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Fantastic Plastic Machine"Allen Ginsberg"の由来
Fantastic Plastic Machineの曲に"Allen Ginsberg"というものがあります。 今までずっと何の疑問も持たずこの曲を聴いていたのですが、 調べてみると"Allen Ginsberg"はアメリカの詩人の名前のようです。 このタイトルにはどんな意味があるのでしょうか? 音楽的な知識も、Allen Ginsbergに関する知識もほとんど皆無なので、 噛み砕いて説明していただけるとうれしいです。 よろしくお願いいたします。
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- ame830
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「ビート」という文化があります。 どういう文化かと言うと「俺たち若者が大人の価値観を押し付けられるのはごめんだ。俺たちは俺たちの好きなようにいきるぜ。俺たちの価値観を作るぜ」というような文化です。 ドラッグ・フリーセックス・ゲイ・レズ・原始主義・ジャズ・東洋神秘主義、そういったものでこの汚い世界から解放されようとしました。 この考え方・生き方のムーブメントがアメリカで1950年代に起こりました。 これのビートという文化は文学・映画、様々な若者のカルチャーに影響を与えました。音楽もその一つです。 そして、このビートという文化を起こるきっかけとなった人物が三人います。 ウィリアム・バロウズ、ジャック・ケルアックそしてアレン・ギンズバーグ。 彼らが始めた始めたビート文学がビートというムーブメントを作ったのです。 前述の通り、音楽にも大変影響を与えた文化・考えた方です。音楽家の中にはビート文学を読んでる人が多いと思います。なので、ビートを作った彼らに敬意をこめて歌を作る人は多いです。 アレンギンズバーズに限らずウィリアム・バロウズやジャック・ケルアックが歌詞に出てくる歌も多いです。 私が好きなソニック・ユースの歌詞にもアレンギンズバーズが出てきます。確かウィリアム・バロウズの歌もありました。
お礼
丁寧にありがとうございます。 wikipediaを見ると「詩人」とあったので、 堅物な文化人を思い浮かべていました。 ame830さんと、「ビート・ジェネレーション」の項を読み合わせたら、 アレン・ギンズバーズという人物が少し分かったような気がします。 そこで新たな疑問なのですが、 アレン・ギンズバーズ(人物の方)は革新派、荒削り(この言葉が適当か分かりません)というイメージなのに対して、 "Allen Ginsberg"(曲の方)は、どちらかといえば保守的な、かっちりと作りこんだイメージを持ちました。 どうも二つが私の中では繋がりません。 (イメージは、知識のない私の主観なので的外れかもしれません) 恥ずかしながらビートという文化を全く知らなかったので、 音楽とame830さんを通じて新しい価値観を知ることができたことに感謝します。 ありがとうございました。