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裁判員制度設置の理由
裁判員制度に関する新聞の解説をじっくりよんでみましたが、設置の理由がよくわかりませんでした。 こどもや老人を除く成人から無作為に6人抽出ということらしいですが、自分の家の周りを見渡して、6人無作為で抽出したらとんでもない構成になりました。 とてもキチンとした判断ができそうにありません(ごめんなさい)。 量刑などは最終的に裁判官の意見で決まるような印象を受けましたが、それならば裁判員の存在価値がかなり薄まってきます。 警察も含め法曹界は自分達の仕事に自信が持てないのでしょうか。 それでも「悪法もまた法なり」で、選ばれたら私は忌避しませんが。
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私自身、まだ完全に把握は、してませんし その文章も完全には読んでませんから あくまでも個人的な意見として聞いて下さい ただ、この意見、警察等に味方する方から見れば 反論したくなるでしょうが 今の裁判制度では、特に刑事事件で起訴されると 有罪の確立が、ほぼ100パーセントと言われてます その理由の1つは、容疑者とされた人物側が 裁判所に提出出来る証拠の数と警察側が提出出来る 証拠の数で、圧倒的に警察側が多いという事… 更に、ここに反論が出そうですが 裁判所と言うのも、結局は警察の味方をしたがりますから 例え、その人物が無罪だと分かってても 理由を付けて有罪に、したがるんです この理由は、結局、警察が、どういう手段で 容疑者(犯人)を検挙しても、警察は正しいという 表現をしないと面子に関わるからだと言われてます 従って、無実の罪で服役…または、それを終了して 社会に出てる人物だって少なくないんです ですから、そういう不公平を無くす意味でも 必要な制度じゃないかと思います 勿論、これは裁判員が中立公正に審査して 更に、本当に多数決で意見を取り入れた場合の話ですが… もし、この意見…つまり有罪率等の事が信じられなかったら ネットの検索等で調べてみて下さい 冤罪事件で有罪判決の資料等も、かなり見つかるんじゃないでしょうか?
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- ANASTASIAK
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いまの裁判所は判事が一人で300件の事件を抱えている。 楽したいというのは当然のこと。 それを国民参加型などといっているだけのこと。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >国民参加型などといっているだけのこと・・・・なるほど、
- mitsuemon
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No.1です この主旨とは少し外れるかも知れませんが 私は以前から交通警察に関する法律を学んで来ました これは不当な取締りに対応する為の方法ですが… ですから貴方も御存知かも知れませんが 千代丸氏の『人権110番』や 交通ジャーナリストの今井亮一氏の本等です で、私自身が今迄、勉強して来た事で考えると No.2さんの所で、貴方が質問されてる “私は偉くて立派な裁判官…”等は、どの程度いるんだろう? そんな気持ちさえ抱きます、勿論、いるとは思いますが… 更に、私への質問の中で “やる気のない国選弁護士と素人の裁判員では 気の毒な冤罪事件を防ぐのは…” は正に、その通りです 同じ内容とは言いませんが つい先日、ニュースにも、なりましたから 貴方も御存知かと思いますが 元(?)タクシーの運転手が、事件の容疑者に、され 裁判でも有罪が確定… しかし、服役を終了して出て来てから 別の事件で検挙された容疑者が自供して真犯人だと判明 あれも、その良い例だと思います ですから、もっと突っ込んだ言い方をするなら 刑事事件も、そうでしょうが 交通違反の裁判等(青キップの民事含む)でも 大体が、裁判所は、違反者に対しても 最初から有罪にする予定で始める… で、内容を聞きながら、どの内容にを、どう判断して 後から有罪にする材料を、色々固めていくと聞きます つまり、最初から有罪に、すると決めておき 内容を聞きながら、後からドライバーの 不備な部分を追求したり、ドライバー有利の部分は 一切、採用しないで有罪に、すると聞いてます ただ、それを考えると、交通違反など 裁判を、やってもムダと、さえ考えそうですが 幸い(?)にも、交通違反の場合は、スジを通して 検察庁で主張すると、不起訴になる確立が 圧倒的に高いと、いうのが現実の様です ですから、解説に書いてあるのが本当なら 警察の面子等を考えない 立場の一般人を採用する裁判員というのは 良いと思うんですが…
お礼
再度の回答ありがとうございます。 「偉くて立派な裁判官」というのはどれくらいいるのか全くわかりませんですね。 回答者さんは裁判員どの程度働けるかわからんが、方向性としては正しい、まず第一歩からというお考えのように拝察いたします。ご立派なお考えと存じます。 よくわかりました。ありがとうございました。
- Dxak
