- ベストアンサー
欧州では自家用車の50%以上・・・
ヨーロッパでは自家用車の50%以上がディーゼルエンジン車ということですが、実際、商用車ではなくディーゼルエンジンの車ってあるんでしょうか。ベンツの広告は見たことありますが、日本のメーカーでは造らないんでしょうか。ハイブリッドは高くて手が出ませんので、質のいいディーゼルがあればと思うのですが今後の見通しとかどうなんでしょう。事情通の方、お願いいたします。
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
欧州でなぜディーゼルエンジンが普及しているのかと言うと油田の質によるものです。 欧州で使われているガソリンや重油は北海油田で取れるもので、硫黄分が少なく、日本で嫌われている黒いすすが出にくいのです。 この「すす」が無ければ実はガソリンエンジンよりディーゼルエンジンのほうが排気ガスがクリーンなのです。 クリーンで経済性に優れていると言う点から見ればディーゼルの方が優れているんです。なので欧州ではディーゼルが人気でエンジンの開発も日本よりずっと進んでいるのです。 日本はサウジアラビア近辺で取れる油を使用していますが、硫黄分が高く軽油にすると嫌われている「すす」が発生するのです。東京でディーゼルエンジンを使うにはDPFを取り付けなければ所有できないことになっています。 DPFはディーゼルエンジンから出る「すす」を取り除くフィルターなので取り付けると、東京でも走ることが出来ます。 最近GSとかで低硫黄軽油というのを見たことがありませんか?それは「すす」を少なくする軽油なんですよ。 日本で一番ディーゼルに力を入れているメーカーはマツダです。そのうち静かな振動の少ない力のある新型ディーゼルが普及してくるでしょう。 エンジンの未来には電気自動車や水素エンジンがありますがこれが実用化になるまでディーゼルハイブリッドが主流になるのでは・・・と言われています。 ディーゼルって言っても馬鹿に出来ないですね
その他の回答 (12)
- Jimo
- ベストアンサー率37% (68/179)
日本の場合,ディーゼルに対する印象の悪さが大きいですから。さらにいえば,日本では ヨーロッパに比べて加減速する場面が多いですから,どうしてもディーゼルは不利です。 ゴルフのようなエンジンでも,燃費改善は20%ですから,ガソリン・ハイブリッドにも届か ない感じですね。 逆に言うと,ヨーロッパではガソリン・ハイブリッドが不利かもしれません。ハイブリッ ドエンジンは,どこかで充電しないと最大出力は得られません。ところが,ヨーロッパの ように高速クルージングをしていると,おそらく放電ばかりで充電がされないと思われま す。どこかで馬力が落ちるようなことになるんじゃないかと考えたりします。 国にはそれぞれの事情があるので,難しいところではありますが,自家用車用のディーゼル ハイブリッドが出て来れば,しばらくは最強かもしれませんね。
お礼
ディーゼルハイブリッドですか。それで、車体価格が抑えられれば鬼に金棒ですね。はやくそういう時代になってほしいですね。
- hanikiri
- ベストアンサー率17% (16/93)
日本国内は社会情勢の問題でディーゼルの普及が著しく減少しました。メーカーがそうしたかったわけではありません。国内でも昔は一般乗用車のディーゼルなんてたくさんありましたよ。欧州の影響やガソリン価格の高騰、排ガス浄化技術の進歩などでこれから復活するかもしれませんね。各メーカーとも欧州向けには最新のディーゼルを投入しているので、浄化技術の確立と社会が認めてさえくれればいつでも国内投入できると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。色々な理由があるんですね。静かで振動の少ないディーゼルを早く投入して欲しいものです。
- 1
- 2
お礼
原油の質ですか、これもはじめて聞きました。勉強になります。 >そのうち静かな振動の少ない力のある新型ディーゼルが普及してくるでしょう。 昔パジェロのディーゼルに乗っていましたがあの時とは比べ物にならないくらいの静粛性をもったディーゼルの普及が楽しみですね。