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「二十四の瞳」(壺井栄)の主人公はなぜ女性教師なのですか
「二十四の瞳」(壺井栄)の主人公の大石先生は女性教師として書かれていますが、なぜ男性教師でなく女性教師を主人公にしているのですか?
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作者がそうしたかったから…というのでは回答になりませんね(笑) 理由をこじるけるとすれば、戦争が絡んでくるお話のため、若くて健康な男性教師だと『どうしてこの人は戦争に行かなかったんだ??』という疑問が生じるから…でしょうか。 じゃあ、年寄りの男性でもいいじゃないか…と思われるかもしれませんが、あの島でのシチュエーションといい、あまり経験の無い若い女性の先生の方がぴったり来ます。そう思いませんか??
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私の記憶では壺井栄さん自身が小学校の先生だったことが下地になっているはずですが、勘違いかも知れません。
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ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。
- icemankazz
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どうもこんにちは! おなご先生が小豆島の分校に赴任するのは、1928年(昭和3年)ですから、当時は まだ女性教師は少なかったと思います。 それでも女性教師を主人公にした一番の目的は、あえていえば新鮮さではないで しょうか。 珍しさ、というか物語の「つかみ」として先の展開を期待させる意図もあったと思い ます。 また、男性の場合は戦争に出征して、主人公が戦死したり大怪我をしてしまって は、後半の出征したご主人や生徒達が戦死してしまったエピソードや教壇に復帰 するという物語が続きませんし、戦争に対する客観的な視点も取れなくなってしま うという理由も大きいと思います。 最後に、これは全くの推測に過ぎませんが、壺井栄さん本人にも教職への憧れの ようなものがあり、大石先生に自分自身を重ねて、郷里の小豆島に赴任させたの かも知れません。 ご参考まで
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ご回答ありがとうございます。 いろいろと情報をありがとうございます。 大変参考になりました。
時代背景が戦時中だったからでしょう。 私も小学校は校長以外は全員女性の先生でした。
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ご回答ありがとうございました。 やはり戦争中は男性教師はみな従軍していたのでしょうか。 大変参考になりました。
1.時代背景。戦前の職業婦人の数は自営業や家庭の事情の奉公を除くと少なかった。特に地方では珍しかった。 2.先生の地位。「3歩下がって氏の影踏まず」と、いわれるほど教師の権威は強かった。例えば、今は教師が生徒を殴ると問題になるが、当時は先生に殴られるような事をしたのが悪いとさらに親に殴られる位。 そこで注目度の高い女性の先生にして、子供たちの好奇の目と、怖い男の先生と違い、「親近感」を出したいと思ったのでは?
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ご回答をありがとうございました。 当時は怖い女性の先生はいなかったのでしょうか? 大変参考になりました。
みもふたも無い言い方ですが、作者の壺井栄さんが、主人公を女にしたかったからだと思います。
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ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。
お礼
ご回答をありがとうございました。 そうですね、男性教師だと徴兵されることになるかもしれませんね。 大変参考になりました。