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トランスフォーマーの容量選定
- トランスフォーマーの容量選定について、海外での工場増設計画において必要な情報をまとめました。
- トランスフォーマーの容量は、工場内へ供給される機械のKWとAxVの総計で判断することが安全です。
- トランスフォーマー容量選定の方法についても解説しました。
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1.サイト:貴殿にどんぴしゃなサイトがあるかどうか判断し兼ねますが、「需要率 負荷率 不等率 変圧器」というようなキーワードで検索されたらいろいろ出てきますので、それらを順に幾つか読まれたらご理解できると思います。 2.皮相電力[kVA]の計算方法 交流には無効電力といって、仕事をしない電力(電流)が流れるので、変圧器の容量計算は、[kW]ではなく[kVA]を使います。 (1)単相交流:皮相電力[kVA]=電圧[kV]×電流[A] (2)3相交流:皮相電力[kVA]=√3×電圧[kV]×電流[A] √3は安全率などではなく、理論上必要な値です。 3.変圧器容量の設計法(再、追) (1)変圧器容量=<係数>×全負荷設備容量 この式の係数(0と1の間)をどう選ぶかが設計のポイントです。 (2)需要率、負荷率、不等率を使って上記の係数を求めるのが、本格的な計算方法です。但し、すべての設備の稼動条件を拾い出すのは、かなり面倒です。 (3)既に類似の工場が稼動しているのであれば、その工場の実績から、上記の係数を割り出すのが、案外言いかと思います。 (4)「√3を掛けない[VA]値を使う」という便法は初めて聞きましたが、この場合は、係数=0.577となります。方法としては、大雑把すぎるのでお奨めはできません。
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- Denkigishi
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設置されるすべての負荷の電力をもって変圧器の容量とすると、仰るとおり確実ですが、経済設計とは言えません。電気技術者は、こういう設計をする場合には、負荷設備ごとに、需要率、負荷率、不等率 などを想定して計算をします。サイトで検索されたら、詳細な計算方法がご理解いただけると思います。
補足
ありがとうございます。 分かり易いサイトを紹介いただけないでしょうかというお願いと、知り合いに聞くと、3相交流の場合はVxAx√3で求めるらしいとのことで√3は安全率なのか、何なのか教えていただけないでしょうか。 VxAの総計だけでも経済設計とはいえないとのアドバイスに対し、何か矛盾しているような気がしています。彼も誰かから聞いたらしいのですが、それ自体がおかしいのかも判断つきません。
お礼
ありがとうございます。 大変役に立つ説明でした。