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事実婚 : 一体どんなメリットがあるの?
事実婚をする人っていますよね。 法的には夫婦として認知されないけど、事実上は夫婦として社会生活をし、子供も作る人たちの事だと思います。 著名人では社民党の福島党首がそうですね。 彼女は国会議員になる前から夫婦別姓を主張し自らも実践しているようです。 ただ、今の法律では夫とは単なる内縁関係になるし、また子供も私生児になるんでしょうか(?)。 昨日の 「テレビタックル」 でフランス女性の発言がありましたが、フランスでは事実婚をする割合が大変多いとか。 ところで、日本国内に限らず世界中に事実婚をする人がいますが、一体この事実婚にどんなメリットがあってそんな形をとるのでしょうか? 夫婦別姓にこだわるから? 日本の場合は、夫あるいは妻どちらかの姓に統一する必要があるので、結婚した時点で片方の姓は消滅します。 これは分かります。 ただ世界では夫婦別姓にしても法的にOKの国があるはず。 フランスはその代表だと思います。 そんな国でも事実婚に固執する人の真意は? なぜ婚姻届を出して法的にも夫婦と認知されようとしない?
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フランスでの結婚のことが例示されているので補足をしますと、宗教的な理由も大きいですよ。カトリックでは基本的に離婚を認めていません。結婚とは神の前で契約をした神聖な儀式ですから当然と言えば当然です。フランスでは建前上、公共の場では宗教色を薄めていますが文化や社会のしきたりではまだまだ色濃く残っています。 従って正式な結婚をしようとすると、出来るだけ離婚しないで済むように事前の結婚手続きや審査が非常に面倒なようです。だから、手続きが面倒で正式に結婚しない場合も結構あるようです。 米国の結婚は、離婚時の財産分与が面倒だからでしょうか。 日本でも最近は同棲や事実婚をする人がかなり増えています。結婚することで相手に拘束されるのがイヤだという理由が多いように感じられますね。 私には甘え、無責任としか思えませんけど。
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- midorisour
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事実婚にどんなメリットがあるかと言うよりも、結婚に対してメリットが感じられない人・もしくは結婚制度に反対の人が事実婚になるのではないでしょうか? 結婚するとなるとわざわざいろいろな手続きをしないといけない訳だし、メリットを感じられない事柄に対して、自分の労力を使う気になれない→なので自然に事実婚という風に・・・ 特に欧州ではパートナーシップ制があり、結婚していなくとも結婚しているのと変わらない権利が得られるため、それこそ結婚する意味もメリットも感じられないのだと思います。 それに加え、こういう国々では宗教的な事情も関わってくると思います。 いろいろな国の人が住んでいる国なので、 例えば、違う宗教の人同士が結婚する場合、お互いの宗教をキープする為に事実婚という選択をするカップルがいるかもしれません。 (結婚するには改宗が求められる宗教もあるので)
お礼
有難うございました。 なるほど、宗教が絡んでいるからという事ですね。 この辺、日本ではあまり無いように思いました。 結婚という制度を採ってみても、世界は広いと感じました。
日本ではどうかはわかりませんが、外国では結婚をすると課税額が結婚していない時よりも高くなってしまう、いわゆる「結婚税」というような制度がある事があります。 例えば、アメリカでは夫婦が収入を合算して申告すると、個別に申告した場合より課税額が高くなるケースがありました。 この制度は2001年に廃止されましたが。 確かイタリアでも同様の税制度があったと記憶しています。 つまり、「法的に結婚すると経済面で負担になるから事実婚で済ます」というのが原因で事実婚にするということもあるということです。 日本の場合は結婚している方がメリットは大きいようですが(http://money.jp.msn.com/Columnarticle.aspx?ac=2007022100&cc=01&nt=01)。
お礼
有難うございました。 結婚をすると経済的に苦しくなるという制度を取り入れた国があったんですねえ。 世界は広いですね。
- 1682hoheto
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日本で事実婚をした場合、 子供を女性の私生児にして、児童手当をもらい 収入が少ないって事で、税金が安くなり・・・ でも事実婚してるから、子供の養育費も生活費も稼いでくれる人が居る。 なので余裕ある生活が送れるのだと、テレビで言っている人をみましたよ。 たしかに戸籍に入ってなければ、お役所的には分からないですもんね。 そういうところがメリットなのでは?と思いました。
お礼
有難うございました。 なるほど、日本の場合は金銭的に有利になるんですね。でも子供が私生児になるっていうのは ・・ よく分かりませんね。
フランスは別姓という訳ではなく、個人主義ということですよ。 旧姓+配偶者の姓+名前が法律上の氏名になり、社会生活では旧姓+名前でも、配偶者の姓+名前でも、離婚した前の配偶者の姓+名前でも自由に使えるという、一種の慣習です。 佐藤・山田・小泉・花子とか山田・ブッシュ・太朗とか、そんな感じ。 それにPACSにより、事実婚も法律婚も変わりませんから、個人の自立とか宗教的な思惑とかあるのではないかな。 移民ですと、一夫多妻という家族もいますし、法律婚をしますと財産関係が明確になって嫌だとかあるのでは。
お礼
有難うございました。 どうもフランスでは夫婦という概念が日本と大きく異なるようですね。 ただ将来、子供が犠牲というか、社会的なハンデを背負う事ってないのかなと考えてしまいましたが、ヨーロッパではよくある普通のケースになるんでしょうね。
- sapporo30
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日本の婚姻関係の法律、権利関係で外国まで考えていることに 無理があります。 例えば、宗教的に離婚が認められていない国 事実婚であっても、権利が認められている国 諸外国はさまざまです。 日本の場合、婚姻届を出すこと=結婚 で 権利も、婚姻届をださないと認められませんので 夫婦別姓が事実婚の大きな理由のひとつですけど フランスなどでは、婚姻届を出す意味があまりなく 離婚率などの高さから、法的な婚姻をしないこと が多いそうです。
お礼
有難うございました。 なるほど、フランスでは婚姻届を出すメリットというか、理由があまり無いんですね。 ただ、将来の離婚を考えて事実婚に固執するというのは、「じゃ、事実婚とは言え、一体何のために夫婦になったの?」 とツッコミを入れたくなりますね。 夫婦のあり方も国によって随分違いますね。
お礼
有難うございました。 考えてみると、フランスでもアメリカでも、最初から離婚をする事を考えて婚姻届をださないようですね。 これだったら、事実婚にしろ、一体何のため結婚したのか、本末転倒のように思いました。 単なる同棲ではないでしょうか。 何だかそのしわ寄せが子供に行くように感じました。 子供は親を選べないですからね。