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教育学部 or つぶしの効く学部
私は今、教員養成系の大学(学部)に進むか、そうでない法学部や経済学部などに進むかで悩んでいます。つまり、教員になるか、会社員になるか、という選択です。これからの人生を決める選択なのにどうしても決められません。色んな人の話を聞くたびに気持ちが揺らぎ、今は五分五分くらいです。 教員、特に小学校の教員になりたいと思ったのは小学生くらいからで、人にものを教えるのが好きだし、子どもが好きだし、なにより学校という場所、そして先生が好きだったからです。 しかし、中学生、高校生になるにつれ他の職業にもあこがれを感じ始めました。教育学部に行くと、教員になる道まっしぐらだけど、法や経済など「つぶしの効く」学部の方が就職の際、選択肢が広がると思うからです。自分は英語が好きだから、それを生かした職業に就きたいとか、マスコミ関係に興味があるからそういうところに強い学部に行きたいとか、という思いと教員になりたいという思いが交錯しています。 非常に抽象的な質問で申し訳ありませんが、なにかちょっとしたことでもアドバイスがあればお願いします。
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- hdai
- ベストアンサー率64% (11/17)
No.6です。私のつたないアドバイスに丁寧なお礼をありがとうございました。質問者さんの高校の先生がおっしゃったことは確かにその通りですね。教員養成大学を出ても正規教員になれずに,何年も講師をしていた仲間を何人も見ていますので,現実の厳しさは考えておくべくでしょう。ただ,質問者さんに申し上げたいことは,教職への適性の有無なんて,実際に毎日先生をやっている私でも,自分が教師の適性があるのかないのか分かりません。「自分は教師に向いている」と勝手に信じて頑張っているだけです。「教師に向いていない」と思ったら,向いている自分になるように努力すればいいんです。最後にもう一度書きますが,教師には他の仕事ではきっと味わえない感動があります。一生をかけて挑戦する価値のある職業だと思います。
- Kitami
- ベストアンサー率25% (9/36)
ちょっと他の人とは異なる意見で冷たい言い方ですが、回答します。人生は選択の連続です(まだ先かもしれませんが結婚なども)。しかもその選択がその後に大きな影響を及ぼすと考えれば当然迷うと思います。KN21さんが迷っている経験は多かれ少なかれ誰でも体験してきたことです。そして正解はわからない。というのが本当だと思います。1つ言えるのは他の人のアドバイスは参考にした方が良いとは思いますが、最後は自分で決めないと上手くいかなかった時、人のせいにしてしまいます。私は「つぶしが効く」という消極的な理由で法学部や経済学部に進むのは賛成しません。(始めから法学部や経済学部を目指し、ばりばりやろうと熱意を持って入ってきた人と比べてみるとどうですか?)やはり、したいこと、夢や志などをもってできるだけ進路は決めるべきだと思っています。そうでないと「辛いこと」「きついこと」があると自分で行き詰まって、下手すると「仕事に打ち込めない」「仕事を辞める」なんてことになる恐れがあるからです。(実は最近の新入社員に3年くらいで辞める人が多いのです。もったいない話ですが・・・)「きついとき」「辛いとき」頑張れるのは、やはり「その仕事が好き」かどうかが大きいと思います。そのことが根本にある人はその逆境を乗り越える熱意があり、アイディアを生み、工夫していくようになり、どんどん成長し、いわゆる本当のプロフェッショナルになっていくと思っていますから。KN21さんが、やはりずーっと教員になる気持ちが引っかかっているのであれば、私は目指した方が良いのではないかと思います。十数年間生きてきて恐らく自分の性格や適性をわかっていて、その仕事が魅力的に見えるのでしょうから。そのことが、すでにあなたが小学校教員としての適性があることを示していると思いますから。最近は小学校でも英語の授業もあっています。英語の力も生かせるのでは?あなたの高校や中学校、小学校の時の信頼していた先生に会って相談するのも1つの方法かもしれません。前の方も述べておられますが、教員の仕事もけっして楽ではないはずですから。もちろんどんな仕事も。厳しいようですが、もう一度述べますが、最後に決めるのはあなたです。決して人のせいにはしない。答えは自分の中から見つけてください。頑張ってください。Good Luck!
