僕の計算ミスでなければ、右辺は-θ^2/2ではなく、θ^2/2だと思います。もしミスがあったとしてもご容赦ください。おおむね、指数型マルチンゲールであることはこういった方法で証明します(実際は時刻0ではなく、時刻sでの条件付期待値を出しますよね)。
お礼
ありがとうございます。大変分かりやすく理解できました。