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【防音】低音の振動対策
鉄筋コンクリートの建物、壁もコンクリートですが、サブウーファーからの低音振動を階上に伝わらなくするよい防音方法はありませんか?天井をはがしての作業も可能です。 あと、低音の振動というのは床をはって壁を伝達して伝わるものなのでしようか?
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>低音の振動というのは床をはって壁を伝達して伝わるものなのでしようか? 低音高音にかかわらず躯体に伝わった振動は建物全体に伝わります。高音ほど減衰しやすいので、影響は小さいですが。 次に、遮音材の原則は重量物です。 上階への音の伝達を防ぐ(遮音する)には、天井にはそんな重量をかけられませんので、上階の床にコンクリート打ち増しをするなどの方法が必要です(ある以下床からそのような重量物を支えてやるか)。 この場合重量物増加は構造に影響を及ぼす可能性がありますので、構造計算などにより安全性を確認することが必要でしょう。 また、低音については、その波長を考慮する必要があります。というのは波長より薄い材料はほとんど遮音せず、透過してしまうからです。 先の回答にある15Hzという数字を参考にすると、音速は340m/s程度ですので、約波長は22.6mとなります。これに対して十分厚い材料で遮音してやる必要があります(この数値から見てわかるように現実的に対策できる厚さではないですね。そのため超低周波音の防音対策は難しいといわれています)。 もっとも15Hzというのは可聴範囲以外ですのでここまでの低音まで考慮する必要はないかもしれませんが。 また遮音性能を高めると今度は反射が大きくなりますので、部屋の吸音設計も必要となります。 なお、スピーカーからの音を遮音するのではなく、スピーカー自体の床への振動伝達を防ぎたいのなら、スピーカーの重量と対策したい周波数を考慮して適切な防振設計をしてやれば、床への伝達はある程度防げるかもしれません。でも低周波になるとゴム系や有機化合物系の材料では難しいですね。コイル系はサージングも考慮する必要がありますし。 いずれにしろ、専門的知識がなくては、設計できないようなものなので、専門家に相談した方がよいです。 その際には先の回答にあるような事項に加えて対策したい周波数範囲も明確にしていった方がよいと思います。
- nonbay39
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2の回答者です。 つい勝手にマンションを想像しましたが、RCの持ち家かもしれませんね。だったら家族が我慢できれば済むので、防音に対する要求レベルも随分甘くて済みますね。 下に書きましたリスニングポイントでの音圧レベルと書きましたが、サブウーハーから1mでの音圧レベル間違いです。 あわせてご了承下さい。
- nonbay39
- ベストアンサー率20% (759/3623)
この点補足いただかないと誰にも答えられないと思います。 1.サブウーハーの機種や欲しいリスニングポイントでの音圧レベル(正確な)によります。 2.また、それをどのくらいのレベル防音したいかによります。 3.そもそも何階建ての、何階で聞かれるのでしょうか? ちなみに1階で聞いて5階から苦情を受けてもおかしくない話です。 4.建物の壁及び床天井スラブの厚さ 振動は床も壁も天井も全てを伝います。 かなりのオーディオマニアな設計士でもいれば別ですが、この質問はこのカテでは正解が出てこないと思います。 大手オーディオ専門店に行って、工事会社を紹介してもらえば、間違いは少ないと思います。しかるべき専門店に行って相談されないと、防音関係でここの回答を信用するとろくなことにならない気がします。 少なくとも私が補足要求した4点はわからないと答えようもありません。でも、そんなことも普通の建築士にはわかりません。それぐらいイレギュラーな領域ですから。 防音対策関係では教科書に載っているような回答ばかりで実践的ではありません。音が125ヘルツまでしかないような回答も散見されます。 しかも、音の伝わり方が建物なりに違い、まわりの人が騒音と受け止める感受性もそれぞれ違うので、詳しい人間ですらやってみないとわからない領域の話です。 サブウーハー機種によりは伸びる物は15ヘルツ付近まで伸びますので、そうなると何もかも想定外となるでしょう。音圧によっては、1000万円かけても防音は不可能です。 中程にかきましたが、専門店に行かれた方が良いです。ただ、サブウーハーといってもごく小さなものをそこそこの音量でしかきかないのであれば、対策の必要もない可能性もあります。
- walkingdic
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>低音の振動というのは床をはって壁を伝達して伝わるものなのでしようか? そうです。 なので対策としては、二重構造にするしかありません。 浮き床構造として、今の壁、天井の内側に入れ子のようにもう一つ部屋を作ります。 つまり振動が伝わる経路を遮断するわけです。 内側の部屋は外側の壁に接触しないようにします。床は接触が避けられないので浮き床構造にします。 重低音の防音は非常に難易度が高い防音工事です。