お礼
貴重なご意見、本当にありがとうございます。 やはり、最後に決めるのは自分自身ですよね。どんなに素晴らしい人の話を聞いても、結局決めるのは自分なんだから、人の意見を聞いたっても意味ないか、と思ったりもしてました。でも自分の中からは決断が出てこない。…そうやって、もがき苦しんでいました。 しかし、やはり、こうやって普段で会うはずのない人とネット上で出会って意見を聞くことは、何か自分にプラスになることが今回分かりました。自分の本当の思いを親とか先生とかに伝えるのは何か恥ずかしくて、あまり言っていません。もっと勇気を出して、相談してみるべきだと気づかされました。 ありがとうございました。
- hdai
- ベストアンサー率64% (11/17)
小学校教員を養成する大学出身で,現在教員をしています。人の話を聞けば聞くほど,迷うという気持ちは正直で,実感がこもっていますね。とてもよく分かります。 教員養成大学は確かにつぶしがきかないですね。そういった意味ではつぶしのきく学部の方がよいかも知れません。実際,私の出身大学では入学の段階から教員まっしぐらという人ばかりで,私自身もその一人でした。(学生時代からこんなふうだから,教員は世間が狭くなってしまうのかも知れませんね。) さて,以上のことをふまえて私がするアドバイスは次の2つです。 1 文科省がこの度行った義務教育学校教員の勤務実態調査(7月)の結果によると,労働時間の平均は11時間 休憩時間は9分という結果が出ています。(東洋経済1/27号参照)我々教員にとっては,わりと実態に即した結果だと思います。7月というのはわりと暇ですので,2学期のデータを取ったら12時間越えは確実だと思います。「給食費未納」に代表されるような保護者が増えているを考えると,今後ますます忙しくなりそうです。そんな中でも,「あれほどまで教師になりたかったのだから」と思えれば頑張れますが,そうでなかったら頑張ることができないことばかりだと思います。 学生時代の教育実習一つをとっても,将来の進路に迷いのあるまま参加した学生は耐えられずに途中でリタイアした人もいます。人は,目標があるとかなりつらいことにも耐えられますが,目標がないとわりと簡単にぺしゃんこになってしまいます。教師を目指されるならそれなりの覚悟をさせることをお薦めします。 2 1と完全に矛盾するようなアドバイスですが,教師の仕事は一度やり始めると夢中になるような魔力があると思います。卒業してから何年たっても「先生,先生」といって尋ねてきてくれる教え子をもつという喜びは,教師でなくては経験できないと思います。 どちらの進路に進んでもきっと素敵な人生が待っていることと思います。いろいろな人のアドバイスを参考にして,自分の進路を自分で決めてくださいね。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 高校の先生に相談したら、小学校の先生は、ある意味高校の先生より大変だと聞きました。hdaiさんのおっしゃるとおり、休む時間なんてないそうです。でもそこに魅力を感じるんですよね。 しかし、「あこがれだけで先生になろうとする人がいるけど、大学は入れても、教員免許が取れても、実際教員になる採用試験に受からなければ教員になれない。実際、正規の教員になれるの人は半分にも満たない。本当にその人に情熱と適性がなければ、いつまでたっても教員に受からず、この道を目指すんじゃなかったと後悔することになる」相談にのってくれた先生のその言葉がずっしりきました。私は情熱はあるけど、適性はあるのかなぁと思うのです。あまりリーダー的な存在ではなくどちらかと言えば、引っ込み思案です。そんな私が子どもを引っ張っていけるのかぁと思うのです。それならやっぱり無難な道を進んだ方がいいのかなぁと。 現役の先生の立場から何かアドバイスをいただけたら幸いです。
小学校教諭にこだわるなら教育学部ですが、 特にこだわらない、教師になりたいだけだ、と思うのなら他学部でも良いと思います。 多くの可能性を残したいなら、教育学部ではなく他学部への進学を考えた方が良いですよ。
お礼
ご意見ありがとうございます。 小学校教諭の免許を取りたいなら教育学部の方が絶対有利ですよね。
- Q13810
- ベストアンサー率0% (0/4)
あくまで私見ですが、これからの社会人は何事にも論理的な思考が求められます(もちろん教員もしかりです)。 社会では様々な複雑な問題に遭遇するので、それらを単純化・抽象化・モデル化して本質を見抜く力が必要となるわけです。 その点では、法学部、経済学部(特にマクロ経済)を学んでおく事は知の「基礎体力」として後々効いてきます。 ちなみに私は理系で物理学科でしたが、物理学の知識ではなく、上記のような物事に取り組む方法論が非常に役に立っています。 つぶしが利くというよりも、上記のような観点で学部を選ぶのも一つの考え方だと思います。 ご参考まで。
