ねじの材質変更のよる効果について
以前下記のような質問をさせてもらいました。
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=222418&event=QE0004
周辺部品との兼ね合いで、現状のねじ寸法を変更することは困難なため、
ねじ材質をSUS→鉄に変更して効果確認をしようと考えていますが、
上司から、変更による効果を定量的に示さないと試作させない、と
言われてしまいました。
数値で表そうといろいろ調べてみましたが、現状の材質と鉄材の耐力に
差がほとんどなく(SUS434:205MPa以上、S10C:205MPa以上、SWCH16A:耐力不明)
面圧での比較では変わらないことから、硬さでのアプローチを考えました。
(SUS434:183HB以下、S10C:109~156HB、SWCH16A:190HB相当?)
しかし、相手部品の硬さ(100HB前後)に対してはねじの方が硬いため、
座面削れ自体の発生しにくさを数値で予測することができないのでは
ないかと行き詰ってしまいました。
このような場合に不具合の抑制具合を定量的に示そうとすると、どのような
手法があるのでしょうか。
ご存知の方がいましたら、ぜひお教えください。
条件としては、
ねじサイズ:M5×0.8(頭径:φ8)
ねじ材質:SUS434
バカ穴径:φ6
締結相手:SECC