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専門家でもないので、私的意見になろうかと思いますが・・・ 確かちょっと前の報道では、事件の発生経緯等を知る事で犯罪から身を守るすべを考える場を作り、司法への信頼を向上させることを目的としているとか・・・大義名分らしきものを言ってた記憶があります 現実的には、冤罪の話しかり、評決が軽いという話しかりで、一時避難が集中した記憶があります そこで、一般の人を裁判員制度へ入れることによって、報道関係の避難をある程度かわせると判断したのではないでしょうか? 裁判員制度の対象の罪状が、殺人、強盗致死傷、傷害致死、危険運転致死、現住建造物等放火、身の代金目的誘拐、保護責任者遺棄致死と、どれも社会が注目したり、万が一の場合、避難が集中するものを選択してあるのも、そう言う経緯からだと思いますが・・・
お礼
ははーん、裁判員は「めくらまし」みたいなもんだと、おっしゃるわけですね。御用学者ばかり集めた「○○審議会」と同じというわけですか。 こんどは無差別抽出だから御用学者ではないけど、素人の裁判員だから、考えて見れば同じですね。 ありがとうございました。
- ultramannexus
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近年、司法制度の大改革が数十年ぶりに行われています。 第1の大改革が、裁判官・検察官・弁護士になるための司法試験の受験資格が原則として法科大学院を卒業していないといけなくなりました。 (現在はまだ、旧司法試験と新司法試験が混在していますが) 第2の大改革が、ご質問の裁判員制度です。 改革の理由は建前上はNo.1の回答者の方が書かれているようなことですが、実際の理由はかなり異なっているようです。 元々この改革に対しては司法関係者はほとんど反対していましたし、最近までまさか本当に実施されるとは思っていなかったのが実情のようです。 今は裁判所や検察庁のトップが裁判員制度の周知徹底のためTVや新聞等でPR活動をしている姿を見かけますが、彼らも内心では複雑な思いで活動しているのではないかと推察されます。 改革の本当の理由は、米国から改革の要求があったということです。 10年近く前から、「年次改革要望書」といって日本政府と米国政府は、両国の発展のために改善が必要と考える相手国の規制や制度の改革要望について要望書を交換しています。この中には郵政民営化をはじめとして様々な改革要望が列挙されており、裁判員制度の導入も米国から要望されていました。 日本の今までの司法制度は、非常に閉鎖された独特の世界でした。米国としては今後日本の企業買収や投資・経営に本格的に参加した場合、米国と同様な司法の仕組みがないと安心して日本で活動が出来ません。従って日本の司法内容を徐々に米国と同質の制度に近づけておきたいというのがねらいではないかと思われます。裁判員制度は当面は刑事事件の一部に限定されているようですが、今後はどのように形態を変えるかは予断を許しませんし、他の司法制度改革も今後さらに予想されます。 米国の思惑に操られるのは腹が立ちますが、日本自身が自前の改革の努力を怠ってきたのも事実ですので、この機会を日本の将来の発展のために上手に生かしきるのが大切だと思いますね。
お礼
ははーん、アメリカの注文ですか。なるほど、日本の改革はなんでもアメリカの要求から出ていることなんですね。 建設業界や流通業界なども以前アメリカから叩かれていましたね。たしかに、日本の各業界はアメリカから見ればアンフェアーなところが多いようですね。 これで、日本の司法制度がよくなればいいんですがね。 アメリカの裁判については、興味本位のニュースなどの情報に基づくものしか知りませんが、検察側も弁護側も陪審員の心証をよくするための宣伝合戦みたいな感じを受けますね。 日本の裁判もあのようになっていくのでしょうか。 私は偉くて立派な裁判官が、公正な判決を下すことが一番だと思うんですが、このようなことは理想に過ぎることなんでしょうか。 ご回答大変参考になりました。さもありなんと思います。ありがとうございました。
お礼
わざわざ、長文のご回答ありがとうございました。 >裁判所と言うのも、結局は警察の味方をしたがりますから 例え、その人物が無罪だと分かってても 理由を付けて有罪に、したがるんです・・・ このお話は初めて聞きました。そういうもんですか。なるほど。 警察が裁判でもウソをつくことは聞きます。違法に近い手段で証拠を取り、裁判ではその証拠の取り方を全く別な方法であるとして証言し、有罪に持ち込んだという話は聞いたことがあります。実際犯人は犯罪を犯していたから、結果的にはそれでよかったのかも知れませんが(本当は問題ありなんでしょうけれど)。 えん罪事件も新聞で知る有名なもの以外にも、少なからずあるだろうと思います。電車の痴漢行為なんかでは、認めてしまって、早くブタ箱から出してもらった方がトクだという判断が成り立つ人もいるでしょうね。 しかし、裁判官がそういう気持ちであるとすると、捕まえ起訴する側の警察、検察側の申し立てに対し、かたや、やる気のない国選弁護士と素人の裁判員では、気の毒な冤罪事件を防ぐのは絶望的な感じがしますが、どうなんでしょうか。 ご回答ありがとうございました。