私は現在,教育学研究科というようは教育学部の大学院で学んでいるものです.参考になればと思います.
私は大学4年間を国立の教育学部で過ごしました.教育学部の中には大きく分けて2種類あると思います.教員養成と非教員養成です.教員養成とは卒業単位を修得すれば卒業と同時に教員免許が付いてきます.つまり,免許を取らないと卒業が出来ません.しかし非教員養成とは,免許を取らなくても卒業単位をとれば卒業が出来ます.もちろん,免許に必要な単位をとれば非教員養成でも免許はとれます(若干,教員養成よりは多めに単位をとらないといけない場合もある).ちなみに,私は非教員養成で数学の免許を取りました.私のいた非教員養成の学科は教員養成と何が違ったかというとパソコンのプログラミング言語というものやパソコンの仕組みだったりを学習しました.だから,卒業後の進路はシステムエンジニアという職業が半分と教師を目指すものが半分でした.他にも,非教員養成には国際文化・国際理解などの分野を中心にする学科や体のしくみを知る(トレーナーなどに就職したりする)学科,文化・芸能学科など教育学部でも様々な学科があります.だから,教師を目指す人が教育学部に入るべきだとは決して思いません.
で,下の方が書かれていることですが中学校・高校の数学教師になるのなら理学部がよいと書いていますが,私は少し違う意見です.確かに,教育学部の数学科より理学部の数学科の方が数学としての深い知識は身に付くとは思います.認めます.しかし,知識を深く知っているから教師としてすばらしいということではないとおもいます.教師にとって一番大事なことは,自分が知りえている知識をどのようにして,すべての子どもたちに伝え,子どもたちが自発的に数学的活動をしてくれるかを考え,指導することだと思います.その指導の部分は理学部では補えません.ここは教育学部でしか補えない部分だと思います.
また,教育学部と教員養成学部との違いは下の方とさほど変わりません.
もし,hitomiさんが教育学部に興味を持っているのであれば入って損はしないと思います.ただし,教育学部の教員養成の人々は教師以外の職業に就くことが少ないので,もし迷っているようであれば非教員養成のほうがゆうずが聞くと思います.
私が言うのもなんですが
教育学部は楽しいですよ.
お勧めします.