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人口というもの

「人口というのはその国の国力に直結する」:A 「ゆえに、少子化の進行は食い止めるべきだ」:B 勉強させてください。 (1)Aは正しいか否か。 (2)「A→B」は正しいか。Bの意見は正しいか。 私の観点としては、世界の中での日本、その国力、国の豊かさを 視点に置きたいなと思っています。その視点から、(1)と(2)をお答えください。この視点以外から意見がある場合でも、お答えいただければと思います。

みんなの回答

  • Kitami
  • ベストアンサー率25% (9/36)
回答No.8

Aの仮説は言えないと考えます。 国力の定義が定かではありませんが、人口=国力ではないと考えます。ある程度の相関関係はあるでしょうが。中国やインドが現在は少なくとも一番国力があるかといえば決してそうとは言えないことからも明らかです。恐らく中国・インドともに将来的には可能性はあるかもしれませんが。国の豊かさを考えると格差がとてつもなくある中国・インドは当分はないと考えます。 Bの仮説も言えないと考えます。 人口が国力や国の豊かさを表さないないことは先ほども述べました。また他の方も述べられている一人一人の教育水準、民度、勤勉さなどを考えると人口が多いからとはやはり言えないと考えます。世界の人口の1億超の国々の教育レベル、民主政治の高まり、勤勉さなどから考えると人口が多いことがかえってそれらを高めることではマイナスの要因となっています。 単に少子化対策をすることが国力・豊かさを高めることにはつながらないと考えます。たとえがおかしいかもしれませんが、大企業が必ずしも競争に強いとは限らないのと同じだと思います。中小企業でも従業員の技術や知識の高さや企業内の協力体制、従業員のやる気の高さがあれば大企業を凌駕する例は枚挙を枚挙にいとまがありません。日本はやはり存在感がある世界の中小企業を今後も目指すべきだと思っています。

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質問者

お礼

回答ありがとうございます。 人口と、国の豊かさは、どの程度相関関係があるのか、 それとは別に、教育のレベルを上げることは、これからも引き続き必要ですね。

  • xxa31a
  • ベストアンサー率56% (23/41)
回答No.7

(1)ある面では真であり、ある面では偽かと思います。議論として長続きしうる命題ですね。 国力とは何かというのがまず問題になります。有名な政治学者Joseph S. Nyeは、軍事力・経済力といった「ハードパワー」と、魅力であり目に見えない「ソフトパワー」に分類しました。色々な考え方がありますが、これに沿ってみてみます。 軍事力という面では、世界の軍事費の半分を占めるアメリカ政府(ソース:SIPRI)だけが特殊な立場に見えます。仮にフランス政府の軍事費が増えたとして、政治的影響力が大きくなるかというと疑わしい。ただし、あと二~三十年位すると中国政府の重要性が出てくるのかもしれないし、ソビエト崩壊後の世界は「多極化」していると考える学者が多いようには見えます。 経済力という面では、1人当たり所得×人口=国家分の所得であり、「国の経済力」は各人の財布と同一視できるものではない一方で、各国経済の総計は人口に比例しますね。生産人口の減少速度が経済成長への圧力になります。仮に恒常的にマイナス成長という事態になると、どう経済運営をするのかという難題が生じるものだとは思えます。しかしながら、技術革新によって生産性は向上しているため、生産人口の減少速度がある程度以内に収まっていればこの問題は起こらない。年間2%減少では危ないが0.5%減少なら耐えられるという類の問題かと思います。あるいは他の要素として、医療の改善によって高齢者の労働参加率が時代と共に上昇する可能性があり、女性の労働参加率も方向として高くなっている。より根源的には、20世紀後半以降の貿易増大によって、閉鎖した系としての各国経済自体を融解させる方向性すら感じます(この点は日本やアメリカのように経済規模に対する貿易の割合の小さい国では転換期が遅いかもしれませんが)。 (2)少子化対策が不必要だとは思わないのですが、しかしA→Bという過程には反対します。人は国家単位で物事を考えがちですが、国=全体の数量ではなく、万民の生活的満足につながるということが理由として優先されるものかと。 「ソフトパワー」という視点ももっと考えていった方がいいのではないかと私は思います。日本において、アメリカに追いつき追い越せという発想は、2倍以上の人口規模の違いを考えれば到底不可能です。Goldman Sachsなど経済筋は、後10年程度で中国が世界2位の経済大国になると予想しています。少子化の如何に関わらず、25年後にはインドにも追い抜かれる予想です。生活水準ではなく全体の規模で追い抜かれるということです。しかしながら、例えばノルウェーの人口は500万人未満です。経済規模が大きいわけではないですが、「平和の国」(ただし日本の一国平和主義とは異なる意味)として紛争調停に積極的であり、途上国への援助額が大きい。あるいは内政的には、一人当たりの所得水準はアメリカよりも高く(ソース:IMF)、国連の「人間開発指数」は世界1位で(ソース:UNDP)、汚職腐敗度は低く(ソース:TI)、女性の権利(ソース:WEF)と出生率(ソース:CIA)が共に高く…非常にイメージは良好なわけです。国の大きさが国際的発言力と等価ではなく、ましては生活上の利便を決めるわけではないはず。もっとも、昔から整っていたインフラや石油といった要因もあり、日本における政策を北欧と同じにしさえすれば解決できるというような議論にも私は懐疑的なのですけれども。

