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例文解説お願いします

某参考書に載っている例文でわからないことがあるので教えてください。文脈はないことでお願いします。 (1):One night he came home very tired and sad. 訳:ある晩彼は、すっかり疲れ憂うつになってかえってきた。 →came home very tired and sad.この部分を come+形容詞で「~の状態で来る」これでいいですか? また「very tiredly and sadly」でもいいのですか? (2):We saw him the night that we went to the play. 訳:私たちはその劇を見に行った帰りに彼と会いました。 →なぜ at the night ではないのでしょうか?the nightのときは前置詞は不必要なのですか?辞書でも調べましたが、自分のわからないところは載ってませんでした。 (3):Be it ever so humble, there is no place like home. 訳:どんなにむさくるしくても、わが家に勝るところはない。 →「Be it ever so humble」ところは「However humble it may be」 と解説されていましたがどうしてそのようになるかわかりません。 (4):Few people remember today the last time an earthquake was felt in London sufficiently strongly to be generally noticeable. 訳:ロンドンではみんなが気づくほど地震が感じられたの、最近ではいつのことか、それを覚えている人は、今日では少ない。 →「sufficiently strongly to be generally noticeable」の部分については「一般的に人目を引くのに強く足りるほど」の超直訳をだいぶ変えて「みんなが気づくほど」になったのですか? 4文も質問してしまいすいません。いろいろ調べてもわからなかったので質問させていただきました。ご回答よろしくお願いします。

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  • Parismadam
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回答No.1

1.これは独立分詞構文のbeingが省略された形です。本来は he came home being very tired and sad「疲れて憂鬱な状態で」と動詞にかかり、これを節にすると he came home as he was very tired and sad.「疲れて憂鬱なままで」と副詞節にすることができます。 つまり、ここのvery tired and sadは独立した副詞として動詞を修飾しています。 ご質問の中で推測されているように、come+形容詞で「~の状態で来る」ではありません。また、tiredlyという副詞は存在しません。 2.~the night that~のthat節はthe nightを修飾する副詞節になっています(*関係代名詞ではありません)。このようにthe nightが副詞節のthatに修飾される場合は、前置詞は必要なく、なくても「夜に」という副詞になりうるのです。 3.Ever soは「譲歩(たとえ~でも)」を表す古い英語の表現です。 Be it ever so humbleは本来If it be ever so humble「たとえどんなにむさくるしくても」という語順が正しく、このIfは譲歩の副詞節、beは仮定法現在になります。(*仮定法現在は人称・時間に関係なく、またここでは仮定法という文体とも関係ありません。) ここの形は、Ifが省略されて主語itと動詞beの倒置が起こっているのです。 Ifの省略による倒置は If I should~「万一私が~したら」 Should I~「同上」 などがあります。 4.このsufficientlyはstronglyという副詞を修飾する副詞です。sufficeintly~to・・・「・・・するほど十分に」と程度を表します。generally「一般に」は「多くの人に」と訳せます。よって sufficiently strongly to be generally noticeable「多くの人が気づくほど強い」→「みんなが気づくほど」という抄訳になったのだと思いますが、ここでは「強い」を入れた方がわかりやすいですね。 以上ご理解いただけたでしょうか。頑張って下さい。

scarletter
質問者

お礼

すごくわかりやすいご回答ありがとうございました。おかげでわからないところが解消されました。本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.2

(1) 本来,SVC の形をとるのは,be 動詞を筆頭に,become, seem, look, remain などです。  come は come true など,「~になる」という意味では SVC ですが,「来る」という意味では SVC にはなりません。  しかし,本来は SVC でないものを,C に近いものとして,擬似補語とか,準補語などと呼ぶ場合があります。  marry young「若くして結婚する  die happy「幸せな状態で死ぬ」 >come+形容詞で「~の状態で来る」  単に come だと「~になる」と区別できませんし,前にどこに来るのかを示していれば別でしょうが,通常,come home など,明確に場所を表す語句が必要でしょう。  これは一つの考え方で,being を補って,being tired のように考えることもできます。  (ただし,主語は he で共通していますので,独立分詞構文でなく,通常の分詞構文です) >very tiredly and sadly だと,came home という動詞について,tiredly, sadly という意味になります。ここでは,あくまでも,he の状態が tired や sad と言っています。  came home very tiredly and sadly は可能ですが,普通には用いられないでしょう。   (2) まず,補うとしたら,at でなく,on です(特定の日の夜ですので)。  一つには,特にアメリカでは on the day ~,on the night ~の on は省略されることがあります。  また, the minute SV, the moment SV「S が V するとすぐに」 every time SV「S が V するたびに」 the first time SV「はじめて S が V するときに」 など,すべて前置詞なく用いられますので, the night (that) SV の場合も同様に考えていいでしょう。 (3) 一種の命令文で,be が原形となり,主語 it をその後に置いていると説明されることもあります。  あるいは,be は仮定法現在としての原形とも考えられます。(suggest などの目的語としての that 節内で用いられる原形と同じものです)  この仮定法現在である be を倒置させて主語 it の前に出すことで,「~しようとも」という譲歩的な意味を表すことができます。  come what may「何が起ころうとも」なども有名です。  日本語で,「いずれにせよ」とか,「いずれにしろ」のように命令形で譲歩を表すのは非常に興味深いです。 (4) この sufficiently は「十分に」という意味で,enough のかたい語だと考えてください。  enough to ~で「~するのに十分,~するほど」という意味になるのと同様に,sufficiently も to 不定詞を伴うことがあります。  ただし,形容詞・副詞 enough to ~という語順になるのに対して,sufficiently は sufficiently 形容詞・副詞 to ~となります。

scarletter
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございました。より理解を深めることができました。