お礼
そういう考えもありますね。法学部だったら「リーガルマインド」を身に付ける、ということよく聞きますね。 ありがとうございました。
- Hossi-
- ベストアンサー率24% (145/584)
法学部出身です。 法学部からでも教員免許を取ることができます。ただ、小学校の免許を取れるところはあるのかな・・・? 無難な選択としては法学部や経済学部で中学校や高校の免許を取得して(この学部からだと社会、地歴、公民がメインになると思います)、卒業の時点で小学校教員という道を選択したければそのあと小学校教員の免許を取得するのに必要な単位を補充するというのとことだと思います。 方法としては ・科目等履修生 1単位当たりいくらで大学の授業をとることができます。試験を受けて受かれば単位ももらえます。そこで免許は個人申請する ・教員養成系学部に編入する 卒業していれば学士編入ができます。ただ、初等教育系の学科の募集状況はよくわからないので、どのくらいの難易度になるかわかりません。3年次編入もできると思うのでその時点で決心ができれば編入もひとつの手段です。 ・短大に入りなおす 免許の単位=卒業単位となっていることがほとんどなのでもっている免許の単位を生かすことがあまりできないとおもいますが、一応こういうこともできるということで。 ・通信教育 やることは編入や科目等履修生と同じ。 私もつぶしが利く、という言い回しはあまり好きではないのですが、実際には法学部や経済学部は結構多いです。司法試験や国I目指してバリバリやってる人ととりあえず大卒資格がほしい人が同居しています。 英語が好きだとありますが、外国語や国際関係の学部は考えていないのでしょうか?そちらのほうはどうでしょうか?教員免許に関する状況は差がないです。一度調べてみたらどうでしょうか? 就職に関しては就職できない学部はないです。ただ、教育学部は一般企業に進むのに不利になることも多いです。総合大学の教育学部ならいいですが、教育学部の単科大学だったりすると実績も少ないし、一般企業に進む人も少ないので情報が少なくなりがちです。 迷っているなら法学部や経済学部に行った方がいいのではないかと思います。 法学部には編入で入ったんですけど、編入してきた友達の中に短大の初等教育学科出身の友達がいて、現在、小学校の教員をしています。 いろんな経験をしてみてじっくり考えるといいですよ。 小学校の論理よりも経験や考え方といったものがものをいいます。
お礼
具体的な方法まで示してくださって本当にありがとうございます。法学部だと社会(地歴・公民)の免許しか取れないので、小学校の免許を取ろうとなると相当な覚悟と人一倍の時間が必要になってくるということですね。やはり迷っているのなら幅広いことが学べるところにしておいた方が後々困らないということですね。参考にさせていただきます。
- historya1
- ベストアンサー率43% (16/37)
お話しの状況でしたら、法学部・経済学部をおすすめします。 教員になりたいというお気持ちはわかりますが、やはり聖職の一つと呼ばれるものは相当の技術者か人格者か人生経験者が適任だと思います。つまり回り道をしてからの方が良かったりします。 つぶしのきく学部という言い方は好きではありませんが、迷うに足るものが教員の道以外にあるのでしたら、迷わずにそちらに行くことをおすすめします。 私も教員も道を視野に入れながら別の道を進んだ者です。大学に入り、教育学部の多数の友人達と話し、塾でずっと生計を立ててきましたので、ある程度経験はできました。その上で私は教員を選んでいませんが、大学卒業時点で、それでもどうしても小学教員にという意志が固まったならば、その時点で再入学すればよろしいのではないでしょうか。 今、エネルギーがあるうちに、幅の広さを選んでおいた方が良いと思います。後は情熱で、それぞれの深さや経験を積んでおいて、教員を再検討するのは、数年後に先延ばしにされてはいかがでしょうか。 教員は今後の社会でより幅の広い視野を持った人間が求められると思いますし。
お礼
ご意見ありがとうございます。 法や経済学部に行ってからでも遅くはないということですね。選択肢の1つにします。貴重なご意見をどうもありがとうございました。
法学部はお勧め! 法律家や役人とかだけでなくとも、いろんな分野で活けますので。 教職課程を取れば、教師にもなれるし。 英語も必要だし。 私は、法学部出身の翻訳業者です。
お礼
法学部はいろいろな分野で活躍できるからいいですよね。 貴重な意見をありがとうございました。
お礼
ご意見ありがとうございます。とても参考になりました。 hdaiさんのおっしゃるとおり、何事もやってみないと分かりませんよね。私は失敗を恐れすぎなのかなぁと思いました。「一生をかけて挑戦する価値のある職業」という言葉をいただき、挑戦してみようかなという気持ちが湧きました。今回は本当にありがとうございました。