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助詞・助動詞

今度の学年末試験で助詞・助動詞が出るのですが、いまだに全然覚えられません。 何か効率のいい覚え方ありませんか?? 助詞・助動詞はきっとこれからも出続けると思うので一時しのぎの覚え方でない覚え方を教えてください!!

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回答No.3

#1です。自分の勘違いを正当化するような言い方で恐縮ですが、中学校で習った口語文法はある程度マスターされていますか。そうでないと、文語文法を習得するのはきわめて困難です。文法は、国語の中では特異な分野で、数学や英語同様、基本(知識・理論)が身についていないと上達は望めません。 さて、文語の付属語ですが、ご存じのように、内容・範囲があまりに膨大なので、ここでちょっちょっと説明するわけにはいきません。 そこで、経験(国語の教材屋としての経験と、三十路過ぎてから古文を木服した経験)をもとにした勉強法を、いくつか紹介しましょう。 高校二年生(あるいは一年生)という前提で話を進めます。 ●助動詞 助動詞のポイントは、 (1)「意味」 (2)「活用」 (3)「接続」 の三つです。 これをマスターするに際して、初学のうちは、「つ」は(1)「完了」、(2)タ下二型、(3)「活用語の連用形に接続」、というように、一語ずつ覚えていくのは大変です。 そうではなく、まず第一段階は、(1)の意味だけを覚えるとよいでしょう。 つまり、今日は「つ・ぬ・たり・り」の(1)~(3)を覚えよう、というのではなく、今日は主な助動詞(全部合わせてもせいぜい30語強です)の(1)意味を全部覚えよう、という線から初めて、それがほぼ頭に入ったら、(2)活用形に進むのです。この場合も、まず(3)接続は忘れて、しばらく(2)に専念します。そして(1)(2)がおぼろげでも頭に入ったら(3)に進みます。 そして(1)~(3)を一通り終えたら(この時点でいくつか忘れて、あるいは理解できない点があってもかまいません)、初めて、一語一語、(1)~(3)のすべてを視野に入れつつ勉強します。 頭にほとんど入っていないのに、いきなり一語について(1)~(3)を丸ごと覚えようなんて無理です。今では国語を仕事している私でも、初めはちんぷんかんぷんでした。ただ、上のような、いわば、横に広げる勉強法をとった結果、アレルギーが徐々に改善し、最終的には縦に深める勉強法にまで進むことができました。 以上は私固有の勉強法で、普遍性がどれほどあるかわかりませんが、とりあえずやってみる価値はあると思います。その際、コピー機を利用して、教科書や辞書の最後に載っている助動詞一覧(活用表)を一枚の大きな紙に写して(もちろん手書きでもかまいません)、一目で見られるようにし、壁などに貼っておくといいでしょう(普段はしまっておいてもかまいません)。 なお、今回私は助動詞を先に説明しました。それは、助動詞の方がずっとめんどうであり、助動詞をマスターした後だと、助詞はしごく楽に感じるからです。ただ一言付け加えるなら、冒頭の内容にも関係しますが、助詞の種類(格助詞・接続助詞・副助詞・係助詞・終助詞・間投助詞)を、まず初めに完全に理解することです。この基礎をおろそかにしてはいけません。また、初学のうちは、上代や中世以降は捨てて、中古のものだけに力を注ぎ、その段階を超えたら上代、中世以降に移るというようにしましょう。一覧表を作るべきなのは、助動詞の場合と同じです。 また、これは英単語などを覚える時に私がとった方法ですが、初学のうちは毎日少ない語を確実に覚えていくのではなく、一日一回、2~30分で単語帳(文語文法の場合なら、上記の一覧表)すべてに目を通す、という方が適している生徒もいるものです。この方法を一度は試してみてください。とにかく浅く広く、漠然とでもいいから全体像を捉え、その後、改めて深き学ぶのです。一日で5確実に覚えるというより、一週間で2~30だいたい覚えるという方が気が楽だし、結果的に身につくと思います。

lily-704
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 毎日、コツコツと覚えていきます!!

その他の回答 (3)

  • zono7
  • ベストアンサー率42% (24/57)
回答No.4

ご返答ありがとうございます。そして,助詞について書かないままでしたので,いまさらですが簡単に,助詞の種類ごとに必要な知識と覚え方を書きます。 格助詞・・・一応,ここに含まれる語はすべて覚えます。「が・の・を・に・へ・と・より・から・にて・して」。例えば「より」は何助詞?という問題はたまにあります。 ただしこのうち意味が聞かれるのは「が・の」だけです。大まかには, (1)主格・・・主語を作る。「が」と訳せる。 (2)連体格・・・連体修飾語(名詞にかかる)を作る。「の」と訳せる。 (3)準体格・・・所有を表す。「の物(言葉・作品など)」と訳せる。 (4)並列・・・並び立つものをしめす。 以上は,#1さんが書いておられる現代国文法と変わりません。注意すべきなのは, (5)同格・・・上と下が同じものであることを示す。「であって」と(一応は)訳せる。 例):いと清げなる僧の,黄なる地の袈裟着たるが来て…(更科日記) 「地の」は連体格の「の」 「僧の」は同格の「の」。この場合,「いと清げなる僧」と「黄なる地の袈裟着たる」は同じ。 といった例です。これが頻出。 ちなみに,同格であれば,上の語をもう一回下に補って訳す(理解する)のをお勧めします。上記であれば,「たいへん清らかで美しい僧であって,黄色地の袈裟を着た僧が来て・・・」といったように。 その他の助詞はしばらくお待ち下さい。

