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漫画の写植は専門職以外ダメなんでしょうか?

4コマ漫画の「月刊フリップ編集部」(小坂俊史作)を読んでいると、漫画家から原稿をもらったらネームを発注して、というようなくだりがありました。 パソコンなどによるDTPが発達した現代でも、漫画のネームは写植屋さん(専門職)に発注しているのでしょうか? 編集部のパソコン、漫画家さんのパソコン、編集者のパソコンとプリンタでも簡単に作れそうに思うのですがダメなんでしょうか? ご存じの方がいらっしゃいましたらお願い致します。

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  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.1

 一部、データになっているところもありますが、基本的には いまだに写植屋さんのお仕事です。  なぜかというと、マンガの原稿に合わせて写植を貼り込む 作業が意外と大変で、ここで写植屋さんのテクが発揮される からなんです。コマごとに文字の大きさも違いますし、改行 位置も変わってきます。そして垂直に貼るのも結構大変です。 ※もちろん、原稿に直接貼るのではなく、トレペをかけて そのトレペに貼るのですが、いずれにせよ面倒な作業です。  また、パソコンからの印刷だと、字間や行間をコンマミリ 単位で制御するのは未だに難しいです。それゆえ専用の電算 写植機がいまでも活躍しています。何千万円もするわけでは ありませんが、数百万円します。つまり、写植屋さんは装置 産業でもあるのです。 > 簡単に作れそうに思うのですがダメなんでしょうか?  同人誌の吹き出しを見れば、絶対に不自然さを感じるはずです。 マンガ文化にどっぷり浸かった日本人には、中途半端な写植は 素人仕事にしか見えません。

onara931
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。 なるほど、ふだん、何気なく見ていた、見過ごしていた中に「プロの技」というものが生きていたのですね。 これからは漫画を読むときも、そうしたことをちょっとだけ意識してみます。あまり意識するのはプロの仕事にたいして失礼になりそうだし。 ちなみに同人誌というのは読んだことがないのですが、高校生の文化祭などで展示されている作品を読んだ際の「不自然さ」こそが、「プロの技」が欠けていることだったのですね。 ありがとうございました。

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