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ベルギーチョコが珍重される理由

バレンタインは過ぎましたが、チョコに関する疑問。 ショコラティエ、ショコラバーは都市部では認識、定着してきたように思われ、小さくて高級感のある土産として重宝しているのですが、ベルギーやフランス産のチョコレートが高級とされる理由が理解できません。 そもそも原材料のカカオはアフリカや南米産であることから、日本製でもベルギー製も同じはずです。 世界的に見れば、ベルギー産チョコの代名詞”カレボー”社はADM、カーギルに次ぐ第3位で世界一ではない。 イメージ、情報も美味しさを決定付ける要因であるのは理解できるのですが、純粋に味で比べると日本製のクーベルチュールでも十分美味しいと思うのです。むしろ融点が日本の気候に合わせてある分、輸入品より優れていると個人的には思っています。 やはり、ベルギー産はイメージだけなのでしょうか?それとも別の理由があるのでしょうか?

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回答No.2

チョコ好きから一言。 ベルギービールを、お飲みになったことはございますか。 日本ビールの数社による寡占・味も均質化と対極にあり 色合いもアルコール度も多彩で、各人各様の舌も喉も満足です。 それと、ベルギーチョコは、全く同じと了知しています。 高級とは、色々な嗜好に対応できる職人気質に裏打ちされた 凡百な多様性では、ないかと理解しております。 自分の審美眼と舌を信じて、オーダーメイド感覚で 選択できるのですから、嬉しい限りです。 口の中で、とろけるのはほんの数秒かもしれない その数秒に、幾百年の伝統を感じさせてくれるのですから。 古来、味に関して 『味について、議論は出来ないが、多様な味があるからこそ 新たな味が、其処から育ってくるのだ』と 平等主義から、個性尊重へと教育の軸が良化してくれば 今後の日本にも十分に期待が出来るのではと考えます。 感覚的な繰言でしたので、最後に史実を添えて置きます。 ”カレボー”社は、生まれは百五十余年前にベルギーで創業です。 その後、1996年に Callebaut (Belgium) 社とCacao Barry (France)が合併して チューリッヒに本社のあるスイスの会社へと変身です。 その後、幾多の隣国の会社を買収しつつもクーベルチュール専業です。

  • t42
  • ベストアンサー率46% (6/13)
回答No.1

ベルギー・フランスなど、「チョコレート先進国」と呼ばれる国々は、専門の大手企業が産地から最上質の原材料を仕入れるルートを確保しています。ベルギーはコンゴを植民地にしていたため、今でも上質のカカオが手に入りやすいらしいです。現在では買い付けだけでなく、ヨーロッパのチョコレートメーカーからの要請に応えるために農場と品種改良を共同で行なっています。もちろん、日本も上質のカカオ豆を輸入していますが、超上質クラスのカカオ豆は直接入ってこないようです。原材料仕入れから有利なのです。 また、カカオ豆からチョコレートに加工する際の基準がヨーロッパ内でも異なっており、ベルギーは最も厳しいのです。ヨーロッパのチョコレート先進国では「100%カカオのチョコレート以外は禁止」となっており、カカオバター以外の植物油を混ぜておりません。 今では世界中どこでも見られる1口サイズのチョコレート(プラリネ)ですが、実はこれはベルギーで初めて(NEUHAUS:ノイハウス)作られたのだそうです。 これらのことから、ベルギーチョコレートが最高級のひとつといわれるのでしょう。やっぱり長い歴史と伝統の分、日本より有利なんでしょうね。

参考URL:
http://www.bebebe.jp/naze.html
kmitsuji
質問者

お礼

有難う御座います。知らないことが沢山あり参考になります。 勉強させていただきます。 昨今の日本の菓子、パンの技術は本場ヨーロッパを超えていると言われています。日本人の職人技術なんだと思います。 遠くない将来、チョコの技術も世界一になるのかな。 まぁ、そうなっても舶来品至上主義はなくならないでしょうけど。