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薬剤師の守備範囲について

薬剤師です。今は違いますが、以前、病院に勤めていた経験があります。 その際、感じたのは、昨今の薬剤師は地位を上げるために無理をしているのではないかな?ということです。そこの病院も、薬剤師として、薬剤部として、臨床の現場に積極的に出て行こうと、頑張っておりました。 ですが、これは果たして必要な行為なのでしょうか? 薬剤師が、病棟へ行ったところで、医師や看護師のようなことができるわけでは決してありません。もっと言えば、薬の説明くらいであれば、普段から患者さんの治療をしている主治医や看護師さんからしたほうがいいと思うし、そもそも、薬剤師の医療用医薬品の知識が、実際に使用している医師にかなうわけがないと思うのです。 ならば薬剤師が成長していくために何が必要なのか?と言われれば、こうだ!と答えられるものが私にはないので、偉そうなことは言えないのですが、少なくとも、このように臨床の現場に出て行くことは違うのではないかな、と思います。守備する範囲が違うということです。 私の考え方は、どうでしょうか?皆さんの意見を伺いたいです。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

質問者様は、どのような病院に、どのくらいの期間、 どのような立場で仕事されたのでしょうか? 仕事を為さっていた時、問題は感じられませんでしたか? 私は、卒業直後に調剤薬局に勤務し、その後、急性期を診る 地域の基幹病院に勤務しました。現在は、第三者的な立場で 現場を見る仕事をしています。 確かに、卒業後や病院勤務の初めは、私自身の臨床知識のなさを 痛感しました。今現在も、情報に遅れまいと必死で、勉強会などに 参加しています。 そして、感じている事は、医療を受ける側の誤解に基づく不信や 不安がより良い医療を阻んでいるという事です。それは、薬に 関しての知識のなさも大きく影響しています。 日本の医師は一般的に臓器別の医療分野の専門家ではありますが、 薬の専門家ではありません。 薬剤師は医師や看護師の様な事が出来るわけではありませんし、 する必要もありません。 患者さんの側に行けば、適正な薬物療法が行われているか、 薬学的な問題は無いか、ベッドサイドには薬剤師が担うべき 役割は沢山あります。 溶解してはいけない物を使って、点滴されている事など、 現場で初めて解る事ばかりです。 地位を上げる為ではなく、患者さんの為の仕事です。 患者さん、ご家族は、不安と疑問の嵐の中におられるように 思います。それをサポートすることも重要です。

no-no-plan
質問者

お礼

>日本の医師は一般的に臓器別の医療分野の専門家ではありますが、 薬の専門家ではありません。 ベッドサイドには薬剤師が担うべき役割は沢山あります。 溶解してはいけない物を使って、点滴されている事など、 現場で初めて解る事ばかりです。 確かに、これは薬剤師がいれば防げる問題かもしれません。ですが、生意気なことを言ってしまいますが、これだけのために、薬剤師が病棟などに行くのはどうなのでしょう?(言っておきたいのは、このことがどうでも良いと言っているのではないです。溶解すべきものを間違っているのですから重要なものだと思います。) これだけであれば、その服薬情報を、病院内共有のパソコンを用いて、薬剤部でも見られますよね? それに調剤薬局などでも、患者さんの血圧等を聞く行為もどうかと思うのです。患者さんからしたら、早く帰りたいところに色々聞かれて迷惑じゃないかな?と。 薬剤師は聞かれたら、それに対して薬剤的に答える、というだけで良いのではないかと思うのです。 ですが、六年制になったということで、更に成長したいのであれば、医師のような行為を真似るのではなく、やはり他にあると思うのです。 色々、生意気言って申し訳ありません。ですが、これが私の感想なのです。

その他の回答 (7)

回答No.8

No.5です。 もう回答を締め切っておられると思っておりましたが、まだの様でしたので、再度回答します。 前回も書きましたが、質問者様はどのような経験をお持ちの方でしょうか? >これだけのために、薬剤師が病棟などに行くのはどうなのでしょう? これだけとは、どういう意味でしょうか? 薬本来の効果の出ないような用いられ方をしている事は、治療の意味が無くなる事ですが、それが「これだけのため」でしょうか? この時の薬は、抗ガン剤でした。高価な薬で高い医療費を使って患者様、ご家族は病気が治るように辛い治療にも耐えておられます。 それが「これだけ」ですか? もう一つ例を挙げると、クレメジン、ご存じですか? 色々な物質を吸着する作用がありますから、食間等、他の薬や食事の栄養とは時間を空けて服用すべき薬ですね。 それを看護師が他の薬と同時に食後に服用させていました。 血圧等、数種類の薬を服用中でしたが、治療効果が上がらず、大学病院に転院になりました。その時に薬剤師が他剤と同時服用をさせていた事に気付きました。服用指示を守る事、重要ですよね。 薬学部は6年制になり、多数の新しい薬系大学・学部が新設されました。これからは、薬剤師の過剰も有るかも知れません。 どういう時代が来たとしても、患者様の立場に立った、薬剤師としての仕事を出来る人だけが、必要とされると思います。 質問者様がお仕事をされるのであれば、目の前の患者様に、今薬剤師として何が出来るのか、守備範囲云々の前に考えて頂ければ、と思いました。

