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サッポロHD株はストップ高なのに第3回転換社債はなぜ1%上昇なのですか?
2月16日の市場ではサッポロHDの株価はスティールズの買収話によりストップ高(12.64%高)になりました。ただ、現在東証で買える、同じサッポロHDの第3回CB(転換社債)は1%くらいの値上がりで終わりました。この転換社債は額面を超えているので、株価と連動して推移するのが正しいと思うのですが、なぜこの転換社債はこの程度の値上がりになってしまうのでしょうか?理由がさっぱりわかりません。ご回答お願いいたします。カテゴリーは債権よりも株式に適していると思いましたので、株式の方で質問させていただきました。
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ANo.1 です。 > 転換社債は現在100万円の額面で106万円になっています。社債の金利は1.2%ですので、額面超えする意味がわからないのです。 私も、詳しいことは知りませんので、転換社債の教科書(参考URL)にお願いするとして。 私も転換社債を知らない人なので、そういう人が書く説明のほうがむしろ分かりやすいかと思い、以下、書きます。 その転換社債を106万円で買っておけば、たとえ株価が800円になろうと700円になろうと、償還まで持っていれば、100万円は返ってきます(デフォルトがなければ)。すなわち最大でも損は6万円です。しかし、もし株価が1100円になったり1200円になったりすれば、大幅な利益になります。 要は、もしも買収がお流れになったり、たとえば新たに消費期限問題の類の悪材料が出て株価が大幅に下落した場合に備えて保険をかけたい人が、6万円の保険料を払って991円で株を買うようなもの、それが現時点でのサッポロHDの転換社債です。
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- garnetscrein
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貴方の変われた社債は、株価の設定終値が一定枠を下回った場合、株券として手渡されるとなってると思います。 ソレまでは社債なので、その程度です。 持ってるのなら、今のタイミングでうりましょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >株価の設定終値が一定枠を下回った場合、株券として手渡されるとな >ってると思います。 ただ、これは「下回った」ではなくて「上回った」ということですかね。 >ソレまでは社債なので、その程度です。 なるほど、確かにそんな感じですね。よくわかりました。ありがとうございました。
- unibon
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> この転換社債は額面を超えているので、株価と連動して推移するのが正しいと思うのですが、なぜこの転換社債はこの程度の値上がりになってしまうのでしょうか? 私は、転換社債のことは良く知らないのですが、会社四季報には、「94. 6 転社200億円 991円」および「04. 4 転社200億円 532円」の2つが書かれています。一方、日経会社情報には後者のひとつしか書かれていません。 また、丸三証券で「サッポロビール転換3」という銘柄の情報を見てみると、「転換価格 991.00円」と書かれています。おそらく、現在市場で売買されている転換社債は、転換価格が991円のものなのではないでしょうか。 (あるいは市場参加者全員が勘違いしているとか。w)
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、3回の転換社債の転換価格は991円のものでした。今は株価が891円なので転換社債が値上がりしないのも当然か・・・、と納得しかけたのですが、ではなぜ転換社債は、額面を超えているのでしょうか?転換社債は現在100万円の額面で106万円になっています。社債の金利は1.2%ですので、額面超えする意味がわからないのです。 ちなみにシャープの20回という転換社債も調べてみると、転換価格は2531円。株価は2220円で社債の利率はなんと0%なのに、転換社債自体は額面100万に対して106.4万円の値段で取引されています。もうなんだかわけがわからなくなります さすがに市場参加者全員が勘違いしているとうのではないのでしょうが。。。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >6万円の保険料を払って991円で株を買うようなもの、それが現時点 >でのサッポロHDの転換社債です。 「なるほど」です。大変よくわかりました。 額面を超えているので、単純に「転換したときは得な状態」と思い込んで いたのですが、今でも「転換したら損」ということですか。 それでも、106万円の価格になるというのは保険料ということですとよくわかります。 世の中甘くないですね。 こんなに転換価格が高く設定されているとは理解していませんでした。 大変勉強になりました。ありがとうございました。