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愛妻、恐妻と対の言葉
夫→妻では「愛妻」「恐妻」といったりしますが、これと対の、妻→夫の言葉はあるのでしょうか。「愛夫」や「恐夫」のような言葉は聞いたことがないのですが。(亭主関白はなんだか違う気がします) また、ないのでしたら、何故ないのでしょうか。
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対の言葉は知りません。ないんじゃないかな。 愛妻家、恐妻家という単語を見ますと、ほほえましく、また滑稽な(特に恐妻家)感じがしますね。 カタカナ語でフェミニスト(女性崇拝者)というのもありますが、対になる言葉は知りません。 こんな言葉が生まれた頃は、まだ男が威張っていた時代でした。 女は男につくすのが普通の時代であったわけです。 妻は夫を恐れ敬うのが当たり前でした。 愛妻家とは、すすんで奥さん孝行する人のことで、恐妻家とは奥さんが恐ろしいからイヤイヤやる人のことをいうんだろうと思います。 こんな人は昔は珍しく、「あいつは恐妻家だ。」といって、陰でおちょくったり、本人が自嘲気味に云っていたわけです。 そんな時代ですから、「愛夫」とか「恐夫」というのは当たり前のことで、こんな言葉を作っても面白くもなんともありません。 良妻や悪妻という言葉はありますが、「良夫」や「悪夫」という言葉はないと思います。 大体、言葉を作るのは物書き人で、そういう人はみな男でした。男が女を評価するわけで、女が男を評価して点をつけることができなかった時代でした。 以上のようなことから、「愛夫」とか「恐夫」という言葉は作られなかったんだろうと思います。 男にとってはいい時代でした。今度生まれ変わったら、その時代に生まれたいと思います。 このまま長生きしていると、恐妻家や愛妻家が死語になって、本当に「恐夫家」や「愛夫家」という言葉が生まれるかも知れません。クワバラ、クワバラですな。 まあそれでも、昔の男はそれだけの権威があったということは、それなりに力もありエラカッタということでしょう。
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