太陽電池は本当に省エネか疑問
太陽電池は本当に省エネか疑問
近時太陽、風、潮力、地熱等々の自然エネルギー利用が叫ばれて技術開発、商品開発が進んでいますが、私には大きな疑問があってそれが解けません。
例えば太陽電池の普及が盛んになっていますが、この製品設備については電池基盤、電池エレメント、送変電設備、制御装置、設置基礎材等々の製造にはかなり大きなエネルギーが費やされています。
一方太陽電池の発電回収電力は僅かなもので、この製造の為に費やしたエネルギーを回収するには何年も掛かるし、その間のメンテナンスには新部品に交換する場合も有るでしょう。これまた多くのエネルギーを使った上で作られた部品です。
設備の製造に使われるエネルギーと回収自然エネルギーとはどの様に釣り合っているのでしょうか?
学者さんのこの面での研究はどんな風に進んでいるのでしょうか?
考えなければならないのは、現在の製造に費やすエネルギーは、電力は、多分に安価な石油、石炭、ウラン等々に依存しています。この貴重な化石燃料が、石油で見れば、なんとペットボトルの飲み水より遥かに安価に設定されていると言う信じられない状態です。地球が何億年も掛けて溜めた貴重な化石燃料を安価に設定して300年もしない内に浪費し尽くそうとている。これこそ愚かな地球人の生き方ですが、大切に使わなければならない地下資源が、飛んでもない安価で使えているというのは動かぬ事実ですね。
現在の所、この安価な化石燃料の恩恵で太陽電池設備も相対的に安価に製造出来ていますね。
最近は更に政治的補助金制度も加わって、何となく太陽電池設備費と回収電力費とが価格的にペイしてるからエネルギーもペイしてる様な錯覚をしているのでは無いでしょうか?
経済的にペイしてれば省エネになっていると言うのでは、真の省エネとは程遠い話です。
太陽電池の例で、果たして本当に地球学から見たエネルギーの量で利得があるものなのでしょうか?
それはどの位なのでしょうか?これに応える意見とか論文とかを紹介して下さい。
お礼
アドバイス、ありがとうございました。 同書、持っています。 確かにセルに特化はしていませんが、 太陽光発電システム全体を把握する上では、 楽しく知識を身につけられますね。 セルに特化した参考書はなかなかないものですね...。 とり急ぎ、情報どうもありがとうございました。