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耳が聞こえないので就職難なのだが
私の娘(24歳)は出産時、未熟児で生まれたため、保育器に入れられていました。そのためガスを吸い過ぎた影響があったのか、足のアキレスケンがのびず、つま先で歩くようになったので手術をし、プラスチックなような物をアキレスケンに入れて繋ぎました。それでもひょこひょこと不自然な歩き方になっています。他の人からは「ああ、足の悪い人」と呼ばれます。中学生の頃耳が聞こえないというので国立病院で検査したら、右耳は完全に聞こえないが左耳は少し聞こえる。という診断でした。22歳頃から補聴器(18万円)をつけて派遣パートで働くようになりましたが、やはり工場の雑音が入ってきて人の話が聞き取れないようなのです。すると工場の責任者みたいな人がいやな顔をするのです。それからまもなく、派遣会社から後1ヶ月でいいからと派遣先の仕事を断られるのです。しゃべり方も少しおかしいのですが、病院のせんせいに聞くと身体障害者までにはなっていないと言われるのです。 職安に行っても障害者ならそれで仕事はあるのだが、中途半端なので障害者としての仕事は紹介出来ないとのこと。この先こんなことがたびたび続くと娘が不憫でなりません。なにかよい方法はないものでしょうか?皆様お助けください。娘の父より。
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いろいろとご心配なことが尽きないのではないかと、心よりお察しします。 私は中途障害による重度難聴者ですが、現在、障害者雇用促進関係の仕事をしています。 障害者としての求職を考える場合、まず真っ先に考慮しなければならないのは、身体障害者手帳を取得できるか否かです。 障害者雇用促進法などによって一定の障害者採用枠が設けられており、ハローワーク(職安)は、身体障害者手帳(又は、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、職業判定による知的障害者認定取得のいずれか)を取得していることを前提に、職業紹介(求人の紹介)を行なっています。 しかし、手帳を取得していなければこの枠を使えず、一般枠で求人に応募せざるを得ないのです。 ご質問のケースの場合、右耳が完全に聴こえないのであれば、左耳の聴力が最低限50デシベル以上の聴こえの悪さ(純音聴力検査、という方法で測定します)であれば、身体障害者手帳を取得できます(聴覚障害6級の2)。 あるいは、言葉の聴き取りの検査(語音明瞭度検査、と言います)を行なって、言葉の聴き取りの良さが50%未満であっても、身体障害者手帳を取得できます(聴覚障害4級の2)。 したがって、純音聴力検査を行なって、身体障害者手帳の取得方法で定められている「平均聴力」というものを必ず算出してもらって下さい。これがデシベルという数字です。 また、併せて、必ず語音明瞭度検査を行なってもらうことが必要です。 というのは、純音聴力検査だけしかやっていない場合には、身体障害者手帳を取得できなくなってしまう場合も多いからです。 これは、意外と耳鼻咽喉科医でも失念していることが多く、必ず申し出たほうが良いと思います。 なお、身体障害者福祉法指定医による診断書でないと身体障害者手帳の取得ができません。 このため、まず最初に市町村の障害福祉担当窓口(福祉事務所、と言います)に出向き、所定の診断書を入手するとともに、窓口に指定医のリストがありますから教えていただいて、必ず、その指定医を受診して下さい(かかりつけの医師でなくともかまいません)。 身体障害者手帳が取得できると、補聴器の購入にあたっても、6万7千円ほどの公費負担が受けられます(高度難聴用耳掛型補聴器の場合。1台あたり。)。 原則として片耳だけですが、就職が決まり職業上の必要がある、と認められれば、両耳分の公費負担(上記の場合、計約13万円超)も受けられます。 障害の程度と難聴になった時期によっては、障害基礎年金を受給できることがあります(おそらく、受給できるはずです)。 障害基礎年金は身体障害者手帳と連動しておらず(つまり、身体障害者手帳の級とは、また別の級が割り当てられます)、別途、別に定められた診断書を用意する必要がありますので、詳しくは、最寄りの市町村の国民年金担当課か社会保険事務所にお尋ね下さい。 ちなみに、2級障害基礎年金が月額約6万6千円、1級が約8万2千円で、就労できなかった場合には、この障害基礎年金が大きな支えになり得ます。この受給の可能性も考えてみて下さい。 いずれにしても、障害認定を受けることが先決だと思います。 身体障害者手帳、障害基礎年金それぞれについて、積極的に動いてみることをおすすめします。 聴覚障害者の就労については、自分の経験上、職場に同じ立場の人がいないところで働くことはおすすめしません。 外見上、障害がわからないため、どうしても健常者の方からの誤解を受けやすく、また、コミュニケーション不全により孤独に陥りやすいからです。 周りに1人でも聴覚障害者の方がいれば、少しずつでも職場の理解は得られますので、そのようなこともポイントにして求職活動をなさると良いと思います。 特に、障害者雇用を前提として設けられた特例子会社は、社員の大半が何らかの障害を持っている方なので、そのような所への就職を考えてみると良いかもしれません(原則として、身体障害者手帳を取得していることが応募条件です)。
