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薄雲が広がる理由

お世話になります。 質問タイトルのことなのですが、 本日近畿は高気圧圏内におりますが、 15時現在、私の見える範囲で全天薄雲に覆われております。 これを天気図(地上,高層,エマ)等から読み取るには どういうところをチェックすればよいのでしょう。 突き詰めると理解不能に陥りますから、 だいたいで構いませんので教えて頂けませんか?

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  • kiyi727
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回答No.1

エマから読み取る方法は私も分かりませんので、 高層、地上天気図より少々…。(これも自信はありませんが、ご参考までに) 一般に「薄雲」と呼ばれる雲(巻層雲、巻積雲、高層雲など)は高層ジェットのすぐ南側に、帯状に広く分布していることが多いようです。従いまして 500hPa、300hPa の高層天気図で、まずは強風軸を確認し、ジェット気流の位置を確かめます。 次に、トラフ(気圧の谷)の存在が重要です。 トラフ東側の高層大気は西南西からの湿った流れで、大気各層に雲を発生させるからです。これが高気圧の中心近くまで、薄い雲を運び込む一因になります。 一方、今頃の地上天気図によく現れる春、秋の移動性高気圧は上層のリッジ(気圧の尾根)に対応するのが原則です。が、この種の高気圧、実は案外背が高くなく(上空まで高気圧になっておらず)西側にあるトラフの影響で中心付近でも薄雲が広がることが、まま、あります。 また地上天気図で一見、高気圧に覆われているケースでも、南側に前線が停滞している場合など、薄い雲が空一面に広がることも珍しくありません。 ところで現況ですが、10日9時の高層天気図で調べますと、弱いトラフが大陸東岸に存在します。それにどうやら強風軸のひとつが西、東日本上空を吹きぬけている模様です。他方、15時現在、地上天気図では沖縄の先島諸島付近に弱い前線があり、低気圧も発生しそうな状況です。 以上の点を吟味すれば、高気圧圏内であるにもかかわらず、近畿地方が薄雲に覆われている理由も、ある程度は納得出来そうです。 ズバリの回答にはなってませんね。申し訳ありません。

noname#202422
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど、少し分かったような気がします。 まず背が高くないというのを忘れていました。 ジェット気流のトラフの位置関係で薄雲に覆われることがあるのですね。 これからは、そういう点にも注意して天気図を見ていきたいと思います。 素人の私に詳しい解説ありがとうございました。m(_ _)m

その他の回答 (1)

回答No.2

専門的な回答の後なので心苦しいのですが回答させていただきます。 http://www.gettou.info/ok_1.htm に4月10日15時の地上天気図を掲載しました。(気象庁のサイトより) 近畿地方は高気圧に囲まれた(相対的に)小さな気圧の谷になっていたために薄雲に覆われたのではないでしょうか。

参考URL:
http://www.gettou.info/ok_1.htm
noname#202422
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに15時の地上天気図を見ると、小さな気圧の谷みたいになっていますね。 いつも朝に確認しますので、3時の地上天気図を利用していますが、 速報天気図もきちんと見なければなりませんね。 ありがとうございました。m(_ _)m