lily-704
質問者

お礼

遅くなってすみません!! 回答ありがとうございました。

  • zono7
  • ベストアンサー率42% (24/57)
回答No.2

古文のようなので,ちょっと参加させていただいて。とりあえず助動詞です。 まず,以下のサイトを挙げておきます。 (1)文法書 http://contest.thinkquest.gr.jp/tqj2001/40555/zyodoushi.htm (2)覚え方の参考に http://toudai-komaba.seesaa.net/article/26734768.html (3)こんなソフトもあります http://www.takke.jp/pss/additional_questions/pirorin1.php 以下,文法事項の説明はもう結構でしょうから(笑),私なりの覚え方論を書きます。 まずは意味でグループ分けして覚えてみること。接続が似てきます(例:推量の助動詞の接続基本形は「終止形。ただしラ変は連体形」のように--「む」と「けむ」が例外)。 活用については,何回も口に出して呪文のように覚えてください。その際,「動詞型(特にラ変型)」「形容詞型」「形容動詞型」「特殊型」など,色分けをしておきます。 また,できれば一語一語で覚えるのではなく,例文単位で覚えてください。学校の文法書にも(#1さんが書かれているように)例文付きで出ているはずですので,その文のまま覚えるぐらいの方が力になります。 質問者様が書いておられるように,古文の学習で助動詞は最も重要です。この際しっかり覚えてください。今しっかり覚えておけば,受験勉強でたっぷり読解力の練習ができます。 頑張って下さい。

lily-704
質問者

お礼

回答ありがとうございますm(_ _)m やっぱり助動詞は大事なんですね・・・ はやく覚えられるように努力します!!

回答No.1

中学生か高校生か、また、口語か文語かによって説明が異なって くるのですが。取りあえず、中学校の口語文法のうち、助詞の基本を 下にまとめます。これだけでも、基本中の基本です。 助詞の種類・・・教科書の巻末付録の一覧を見ながらまず次を確認しよう。 ・格助詞・・前後が名詞で、副助詞以外はほとんど格助詞。「が・に・の・へ・を・から・と・や」など。 ・接続助詞・・前が活用語(用言か「~た」)だったら、ほとんど接続助詞。「ば・と・から・が・でも」など。 ・副助詞・・「は」は副助詞、とまず暗記。ほかに、意味を添えるものは副助詞。「さえ・も・こそ・ばかり・だけ」など。 ・終助詞・・文の終わり(。の直前)にあれば、ほとんど終助詞。省略しても文が成立する。「か・な・や・の・ね・わ」など。 「の」 格助詞「の」 ・連体修飾語をつくる「の」。「AのB」の形で、AもBも名詞。  例「僕の弟。」「茶色のバッグ。」「学校の生徒。」「日本の国。」 ・部分の主語をつくる「の」。「が」に置き換えられる。  例「僕の(=が)書いた作文。」 ・体言代用の「の」。「もの」「こと」「のもの」「のこと」などに置き換えられる。  例「その本はだれの(=のもの)ですか。」「雨が降ったの(=日)は昨日です。」 ・並立を示す「の」。「~の・・の」というように二つそろって使われるので、落ち着いていればすぐわかる。  例「何だのかんだの言って、結局勉強しないじゃないか。」 ※ほかに疑問や軽い断定を表す終助詞「の」もあります。文末にあるので見分けは簡単。意味は  前の内容や、前後の文脈から読み取ります。  例「君はだれが好きなの。」・・疑問 「私は○○くんが好きなの。」・・軽い断定 「から」 格助詞「から」・・・基本的に、「AからB」の形で、Aは名詞、Bは用言。Bは直後にあるとは限らない。 ・起点を示す。次例のように、時間・場所などさまざまな起点を表します。  例「五時から勉強する。」・・時間 「学校から帰る。」・・場所 「一位から三位に落ちる。」・・地位 ・材料・原料を表す。  例「生糸からつむいだ糸。」・・原材料  ・原因・理由を表す。  例「寒さから風邪を引いた。」 接続助詞「から」・・・「AからB」の形で、Aは活用語(用言や「~」)。Aが原因で、Bがその結果。 ・原因・理由を表す。「ので」とほぼ同じ意味・用法。  例「寒いからセーターを着よう。」 「ながら」 ・並行した動作。別のことを一緒にやることを示す。  例「テレビを見ながら食事する。」 ・逆接。「けれど(も)」と同じ意味。  例「知っていながら教えてくれない。」 ・「~のまんま」「前と同じ」の意味を表す。  例「昔ながらのラーメンの味。」 以上が狙い目、入試にもよく出るので、覚えていて損はないですよ。 あとはポイントだけ書いておくので、余力があったら、教科書(あれば参考書)を読んでね。 ・が  格助詞と接続助詞がある。 ・と  格助詞と接続助詞がある。 ・試験によく出る副助詞  「ばかり」「さえ」「だけ」「こそ」

lily-704
質問者

補足

説明不足ですみません・・・ 高校のほうで古典文法です。 もしよろしければ高校のほうの勉強の仕方を教えてもらえませんか??