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ヘパ水というのは?
ヘパリン水というのは、最近セラチア菌などで有名になりましたが、長時間のヘパロックは感染を起こしやすいというのは出ています。病院によって%が違うのでしょうか、何日くらいで交換しているのでしょうか?ヘパリン水は1万単位をどれくらいの割合の生理食塩水で作成すれば凝固しにくく、生体に問題が無いのでしょうか?
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最近は、ヘパ生でも、ただの生食でもカテーテルの開存率が変わらなかったという報告もありますが、私は慣例的にヘパリン加生食を使用しております。特にロックする時には1000単位/20mlで濃いめに作って使用したりもしております(私が研修した施設のパクリですが)。 もちろんつくり置きはせず、使用する度に調整しております。 なお、カテーテル関連感染症については(そのまま日本に適応させるのは問題が有るとの異論もありますが)CDCのガイドラインが現在改定作業中ですので、粗訳のアドレスを上げておきます(あくまで草稿ですので、その点よろしくお願いします)。
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- oponnpo
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No1のoponnpoです。 ワーファリン使用者についてですが、基本的には 同じ抗凝固作用であるヘパリンが体内に入ると、更に凝固時間の延長になりかねないので、適応は慎重にすべきでしょう。 適応については医師と相談した方が確実ですね。 なるべく、ヘパロックしない方針で、もし、やらざるを得ない時には、 点滴につなぐ時にシリンジ(注射器)で管内のヘパ生を抜き取ってからつなぐのが良いと思います。(それでもロック時に少量入ってます) この“抜き取ってからつなぐ”のは、血栓を押しながさないためにも、皆にやると良いと言われている方法です。
お礼
適切なアドバイスありがとうございます 一度抜き取るということはしていませんでしたありがとうございます。
- yajiyaji
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ヘパ生はたいてい100ccあたり1000単位くらいのヘパリンが入ってます。 通常の使用では、出血させやすくなる量ではありません。 感染の原因になりうつので、最近は無菌的に調剤している病院も多いでしょう。病棟ですと、ヘパリンそのものが古くなっていきますが、薬剤師が作るときは一気にたくさん作るので、新しいものばかりで作れます。 といっても、ヘパ生は何日も使い回しして、たいていは事故もなく済んできた訳です。これからはそんなことは許されなくなってくるのでしょう。 毎日作り直しがいいのでしょうね。
お礼
ありがとうございます そうですね薬局が作ってくれれば古くならずに済みますね。留置針の問題もあるし感染の危険が多いのは事実ですね 心疾患の場合ワーファリン服用だと出血傾向もあるし ヘパリンの文献によれば単位が使い方によってちがうので留置している針には100/1000単位なんでしょうね
- oponnpo
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業界では“ヘパ生(ヘパリン+生理食塩水)”と呼んでいる、アレですね。 こないだの事件以来、見直しをしている施設が多いと思います。 問題は、ヘパ生の濃度でなく『作り置きの、くり返し使用』です。 これは、作り置きした物の保管方法と共に、ナースステーション内の問題です。 長期間、同じ留置針を使い続けるのも好ましくありません。 しかし、残念な事に何日で交換するべきか、という指針はないようで、施設各々で決めているようなのです。 この頃は、感染予防委員会を設置するように、との お上からのお達しで、いままでズサンだった所も、改善されつつありますが、まだまだ、その施設に任されているのが実情です。 私の勤めている所では、ナースが率先してヘパ生での 針の留置を減らし、どうしても必要な人だけにし、 ヘパ生も1日1回破棄するようになりました。 留置針については、今、抜いたものを検査して、 何日くらいで菌が増えるのかデータ取り中です。 ヘパリンそのものについては、代謝が早く、 よほどの出血傾向の人でなければ、問題にならないと思います。
お礼
ありがとうございます Nsが率先して針の留置をへらすというのはすばらしいですね。感染が起こりえる可能性の排除という点ではいい体制をとっておられますね。ワーファリン服用などの出血傾向などは単位を増やすことも考えるべきなのでしょうか
お礼
ありがとうございます 大変参考になりました 今後参考とさせてもらいます 非常に具体的に記載されてあり、まだ草稿中のことで引用文献として使用したいと思いますが、本が出来上がったらお伝えください。 ありがとうございました。