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- yamashiba
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私も難聴者故に、この手の悩み事を腐るほど聞いています。 そもそも若い女性の難聴者は仮に手帳を取得しても長く働けるものではありません。というのは、職場での難聴者に対する差別と苛めが酷く、ある人などはそれですっかり精神に変調を来たしてしまいました。 ですから、まだ24歳ですので、お見合い或いは下記のサイトで http://www.jade.dti.ne.jp/~laura-f/index-s.html http://hp18.0zero.jp/310/syougaisha/ 娘さんを養ってくれる男性を探すのが一番良いと思われます。
お礼
アドバイスありがとうございます。まずは、手帳を貰ってから考慮してみます。本人の意志も聞いてから。
こんにちは。 娘さんのことを思えばこそ心配でたまらないですよね。 ほかのみなさんもお書きになっておられますけど、たぶん取れると思いますので、障害者手帳がとれるかどうか調べてもらったほうがいいと思いますよ。障害者手帳がないと、就職活動を進めるのがむずかしいと思うからです。 参考URLの所に、難聴の認定の方法などが詳しく書かれてますので参考にされてみて下さいね。おとうさまと娘さんがともに手を取り合って頑張ってゆきましょう。
お礼
コメントありがとうございます。
- waruitomodachi
- ベストアンサー率37% (51/135)
大変でしたね。親御さんとしてはさぞかしいつも不安でおられたでしょうね。でもお嬢さんが今日元気で働けるのは幸運ですね。 それにしても嫌な顔する人やお役所の紋切り型の対応には腹が立ちますね。詳しい事情が分からないのにもしかして余計なことを言うかも知れませんが将来は1人で自立できるような職をお考えになった方がよいのではと思います。いわゆる「手に職」ですが何よりもご本人が好きなことが一番ですよね。でももし今のところそれがなかったら何がご希望なのかしてみたいことがあるのでは。その中で自分ひとりでも出来ることを選んで少しずつ準備を(何かを習うとか資格を得るとかの)していかれたらと思います。それが現在直ぐに収入に繋がらなくても長い目で将来を考えて下さい。嫌な顔されて働くような環境でも今は若いから耐えられるでしょうしお父様もご健在だから励ましてもくれるでしょう。でももっと先のことを考えたら、やはり彼女が一人でもできることやあるいは同じような境遇の人のいる職場に 移ることを考えられた方がよいと思います。それがどんな職種が私には良く分かりませんが例えば会計士とかはそうでしょう。昨年でしたがフジテレビで見ましたがどこかの出版社では働く人が皆耳の不自由な人でしたよ。それと耳が聞こえない女性で一般の人と同じ職場で働いているのもみました。彼女は何か特別な資格をもっていたようです。 お父様が何よりもいつも心を強く持って弱音や愚痴をはかない様にお願いします。そうすればお嬢さんも希望を持って明るくいれるでしょうから。
お礼
コメントありがとうございます。資格の事も考慮してみます。
- syu0310
- ベストアンサー率33% (1/3)
私も聴力が右が弱く左が全く無しという状態です。 現在6級の認定を受けております。 娘さんのケースですと、私と同等のように思います。 居住されている役場の福祉関係部署を訪ねて相談されてみてはいかがでしょうか? まず、認定を受けられないという事は無いと思います。
お礼
ありがとうございます。早速福祉課に行ってきます。
- yaburegasa
- ベストアンサー率44% (596/1335)
こんにちは。 >右耳は完全に聞こえないが左耳は少し聞こえる。という診断でした。 と言う事でしたら、聴覚障害として、障害者手帳の交付が受けられると思います。 しゃべり方については、特徴的なしゃべり方・・・程度では傷害の対象になりませんが、明瞭さを描くようでしたら、重複で障害認定の対象になると思います。 聴覚だけでも、認定を受けてください。(当然の権利です) 東京都の例ですが、交付手続きの参考になさってっください。 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/techou_teate/techou0.htm
お礼
早速福祉課へいってきます。ご助言ありがとうございました。
お礼
懇切丁寧なアドバイスありがとうございます。あなた様の仰るとおりの事を家内と共に実践に移したいと思います。早速福祉課へ行ってきます。なぜ今までもっと早くこの事に気が付かなかったのか後悔しています。 それとも、親の見栄から自分の娘だけは身体障害者にはしたくなかったのか?中途半端にさせた親の私が悪いのです。これからはもっと、娘の立場になって幸せにさせてやります。ありがとうございました。
補足
先日、妻と娘が福祉課と耳鼻科へ行ってきました。検査の結果、医者はギリギリのところで障害者になると言ってくれました。もう一度来てくださいと言うことで来月23日に検査にいきます。まずはご報告まで。ありがとうございました。