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血圧の個人の正常値(基準値)はあるのか?
血圧の個人の正常値(基準値)はあるのか? 約4ヶ月間(126日間)、毎日起床時、いすに座ってメーカーの指示に従った方法で、電子血圧計で、たて続けに7回、最高血圧・最低血圧・脈拍を測定してきました。 毎日の7回の平均値について、さらに平均やバラツキを調べると、 最高の平均値が『106.1』、標準偏差は『5.6』くらい。 最低の平均値が『 75.1』、標準偏差は『4.0』くらい。 となりました。 血液化学検査(GOT、GPT、γ-GTP、中性脂肪など)には『個人の参考値(正常値)』という概念があるそうですが、血圧について同様な概念があるかどうか、日本語の範囲で『検索』してみてもはかばかしい結果が得られません。(起床時の)血圧の『1個人内のバラツキの幅』について情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えてください。無論、ばらつきの程度に個人差があるであろうことは想像に難くありませんが、それでも『目安』くらいはあるのではないでしょうか? あるいは『検索』に用いる医学上のキーワードをいくつか教えてくださるのでもかまいません。(英語を含む) 追記: これは別のカテゴリーに投稿して、答えが得られなかったので、以前のものを削除して、このカテゴリーに再投稿いたしました。 以前の投稿後、いくつかのホームページで『個人別の血圧の管理』を重視してもいいのでは、という主旨の発言を見せていただきましたが、研究やレポートのための調査で得られた、具体的な(1個人内の)バラツキの大きさを知りたいのです。 tosiyuki_31
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検索キーワード: 血圧変動 じゃだめですか? とりあえず高血圧の診断基準に言及しているホームページは下記にあります。 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/life/li142201.htm なお、マンシェット型の血圧計の測定原理を見ていただければ、測定値がばらつく理由は明らかでしょう。真の血圧を測るには、血管内に測定器を入れないとダメです。生理学の教科書に詳しく書いてありますよ。
- 参考URL:
- 高血圧の診断基準
その他の回答 (1)
- ebisu2002
- ベストアンサー率59% (1878/3157)
例として挙げられた種類の血液検査は通常は健常人の95%程度が入る範囲を基準値として用い、範囲外の場合は今何らかの異常が起きている可能性が高いと考えることになります。 集団のばらつきに比べ個人の変動範囲は狭いのでこれを判断の基にして異常をとらえる感度を上げる考え方があります。 こうした基準値の考え方とは別に、その値自体が今の体調を表すのではなく、疾患の統計から将来病気を発症する危険性から考えて管理上の値を用いるものがあります。たとえば高脂血症の基準などが代表です。 http://jas.umin.ac.jp/guideline_intro.html 血圧の基準値もこうした将来の病気を予防する観点から設けられているもので、自宅での測定も通常は今の病気を発見するためではありませんので細かい変動を見ることの意義は低いと考えます。 通常はマンシェットを巻いた後充分に安静にした後1~3回程度測定するのが妥当です。 神経質になりすぎるのもかえって得るものがないのではないでしょうか
- 参考URL:
- http://www.ketsuatsu.com/topics/01.html,http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamph/pamph_43/panfu43_15.html
お礼
血圧の個人の基準値について・・・ ebisu2002さん、どうもありがとうございました。 ANo.1、ANo.2、以外の回答が無いようですので、改めてお礼を述べさせていただいて、締め切りとすることに致します。
補足
高脂血症についての基準、見せていただきました。 今のところ「血圧」について「個人の基準値」という考え方はないのだ、という情報と考えてよろしいのでしょう。違っていたらご指摘をお願いできればと思います。 ただ個人別の「基準値」の存在は、DNAの単一塩基置換(でしたっけ?)の情報によって、オーダーメード医療が実現するのではないか、という今日、各種の検査値に拡張して検討されるべきだと(私は)信じています。 個人の細かい変動を見張る必要が無いだろうというのは専門家が集団全体を見張るには都合がよい、つまり考える基準を減らせるからいい基準でしょうが、万が一その人にとっての「適正値」のようなものが存在した場合、集団の基準でのみ見張られて、病気が見逃されたら、その「個人」にとっては悲劇でしょう。 (だから適切な項目のクロス集計から求めた式を使うのだという議論は、別の問題だと考えます) 無論、神経質になるのは好ましくありませんが、家庭で血圧を測定しているのは自分のためなのですから、その有効な活用方法をさぐるのは必要だと思っています。 (一番下のほうのURLではそういう主旨の記述がなされていますね) なお、私についての個人的な検討では、毎日の7回の連続測定で、データが「おちつく」のは3回目以降です。安静時間をきちんととっていてもそういうことになりました。したがって現在は7回測定してその「中央値(メジアン)」を公式記録としています。 『お礼』については、ANo.1同様、回答がこれ以外ありえないかどうか見たいと思いますので、今しばらくお待ちください。
お礼
血圧の個人の基準値について・・・ microham2さん、どうもありがとうございました。 ANo.1、ANo.2、以外の回答が無いようですので、改めてお礼を述べさせていただいて、締め切りとすることに致します。
補足
貴重な情報に感謝いたします。 検索キーワード『血圧変動』でトップに来たホームページで、ある方の長期にわたる血圧変動のグラフを見せていただきました。 私のそれとそう大差ない「感じ」を受けてホッとしています。 ただ、測定値の取扱がいまひとつ不明なのと、具体的な数値が不明なため、ばらつきの具体的な大きさが分からなかったのが残念です。グラフを「統計屋」の「心眼」で読んで「標準偏差」の大きさが分からない事はないのです。ただ、実際に数字が分からないと何となく不安で(笑)いけません。 とりあえずありがとうございました。 なお、統計的に言うと、毎日7回連続の測定値のばらつきより、連日の測定値をひっくるめた場合のバラツキが明らかに大きく、毎日の生活の影響によると思われる「成分」も検出されております。単にマンシェット型の問題、というだけでは無いもようです。 『お礼』については、投稿後、10日目くらいまでお待ちいただければ、と思います。