  • ribon-boo
  • ベストアンサー率27% (21/76)
回答No.7

チェックができるようになったのは、いいと思います。ですが、これは薬歴等を見れば済むことであり、何も病棟に出て行ったりする必要などないのではないかと>>>>> 現場でないと、解からないことは、ありますよ。医師、看護士だって、守備範囲を超えることは、あとまわしとされるなら、調剤ひとつとっても、患者さんによって、錠剤で、何日分って、だしてあげた方がベターなのか、薬包紙で、錠剤も含め、1回分づつ、分けてあげた方が、良いのか?細かい話でも、出てきますよ。ある患者さんで、薬が、いろいろ出ているから、間違えないように、と、薬包紙で、朝用、昼用、夜用と、1袋づつ、作られたものが、与えられていたが、1袋あたり、粉と錠剤が、まざっているのを、非常に苦手で、返って飲みにくくしている、患者さんが、居たり、包装のまま、配布した方が、薬の種類が、自覚でき、わかりやすいと思ってだせば、包装ごと飲んでしまい、のどに、つまらせるおじいちゃんが。居たり、、、リハビリトレーニングで、自分で、ピルケースに、1日分づつ、分けさせた方が、薬を飲んだ自覚が出来てよかったり、など、現場を見ないと判らないことは、たくさんあります。 ただ、質問者のなかで、自分の守備範囲は、ここまでだ!と、もうお決めで、質問されてみえるようで、ネットとかバーチャルで、決めていることが、本当に正しいのか、現場を見なくても、平気なら、しばらく、そのスタンスで、行かれれば良いのでは?と思います。時間がたてば、ギャップが広がり、どこで何が不足かが、見えてくるでしょう。それが、薬剤師の問題とは、限りませんがね。(現状が、完璧なシステムだ、と、思い込んでみえるような気がしますが、どんな仕事も日々改善が出てくるのが、普通と思えますが、今は、質問者は、そこまで必要性を感じておられないのだと思われますが)

no-no-plan
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。 ただ、私は現状がベストとは思ってはおりません。成長していくべきだと思うのです。 ですが、『薬剤師も積極的に臨床へ』ということに、どうしても納得できないのです。もし、薬剤師も臨床の場に出て行くべきと考える人がいるのでしたら、まず現制度を変えなくてはならないのではないのか?と考えます。例えば、「『採血権』を薬剤師にも与えるようにする」のようなものです。 こういったことが認められるようなら、薬剤師も臨床の場に出て行く理由になると思いますが、少なくとも現制度のままで、いたずらに病棟へ行くのは先走りすぎているというか、医師の真似事のような気がして、しょうがありません。 もう少し、違った形で、医療に貢献できないかと、こう思うのです。

  • sionn123
  • ベストアンサー率53% (1910/3592)
回答No.6

 no-no-planさん こんばんは  薬局を経営している薬剤師です。  医師や看護師って本当に薬の事をご存知なのでしょうか????凄く疑問を感じます。もちろん常時使われている薬やご専門の診療内容に使われる薬なら詳しいでしょうけど、それ以外の薬はどうなのでしょうか???  私の父は7年前に肺ガンでなくなりました。亡くなる3年前に肺ガンと宣告され、その時から私は父に冬虫夏草を服用させていたんです。no-no-planさんもご存知の通り、冬虫夏草は腎肺系の働きを助け、特に肺については心肺力を強め空気を吸いを良くすると言う働きのある生薬なんです。したがって肺ガンで血中酸素量が減りつつある時でも、その減る量を少しでも遅らすと言う意味で肺ガンに効果が有るんです。と言う事で肺ガンの父に服用させたわけです。  父は主治医の先生にも知らせた方が良いだろうと考えて、「薬剤師の娘に言われて肺がんに効果が有ると言う事で冬虫夏草を飲んでいます。良いですか???」と言う確認を取ったようです。回答は「毒にも薬にもならない物だから、ご自由にどうぞ!!」と言う回答でした。この例からも解る通り、医師は薬に詳しいとは言えないと思います。  ですから入院患者さんへの薬の説明は、やはり薬剤師がすべきだと思います。「餅は餅屋」と言う事ですね。

no-no-plan
質問者

お礼

ご意見ありがとうございました。 確かにsionn123さんのおっしゃるように、『冬虫夏草』を薦めたりするのは、すべき行為と思います。こういった身近な薬品のようなものに関しては。 ですが、これ以上になるとどうでしょう?医療用医薬品のこととなると、これは薬剤師はあまり出て行く必要はないと思うのです。薬局で色々聞いたり、病院病棟に出て行くのは間違った方向ではないかと。 そもそも、病院などの現場で、薬だけをその医療から切り離して考えることは無理だと思います。あくまで薬は追随する存在でしかないといううことです。その薬に、薬剤師が知識を補充させるのは、患者さんにとってはそれほど有用とは思えません。別に処方を変えられる権限などないのですから。 もし患者さんが薬について深く知りたい、医師でもよくわからない、となったら、始めて薬剤師が出て行けばいいのではないかということです。医師にもわからないことで薬剤師に答えらることなど僅かだと思いますが。 とにかく、方向性が間違っているとしか思えないのです。 本当に、色々生意気言ってすいませんでした。

