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電気振動について
電気機器類(配電盤・トランス・バスダクトなど)に通電すると振動・騒音が発生する原理を教えてもらえませんか?
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電線やケーブルに電流が流れますと、磁界が生じます。2本の電線が平行に並んで配置されますと、相互の磁界による電磁力が発生します。並んだ2本の電線に流れる電流の方向により[引っ張り合う力]の時と[反発する力]の時の2つがあります。 電流の向きと電磁力については、次のURLの/5ページ Fig.4 の図を参照して下さい。 http://www.nv-med.com/jsrt/pdf/2003/59_1/50.pdf 通常の状態では、電線やケーブルで発生しているこれらの力は極めて弱いもので、振動するとか音がするようなことは殆どありませんが、短絡したような場合で、固定方法が悪いと電線やケーブルがこれらの力の総合作用により"のたうつ"ことが考えられます。
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- fujiyama32
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鉄心が磁歪効果と言う現象で、鉄心が伸び縮みすることが原因で騒音が発生します。 鉄にコイルを巻いて電圧を加えますと電流が流れます。電流の作用により鉄に磁界が発生します。 鉄に磁界が発生しますと、鉄が目で見えませんがごく僅か伸びます。(磁歪効果と言います。) 交流を加えますと、電流が流れたとき伸びる。電流が0になると元に戻る。逆方向に流れると逆方向に伸びる。また、電流が0になると元に戻る。このようなことが繰り返されますので、電流の変化(周波数)に伴って鉄心が伸び縮みすることなります。 一般的な変圧器の鉄心は薄い板状の鉄板を必要枚数重ねてあり、また、重ねた状態でボルト等で締めつけ固定しています。このため鉄心(鉄板)の振動が固定部に伝わり、更に変圧器の種類により異なりますが、鉄心+固定部は鉄製の外箱(タンク)の中に固定収納されていますので、固定部から外箱に振動が伝わります。 外箱の外周は空気で冷却されていますでの外箱の振動が空気に伝わり、音として耳に聞こえます。なお、鉄心そのものが直接、空気で冷却される方式(種類)の変圧器(モールド変圧器など)もあります。この場合は鉄心部の振動が直接空気を振動させ音として聞こえます。 磁歪効果の解説(図解など)が下のURLにあります。参照して下さい。 http://www.kougise.pref.ibaraki.jp/04publish/tri/tri08/vol8_7.htm https://www.moritex.co.jp/home/zigyo/pdf/d/zigyo_d022.pdf http://www.takaoka.jp/product/review/rv169_31.html 逆にこの効果を高めた材料が作り出されており、これを応用した製品もあります。 Google等の検索機能で[磁歪]と入力し検索しますと、いろいろなタイトルが抽出されます。合わせて参考にして下さい。
- outerlimit
- ベストアンサー率26% (993/3718)
どの程度の周波数・大きさですか ブーンと言う音ならば、電源周波数による共振 特にトランスから発生し易い ダクト等だと風切音も考えられる
補足
周波数は50HZで負荷は500~800Aです。 電気室に入るとブーンと言う音がなっています。問題はないとわかっているのですがなぜなっているのか原理を知りたいのです。 電気専門家の人は簡単に説明されますが・・・・