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目を交差させ絵が立体に見える本でなぜ目がよくなるのか

本屋に行くと 目の視点を交差させたり平行にしたりして絵を立体に見えるようにする本がうっていますよね。 その類の本に 「目の焦点が合うようになり視力が回復する」 見たいなことが書いてあったのですがどうして視力が回復するのかが分かりません。 その類の本で鍛えられる目の筋肉は目を寄せたり離したり、眼球を動かす筋肉で 目の水晶体の厚みを調節する筋肉は鍛えられないと思うのですが。 それとも目の眼球を動かす筋肉と水晶体の厚さを調節する筋肉が連動していると言うことでしょうか? 詳しい方がいましたら教えていただけるとうれしいです。

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  • hiropon626
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回答No.5

補足 遠方を見るときは毛様体筋をリラックスさせ眼の中のレンズである水晶体を薄くして屈折を弱くします、近方を見るときは眼の内よせと瞳孔の縮瞳と毛様体筋の収縮によって水晶体を厚くして屈折を強めます。 (毛様体筋が収縮すると水晶体がうすくなるような気がしますが実は逆です) 年齢とともに水晶体の弾性の低下、毛様体筋の減弱などによって老眼が生じてまいります。このようになってしまっていれば訓練は殆ど意味を成しませんが、年齢が若いうちは毛様体筋をリラックスさせる練習にはなるので、一過性には効果はあるかもしれません。 というのは、近くの絵をみて立体的に見える状態にしているときは実は遠方にピントがあった状態なのです。2本指をたてて眼をぼんやりさせて真ん中に1本(計3本見えるように)見えるようにしてみてみてください。遠くにピントがあっているのがわかるはずです。 ただ、このような本に頼らずとも、近見作業のあとにしばらく遠方を見るようにして毛様体筋を休ませてあげることで、眼精疲労を和らげたり、近視の進行をある程度は(全部は無理ですが)抑える可能性はあります。

A-RICO
質問者

お礼

とてもくわしくよくわかりました。 どうもありがとうございました!

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その他の回答 (4)

  • y8gool
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回答No.4

#3で答えていますが・・・・ ご質問の本の場合、固視点(中心に成る基準の点)が無いと思いますので黄班中心窩には見える物が無いと思います。 私たち眼科で使用している検眼機には、固視点が付いています。 でも、原理は同じです。 このように平面像で有っても感覚神経性融像が働く条件を与えて両眼視させると、立体的に見えます。 以上でご質問に答えられたと思いますが、解らない事があれば再度質問して下さい。 この追加文章は先生が診察に入られましたので、看護師がメモを見てお送りしています。

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  • y8gool
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回答No.3

大学病院の眼科医です。 立体視の原理は指標の真ん中より左にあるものが右目黄班中心窩の外側に、 指標の右にあるものが左目黄班中心窩の外側に見えると交差して融像刺激で立体的に浮き上がって見えます、 この逆が立体的に沈んで見えることになります。   ゆえに、眼筋運動は有りません。 それと一つ付け加えますと、水晶体は幼児期は毛様体筋を外したと仮定しますとボールのように丸くなりますが、 加齢と共に次第に扁平になってきます、遠くを見た場合水晶体の扁平になるのは水晶体の弾力による物で、 筋肉で扁平にしている物ではありません、したがって訓練で近視を軽く出来るものでしょうか、 知者の貴方(貴女)であればもうお解かりでしょう。 それと輻湊(内寄せ)と調節(水晶体を厚く)と縮瞳(瞳孔を小さく) この3つの作用を連動して司っています。

A-RICO
質問者

お礼

ほんとうにどうも詳しく説明していただきありがとうございました!

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  • hiropon626
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回答No.2

眼科医です。 基本的に効果はあっても一時的で、永続的視力回復につながるものではありません。毛様体筋をリラックスさせるトレーニングですが、生活スタイルが変わるわけではありませんし、、、、。

A-RICO
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

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回答No.1

実際の効果のほどはわかりませんが……。 いわゆる屈折性の近視を説明する図を見ると、いかにも、水晶体を筋肉で引っ張って薄くする、これで遠くにピントが合うように見えます。 が、実際には、水晶体の調整をする筋肉は、水晶体をリング上に取り巻いていて、 力を入れる → リングが小さくなる → 水晶体が厚くなる → 近くにピントが合う 力を抜く → リングが大きくなる → 水晶体が薄くなる → 遠くにピントが合う という作用をします。 従って、緊張してしまっている筋肉をほぐすと、遠くが見えるようになるという論法です。

A-RICO
質問者

お礼

どうもありがとうございました!

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