  • ebikichi
  • ベストアンサー率35% (75/213)
回答No.4

>薬剤師の医療用医薬品の知識が、実際に使用している医師にかなうわけがない 私もそう思います。 だからこそ臨床の現場に積極的に出て行くことが必要ですし、お国もそれを求めています。

no-no-plan
質問者

お礼

臨床の場に出て行くことが、この場合、求められるでしょうか? もしかしたら、ebikichiさんは、この現状を打破するために、積極的に薬のことを知るために、臨床の現場に出て行こうと考えておられるのでしょうか? だとしたら、それは、今までも申し上げましたが、守備範囲を出てしまってないでしょうか? 薬剤師が目指すのでは、臨床で活かせる知識の習得ではなく、何か違うところにあると思うのです。 生意気言ってすませんでした。ご意見、ありがとうございました。

  • ribon-boo
  • ベストアンサー率27% (21/76)
回答No.3

お互いに、最善の医療行為を達成するため、ある程度は、現場も、見るべきと考えます。ほとんどの医師は、経験的に、薬を、処方しつづけている場合も、多く、禁忌薬のチェック、薬剤の形状、注射とか内服薬とか、の適正など、また、医薬品の個別の説明書など、すべて詳しく医師は、読んでいない場合も、多いですし、ジェネリックの問題など、医師は、知識が乏しいです。 逆に、点滴用の薬剤などは、現場の方が、強いでしょうね。 お互い、カバーしあわないと、いけないのでは? 特に、A科とB科と、複数の診療科を受診している患者さんなどは、禁忌薬や重複薬のチェックなど、必要と思われます。 医師は、神では、ありません。麻酔、薬剤、看護士など、連携して、初めて、医師の力が、発揮できると思われますが。。。

no-no-plan
質問者

お礼

確かにこういったチェックができるようになったのは、いいと思います。ですが、これは薬歴等を見れば済むことであり、何も病棟に出て行ったりする必要などないのではないかと。 だからこそ、昨今の薬剤師の目指すべき方向(私の勤めていた病院だけかもしれないが)が、間違っており、守備範囲を逸脱しているのではないかと思うのです。 ご意見、ありがとうございました。

  • zumichann
  • ベストアンサー率39% (892/2250)
回答No.2

>薬剤師の医療用医薬品の知識が、実際に使用している医師にかなうわけがないと思うのです。 こうであればいいんですけれども、実際は、そういうわけでもありません。使用量や代替薬品など、どのくらい?なにがある?薬剤部に質問してくる医師は珍しくないのです。(大学病院ですら) ましてや守備範囲以外の薬ならなおさらです。 私も卒業直後は、医師は薬も看護もエキスパートと思っていた事がありました。 某有名病院で「あのさー、アスパラKってなんの薬?」と院長から薬剤部に電話があったのを受けるまでは。(院長の専門は眼科でした) 医療はチームプレイです。医師に、相互作用含め、完璧な知識を勉強しろというのは酷なことでもあります。 もちろん、薬剤師が知識無しで、行動だけするのは無駄なことです。 質問者様は常用量、相互作用などはご存知とおもいますが、新しい知識、例えば適用外処方の実情などを勉強してみてはいかがでしょうか。

no-no-plan
質問者

お礼

適用外処方、少しですがわかります。(zumichannさんほどではないでしょうが) 例えば、タガメットを皮膚炎に用いたりと。でもこれは、薬剤師にはわかりませんよね?医師と患者の間だけに通用するものであって。 だからこそ、薬剤師が出て行って、下手に胃の薬だとか言うのは、良くないと思うのです。あまり表に出ずいたほうがいいと思うんですよね。 代替品などを聞かれたり、薬について聞かれて答えるのは、薬剤師の仕事と思います。ですが、これが、薬剤師が臨床に出て行くという理由にはならないのではないでしょうか? 生意気言ってすいませんでした。ご意見、ありがとうございました。

  • timeup
  • ベストアンサー率30% (3827/12654)
回答No.1

人により医研がちがうのは当たり前ですが、 薬学部は6年制にしたりしていますし、薬剤関係の責任を分担してくれるなら歓迎します。 

no-no-plan
質問者

お礼

医研は、意見の間違いですかね? 薬剤関係の責任というのは、薬剤師にはないものと私は思います。結局、言われた処方を間違えなかったか、どうかでしかないのではないかと。 だからこそ、病棟に出て行ったり、患者さんに調子を聞いたりといった行為は意味を感じないのです。 ご意見、ありがとうございました。

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