日本外交に、順位が付けられず、場当たり的外交をおこにってきたためでしょう。
安保理改革で、常任理事国を増やすかどうかの議論があったとき、外務省は、各国駐在大使にかなりハッパをかけたのですが、その一方拒否権を持つ中国のカンに触る靖国神社参拝を行い、決定的に中国・韓国を敵に回します。
さらに東南アジア諸国との関係も悪化させ、アメリカの政策に追従し、イスラム諸国をも敵に回します。
それだけではなく、アメリカの嫌うドイツと手を組み、安保理に入ろうとし、アメリカの賛同をも失っています。
ロシアに対しても、北方領土問題で、賛同を得られない状況にありました。
この状況は、現在でも変わっていません。
敵国条項からの除外も、こんな状況ではできませんし、なにより現在の日本の国粋主義の台頭により、益々難しくなっているのが現状でしょう。