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森進一「襟裳岬」の歌詞の意味・解釈
名曲、森進一さんの「襟裳岬」の歌詞について教えてください。 この歌は 「襟裳の春は 何もない 春です」 というフレーズが繰り返されますが、この歌詞は何をいわんとしているのでしょうか。 歌詞についてはいろいろな解釈ができると思いますがご自身の解釈で構いませんので教えてください。 好きな歌ですが、この歌を聴くたびに歌詞に疑問を感じています。 ちなみに私は北海道には行ったことがありますが、襟裳岬には行ったことがありません。 どうぞよろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
反語ではないかと思います。 便利さや都会的なところも何もないけど、人のぬくもりはある。といった風な。 或いは、悩んでいる友人向けのメッセージのような全体詩ですので、 自然に比して、人の悩みなどちっぽけだよ という風にもとれます。
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- OhHachi8
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人が生きていく事は社会に揉まれる事。 時に大きな挫折感に陥り長いトンネルから抜け出せなかったり。 そんな時、暖かく迎えてくれる友がいて前向きに心境が変化する。 「また何も無いところからやり直せば良いじゃないか。自分らしく。」 と云った感じかな。 これは1970年代にリリースされた吉田拓郎の「今はまだ人生を語らず」というアルバムの 中に入ってる曲で、拓郎は当時、ヒット曲を連発していたがテレビに出ない主義だったし 警察沙汰のスキャンダルが起きたりして何かと叩かれ誹謗中傷され続けた時期が有り、 作詞した岡本おさみ氏は拓郎の心境を察しながら北海道で感じた自分の体験を書いたもので、 同じ時期に同じような心境だった森進一が感銘しヒット曲が生まれた… と云う内容のエピソードが照会されてた。
お礼
お礼が大変遅くなり、申し訳ございませんでした。 おっしゃるとおり、人を励まし、勇気づける歌ですね。 回答者様の解釈はおっしゃるとおりだと思います。 吉田拓郎さんは、そんな辛い次期があったのですね。 エピソードを教えてくださり、大変参考になりました。 余談ですが、私はこの歌をカラオケのレパートリーの一つにしようと思っています。 メロディはもちろん、詞が素晴らしいと思うからです。 出だしの部分の歌詞もいいですね。 ご回答、どうもありがとうございました。
こんにちは、北海道にも、遅ればせながら春がやってきたようですね。 過去に一度だけ、襟裳岬までバイク・ツーリングをしたことがあります。 質問者様と同じく、この歌詞に疑念を抱き、 ホントに何にも無いのか確かめてみようと想い出かけました。(苦笑) 北海道の自然の雄大さは、質問者様もご存知かと思います。 襟裳岬には、1年中、ゼニガタアザラシが生息しているそうです。 肉眼で海を見てもさっぱりわかりませんが、双眼鏡で見たらアザラシがビッシリ岩礁に転がっていました。 まぁ、それはさておき・・・ この曲は、都会に住む友人に当てた手紙と解釈できなくも無い、と感じます。 「襟裳の春は何もない春です」とは、曲の前後からして 「都会ほど、物に溢れているわけではないし、物理的に何も無い訳でもないが、 (もちろん人々がそこで生活しているわけですから)おおらかな自然、 のんびりと穏やかに過ぎる時間とともに、襟裳では変わりなく過ごしていますよ」 と言った意味に感じます。 ところで、自分たちの住んでるところを「何も無いところ」と歌われた地元のかたがたの 感想は如何なものかと、通りすがりの“地元のオバチャン”に訊いてみました。 オバチャンは笑いながら、 「何もないって言われると、ちょっと怒っちゃうけど、 でも、あの歌のおかげで襟裳が有名になったから、ありがたい」だそうです。(笑) いまでは、観光の施設も整っているようです。 (ちなみに、私が出向いた20年以上前には、観光地としては確かに?でしたね。(苦笑) ) その曲に歌われた土地に想いを馳せる・・・ いいものですね、真昼間だと言うのに、ちょっと一杯やりたくなってしまいました。(苦笑+汗;) 素敵なご質問を有難うございました。
お礼
お礼が大変遅くなり、申し訳ございませんでした。 回答者様もこの歌詞に疑問をいだいて実際に見に行ったということで、ユーモアを感じると共に嬉しく思いました。 私も北海道の雄大な自然は大好きですが、まだ行ったことのない「襟裳岬」を聴いて、想いを馳せています。 いつか行ってみたいと思います。 素敵なご質問と言ってくださり、嬉しく思いました。 どうもありがとうございました!
- pocorino
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その歌に「友達が訪ねて来た」とかの場面がありますよね。 ・襟裳岬は、一見、何もないように見えてつまらない場所に見えるが、 もしくは ・暦では春とは言っても、まだ凍てついて住むには厳しいところだが、 ↓ ↓ ↓ ・住んでいる者にとっては、当然の日常として受け入れています。 ということなのではないでしょうか? つまり、「(襟裳の生活を他の場所と比較して)良いとも悪いとも言っていない」、「ありのままの生活で、それを判断するのは歌を聞いた人それぞれの解釈で可」 ということを歌っていると思います。 すごく、聞き手を試すような歌だと思います。 ある日常生活をありのままに出し、聞き手はそれに対し自分の生活と比較して、自分の生活をかえりみて、もう一度歌の世界に戻り、歌に感銘を受けるのではないでしょうか? ほとんどの人は、疑問にも止めないのではないでしょうか? 私も歌詞の意味を考えずに歌っていました。(私だけ・・・?) 歌詞の意味を考えるきっかけを頂き、質問者様に感謝しています。
お礼
お礼が大変遅くなり、申し訳ございませんでした。 「聞き手を試すような歌」という意見には、全く同感です。 深い詞ですね。 「歌詞の意味を考えるきっかけを頂き…」とおっしゃって頂き、恐縮ですが、非常に嬉しく思いました。 こちらこそ、丁寧なご回答、ありがとうございます。 感謝しております。
お礼
しばらく体調を崩し寝込んでいたため、お礼が大変遅くなってしまいました。 申し訳ありませんでした。 4人の方からご回答をいだだき、改めてこの歌を聴いてみましたが、まさに回答者さまの解釈のとおりだと感じました。 早々とご回答くださり、ありがとうございました。 大変、参考になりました。