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短い距離のみ利用している車のエンジンオイル
エンジンオイルの交換時期に○○○kmに一回とか、あるいは○ヶ月に一回とか言われています。 ここまではわかるのですが、短い距離の走行のみの車は交換時期が早くなると言われている理由がわかりません。 エンジンをかけた瞬間から走行を始めるのが悪いのなら、ある程度暖機を行えばいいと思いますし、発進-停止が繰り返されるのが悪いのなら、長い距離を走っているときにも同じような状況になってしまえば短いも長いもないように思います。 なぜ短い距離が良くないのでしょう?
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走行が短い距離のみと言うことは、エンジンが温まっただけで終わってしまうということです。 ご存じないかもしれませんが、ガソリンや軽油には少量の水分が含まれています。 また、水素が含まれることから、その水素も酸素と結合して、水分となります。 その水分は、排気ガスと共に排出されるだけではなく、エンジン内部にも入り込みます。 また、温度差等でも、水分が凝縮します。 生じたエンジン内の水分は、エンジンオイルが回収するのです。 長距離・長時間走ると言うことは、エンジンオイルを高温に保つということであり、エンジンオイル内の水分が蒸発するということなのです。 冬でなくとも、走り出した車のマフラーから水が流れ出るのを目撃したことはありませんか? 長距離を走ると、その水分も蒸発します。 水分は、直接エンジンを破壊してしまうこともありますが、短距離のみの走行は、加熱・冷却のサイクルも早く、余計にエンジンオイルの変質を早めます。 エンジン内に水分が生じやすく、その水分とあいまってエンジンオイルが変質しやすい。 だから短い距離の走行のみの車は交換時期が早くなると言う訳です。
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- 1bunnno1
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参加させてもらいます。 他の方の知識、意見もボク自身、 【学楽】として参考になる所もあるし、 その通り!と言う所も多くあります。 特に【レシプロケーティング エンジン】は、 (ガソリンエンジンの正式名称) 完全燃焼をすれば、「水」が出てきますからね。 ここからボクの意見と知識になりますが、 エンジンオイルの交換時期は、 「たんなる目安」と考えるのがいいと思います。 (3,000キロか6ヶ月など) エンジンオイルは、 エンジンの「始動時、エンジンオフ時」に、 最も汚れやすいと言われています。 タクシーはほとんどエンジンオイルは汚れないと言われています。 燃料はLPガス(リキッドプロパン)で、 家庭に使われているボンベ形と同型ですが、 オクタン価が高いせいとも言われますが、 エンジンは同じです。 (タンクの設備変更のみ燃料ポンプ必要なし) タクシーは、 エンジンを一度かければ、 余程の事がない限り止めません。 そこにヒントがあると、 ボクはこんにちまで来ました。 エンジンオイルの汚れか、【早目に交換】 エンジンオイルが汚れてなくても、 指で触って、「ねばり」がなく、【粘度】 「サラサラ」の状態になっていれば即交換します。 つまり、 「走行距離が短い」と言う事は、 「急発進、急停車」と同じように、 「エンジン始動」と「エンジン停止」が、 1日の間に行なわれる為、 エンジンオイルの、肝心要である、 (生命線と言ってもいいんじゃないかな?) 「粘り」が損なわれるせいだとボクは理解しています。 人間の血液は、「サラサラ」の方がいいと言われますが、 機械であるエンジンは、 少し「ドロドロ」の方がいい状態なのでしょう。 「油」の汚れは、【エンジン内部】 「油が一番落ち易い」【スラッジが発生しにくい】 とも考えています。 (実験して、研究したわけではありませんが) エンジンオイルも消耗品の一つと、 理解すればそれなりの運転に進化するでしょう。 また、 いい状態を知り、いい状態に保ちたいのであれば、 エンジンの調子のいい日、悪い日は解って来ます。 えらそうな事を書いてごめんなさいね。 ボクはこうしてきたし、 いいやり方があればこれからも進化して行くつもりです。 長文になりました。
お礼
なるほどー、参考になります。自分はあまりエンジンオイルの状態を日常的にチェックしていないので、もう少し意識を高めようと思います。
- nekoppe
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エンジン1回始動当たりの走行が短かく、暖機完了状態での走行が少ない場合を言います。従って、 >エンジンをかけた瞬間から走行を始めるのが悪いのなら、ある程度暖機を行えばいい という事になり、正確に言えば、「暖機完了前の短距離走行はオイル劣化を早める」、です。暖機完了走行だと、 1.冷えたエンジンでは吸い込んだガソリンが気化し難く、気化したガソリンも再び液体に戻り易くなり、オイルに混ざってしまいます。暖機完了で高温オイルになればオイルに混ざったガソリンは蒸発します。 2.空気中はどこでも水蒸気があり、エンジン中も同様です。始動すると暖められた空気はエンジン内を流動しますが、エンジン本体はまだ冷えたままなので、冷えた箇所に触れると結露し、オイルに混ざります。暖機完了で高温オイルになればオイルに混ざった水分は蒸発します。
お礼
わかりやすく、勉強になります。 ありがとうございます。
お礼
なるほど!水分が問題なのですか。とてもわかりやすいご回答ですね。