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質問者

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回答ありがとうございます。 万民の生活的満足を高めるには、どうしたら良いのか。 勉強します。

noname#52467
noname#52467
回答No.6

「人口というのはその国の国力に直結する」:A 人口が多いと優れた人材の出る数が多いし、大きい国内消費をベースに企業が開発しやすいので国力UPになるが、弊害として格差はでる。 ゆえに、少子化の進行は食い止めるべきだ」:B なので先進国がそろって対策を実行しているが、これは企業にとって 負担になることが多く、いまだにエコノミックアニマル的要素が多い政治をしている日本はかなりむずかしい。しかし担当大臣は国民に何をできるか表明しそうな雰囲気なので、これに期待するしかないですね ただ謝って、あとは密室政治・・はないとおもいますが

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質問者

お礼

回答ありがとうございます。 優秀な人材の出現確率や、パイの大きさゆえの経済の発展など見込めそうですよね。労働生産性云々も、人口が増減に因らないと思うと、人口減少より増えた方が良いなと感じます。

  • alama
  • ベストアンサー率14% (7/47)
回答No.5

「人口は国力に直結するか」 に、ついては、N0だと思います。 いままで回答を読みましたが、「量より質」だと思います。 また、その質を高めるために「教育」が不可欠だとうご意見がありましたがその通りだとおもいます。 60年以上も前の太平洋戦争では、多くの健康な青壮年男子が戦争によって失われ、人口の質も量も失われ、大きくバランスを崩してしまいました。 それでも残された人たちが懸命に努力して、今の日本のように奇跡の復興を遂げました。 その原動力は、やはり当時の国民性にあったと思います。 今の日本に同様なことがあれば、はたして復興できるのかは疑問に思います。 つぎに、「少子化を食い止めるべきか」 に、ついてですが、そのまえに「適正人口」についても考えてみたいと思います。 日本という国の適正人口とは、どのぐらいでありましょうか ? 今の日本の食糧の自給率を見ても、40%を切っているといいます。 わたしは、総合的に見ても、日本の人口は 7000万人ぐらいが適当だと思います。 ですから、そのぐらいの人口になるまでは、少子構造は続くでしょうし、続けなければ人口減少になりません。 戦争や天変地変によって、日本人が一気に減るようなことは、もう避けたいですね。 そういうわけで、この問題についても NOだと思います。

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質問者

お礼

回答ありがとうございます。 適正人口に達成するまで、人口は減り続けるだろうとすると、 その時の人口構成による社会保障や社会そのものも、変化しなければいけないのでしょう。

回答No.4

「人口を増やすこと」が少子化対策の目的ではありません。 少子化という問題は、人口ではなく、人口構成の問題です。「全体的に」日本の人口が減るということなら、そう深刻な問題にはなりません。「少子化の問題」というのは、急激に若年者だけが減ってゆくことで、社会保障制度等の既存の社会システムが機能不全に陥る可能性があることにあります。 ですから、既存の社会システムを「少子化モデル」に切り替えることと、少子化の急激な進行を食い止めるという、両面での対策が必要となります。現在もいろいろな施策が考えられていますが、そう簡単ではありません。 人口は、国力の1要素であることは確かですが、人口が負担となるケースもままあります。(一昔前の中国など。)「直結する」というのは、現在の状況から考えて単純化しすぎでしょう。 「人口構成の急激な変化を抑制するために、少子化対策が必要」というのが、大方の一致した見方です。「人口=国力」というのは、むしろ、少子化対策批判をする人たちが「産めよ増やせよの時代ではない」といいたいがために持ち出した、批判のための「反例」であり、それが少子化対策の肝ではありません。

