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透磁率
はじめて利用させてもらいます。透磁率についてどなたか教えていだだけないでしょうか? 金属系の元素の特性を調べるとそこに透磁率というのが出ています。 これは金属のどのような特性を示しているのでしょうか? このジャンルについてド素人なので出来るだけ基礎的なことからおねがいします。 マイナス表示のものとプラス表示や数字の大小はどのような意味ですか? 以上よろしくお願い致します。
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磁力線を集める性質を示しています。 正確な定義は http://www2.ocn.ne.jp/~hara01/kuukan.htm を見てください。 空間にはそれぞれ、一定の磁力がありますが、 そこにたとえば透磁率10の金属が出現すると その部分は磁力線が10倍になります。 たとえば、空芯コイルの中心にこの金属を入れると コイルのインダクタンスは10倍になるわけです。 マイナスの透磁力の物質はそんなに多くありませんが、 磁力線を排する力を持った物質がそうなります。 特に、強いマイナスの当時力をもった例を参考URLに示します。
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- ymmasayan
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磁気の問題は身近で有りながら、なかなかわかりづらいですが、 電気に例えれば比較的わかりいいですね。 電気では、抵抗率とか導電率という言葉があります。 抵抗率…物質が電気をどれだけ通しにくいかと言う性質をあらわす。 導電率…物質が電気をどれだけ通しやすいかと言う性質をあらわす。 導電率は抵抗率の逆数。 透磁率は導電率と似ていて物質がどれだけ磁気を通しやすいかをあらわします。 ついでに電圧(記号:V)に相当するのが磁界の強さ(起磁力)(記号:H) 厳密ではないが、電流(記号:I)に相当するのが磁束密度(記号:B) やはり厳密ではないが導電率(記号:k)に相当するのが透磁率(記号:μ)です。 ここでB=μ・H と言う関係が有ります。 これは電気でI=(1/R)・Vと表すのに少し似ています。 透磁率は、真空の透磁率に対する比率(倍率)を使って表す事を良くやります。。 μ0…真空の透磁率 μs…物質の比透磁率(倍率) と表すと 物質の透磁率μは μ=μs・μ0 ということになります。 コイルに鉄心を入れると強い電磁石になるのは、鉄のμsが大きくて磁束密度Bが大きくなるためです。
- nta
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物質を磁界Hの中に置くと電子のスピンの方向が変化して物質内部に磁化Jが発生します。物質のないところではこの磁化は0ですが、とりあえず磁界Hがありますから、SI単位系では真空中の磁束密度μ0=4π×10^-7という値を用いて磁束密度B=μ0×H+J と定義します。 通常磁化Jというのは磁界の方向に向いているか逆方向を向いています。同じ方向を向いているものを常磁性体といい、逆方向を向いているものを反磁性体といいます。ここで磁束密度と磁界の関係をB=μ×μ0×Hと簡単化して表現したときにこのμの値を比透磁率(略して透磁率)と呼んでいます。Jが磁界方向にそろっている場合はμ>0となりますが、反磁性体でJがHの向きと反対の場合はμ<0となります。μの大きいものを強磁性体とよび永久磁石や磁気材料に使われています。
- SCNK
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磁束をどれだけ通せるかということだったと思いましたよ。うろ覚えですが。真空に対して鉄やコバルトがプラス アルミニウムがマイナスだったかと。絶対温度0度近くでのマイスナー効果では、もっとマイナスなのかな。たしかそう習ったような記憶があります。
- ikkyu3
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磁束密度Bと磁界Hとの比をあらわします。 式で書くと B=μH となります。 磁性体を磁界の中に置いた時の磁化のしやすさを表します。 磁性体は、強磁性体、常磁生体、反磁性体に分類できます。 数字のプラスは強磁性体と常磁生体のとき、マイナスは、反磁性体の時と思います。 分りやすくないでしょう。ごめんなさい。 ジャンルは、物理学(電磁気学(磁気学))ですので、専門家はそちらにおられると思います。
お礼
ありがとうございます。