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地方自治体首長選挙に政党が介入する理由
先日行われた都知事選では自民が石原に、民主が浅野を支援していましたが、何ゆえ政党は彼らの選挙に介入せなならんのか分かりません。
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中央政党が地方政治に口を出す理由 ・政治とは、まず日本や地元をどのようにしたいかというのがあり、政党とはその手段にしか過ぎません。そしてその方法として自らが中央政界に出て中央で頑張るという手段もあるでしょうし、地方政治家として頑張るという手段もあるでしょうが、中央の政治家として自らと思いを同じくする地方の政治家と一緒になって頑張るという手段もあるでしょう。選挙応援もその一環といえます。 ・中央選挙の時、地方の政治家の票はかなり大切な支持層です。つまり地方政治家がしっかり固めてくれた票を自分の選挙の時に動員できれば、選挙の時の大きな力になるわけです。したがって、子飼いの政治家を出来るだけ多く作っておき恩を売っておくことは自らの権力基盤を固める事になるわけです。地方政治家は自民党の牙城なのでこれが自民党の権力基盤を支えているともいえます。 地方が中央を頼る理由 ・中央とのパイプ 大分解消されてきたとはいえ日本は中央集権が強い国です。したがって何をするにも中央の承認と場合によっては予算が必要なわけです。そのときに話を通してくれる人が中央にいると非常に便利なわけです。 ・中央議員の票 これは地方の時の逆ですね。中央議員は実力者が多く、業界団体とのつながりも強いです。したがって中央議員が持つ票田は地方政治家にとっても魅力的なわけです。お互い持ちつ持たれつということですね。 こういうと余り良くないことのように聞こえますが、中央と地方の情報と意思のギャップを生める為にも地方の政治を政党が担うのは悪い事では有りません。しがらみが増えるのは当然ですが、地方の実情を最もよく知り地方自治を担う地方の政治家とのパイプはやはり必要です。
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- aozola
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最近の知事選挙ではそうでもないのですが、今回の知事選は何角選挙の前哨戦という意味づけが強く、そのため政党が後押しをしたようです、 ですから今回は例外的な面が強かったようで、例えば石原氏はもともと自民党を追い出された人物であり、知事選に出たときも反自民的なすたんすをっとっていたくらいなので、まあそういう人が自民の支持を受けるというのは、石原氏の事情ではなく自民党の事情によってそうなったようです、
- kb-nike
- ベストアンサー率36% (72/200)
先日の都知事選挙では、石原、浅野両候補とも、初めは政党の支援を断っていたようですが、後半では政党の支援を期待していたようです(少なくとも拒否はしてはいなかった)。 したがって、暗黙の了解があったわけで、政党が「介入した」とはニュアンスが違うのでは…。 「政党」が国政だけでなく、地方議会議員、首長に、その信条にしたがって候補者を立てるのは、むしろ当然のことだと思います。 候補者も「住民党」などと言いながら、当選後は既成政党と組むと言う例は多々あります。そのような行動を取るなら、初めから政党の看板を掲げるべきだと思います。
- Fuu1962
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「何ゆえ」という質問ですが、それはそれこそが政党のシゴトだからというのが回答になるかと思います。 政党というのは、それぞれの議会に議員を送り込み、少しでも政治の実権を握ろうとする訳です。それがシゴト。 でも結局「長」も合わせて政党の考えに近い人でないと「政治の実権」は握れないんですよね。 それで、国会の場合はシステムとして、議員の中で総理大臣を決めてるんですが、地方自治体にはそういうシステム(議員内閣制)はなく、自治体の首長も一般の選挙で選んでいます。 それでも首長は1人なので、普通は無所属の人を(複数の)政党が推すという形になるんだと思います。 しかしながら、質問者さんは「そんなことはわかってる」ということなんでしょうか? そうであればむしろ逆に「なぜ、政党が顔を出して悪いのか?」「なにか不都合があるのか?」という疑問が湧き上がります。
- 63ma
- ベストアンサー率20% (265/1321)
自民にしろ、民主にしろ、都知事選候補者の個人的な主義主張はどうでもよく、今年の参議院選の主導権を握る為の代理戦争(占い選挙か?)みたいなものですから、陰に陽に介入したのです。
- PENPENMAKKY
- ベストアンサー率17% (344/1984)
石原都知事は元自民党の代議士です。 浅野はプロ市民(民主党左派や社会党系)です。
お礼
ご親切に教えていただき、ありとうございます。