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質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうですね、少子化は、総合的な人口の減少というよりも、バランスの欠如が問題で、それにより今までの社会保障が立ち行かなくなるというのですね。バランスが大きく崩れなければ、世代間で不公平はなくなるのにな、と感じます。

  • hoychoi
  • ベストアンサー率34% (54/156)
回答No.3

世の中で、少子化対策がさけばれている割には、なんで必要なのかがあいまいですよね。 国力の詳しい定義などはわからないのですが・・ 世界に影響を与える力の総合点のようなものではないでしょうか。 領土の大きさ、軍事力、自国の経済活動の規模 もしそうだと考えると、 領土の大きさも、軍事力も経済も、人口が多ければ、もともと大きいものでしょうから、人口と関係が深いことは考えられます。 人口が多くても、経済的に豊かになるには時間がかかるので、 ロシア、中国やインドなどは、少し時間がかかっているのだと思います。確実に、3つの国は国力を増大させていると思います。 これらの国は、経済規模、軍事力、はこれからアメリカとともに全世界に影響を与えていく大国になると思います。 日本はどうでしょうか・・現在、経済活動の規模と軍事力は、かなり大きいので国力は、大きいといえるのではないでしょうか?でもやはり少子化して、人口が減れば、経済活動は縮小するので、軍事予算も削減され、経済力も含め、どんどん世界での影響力は低下していくでしょう。 人材の教育水準は重要ですが、教育機会さえあれば、どこでもかわらないでしょう。長い目で国力とは関係無いようなきがします・・ 豊かさを、同時に議論するのは、難しいですが日本は現在お金の面では豊かでしょう。このまま豊かであるかは、まったくわかりません。 年金などの社会保障制度を、健全に保つためにも人口は急激に減らないように、する必要があると思います。 個人的には世界の人口がこれ以上増えるのは反対なので、 日本はもうすこし、ゆっくり高齢化、人口減に進みながら、上手く社会システムを作りかえていってほしいと思います。そのための少子化対策と受け止めています。

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お礼

回答ありがとうございます。 人口の多さは、国力増大の可能性を多く秘めていると感じました。 勉強します。

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.2

 槍や刀で戦争していた時代はともかく、現代では人口の量ではなく質が問題です。量だけでいえば中国やインドが上ですが、教育水準が高く、訓練された労働力を効率的に活用して生産性を向上させた国が優位に立っています。  したがって、海外からの優秀な人材の導入を含め、いかに高い生産性を保つかが課題になります。その点、移民を活用するアメリカは見事です。日本でも、国力を維持するためにイチロー、松井クラスの人材をアジアからスカウトする勇気が必要になるでしょう。大相撲がいい例です。

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質問者

お礼

回答ありがとうございます。 高い生産性を持つ労働力を多く揃える、そのために教育がかなり重要ですね。勉強になります。

回答No.1

正しい。間違いの問題ではないですよね?人口とはその国の国力に直結する。これはその通りだと思います。今私達30代の世代は第二次ベビーブームと言われる世代で、学校のクラスも中学の頃は10クラスありました。今その世代が社会人になって今のこの社会を担ってるわけです。今格差社会と言われてるけど、それでも労力を売って、今のこの社会を背負ってるのは間違いなく私達世代だと思います。国力とは国の勢いの事だと思います。貴方の目線で今勢いがあると思いますか?私はないと思います。少子化現象で何が一番懸念されていつと思いますか?将来その子供達が少ないまま、大人になってそれだけの労力しかないわけです。ということは今話題になってる税金の問題年金の問題に繋がるわけです。将来この日本が破綻するかも知れないほど日本には資源が少なく、日本車の輸入もいま暗雲が立ち込めているのに、バカな企業の社長達はこぞって中国に工場を建てて、安い運賃で人を雇えるその理由だけで、他に仕事させてるんですよ。あとに残ったのは、老人。でもそのお年寄りの医療費も高くなっています。福祉福祉と政治家が口約に必ず上げる福祉問題。この福祉問題も実際ほんとの意味での福祉などほとんどの政治家はわかってません。福祉とは人と人との情愛です。それがなくなってきてるわが国は、破綻しても、滅びても仕方ない状態なんじゃないでしょうか?私はそう思います。

yourvoice
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 国力が衰えることをよしとするか否かが問題ですが、 人口と密接な関係があるのですね。 勉強させていただきました。

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