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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:付帯設備の引渡し)
中古物件の引渡しと付帯設備に関する問題
このQ&Aのポイント
- 22年前の中古物件を売却する際に、付帯設備の引渡しに問題があります。契約書には確認書を作成すると書いてありますが、存在しません。また、物件は実は4-5年間空家だったことが判明しました。
- 不動産屋は付帯設備の点検を行っておらず、買主側から点検の要求がありました。ただし、点検費用や修繕費用は買主が負担することになっています。
- 売却時に不動産屋の判断で現状引渡しされた中古物件ですが、購入時には点検されていなかったため、引渡し前の点検費用が負担されるのは不公平です。どうぞご意見をお聞かせください。
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質問者が選んだベストアンサー
不動産業界に従事するものです。 ご購入されたときと今回のご売却の業者は同じですか? もし違うのでしたら、ご購入のときの業者が結構いい加減なのですね。通常、附帯設備について争いがないように売主様と買主様立会いで点検することが多いです。 しかし、そういっても仕方がないので、売却の際の契約条件を変更していただくようにしたらいかがでしょうか。 条件として、「現況引渡」と「瑕疵担保の負担をしない」の2点です。そして、撤去・交換はしない(あるいはできない)のが契約の条件としてみたらいかがでしょう。相手方は売買代金の値引きを交渉してくるかもしれませんが、折り合いのつく妥協点で考えてみてください。 ご購入の業者の契約不履行についてですが、まず空家であった事実で契約不履行ということは難しいと思います。附帯設備を作っていなかったということでも契約不履行ということも難しいです。 過失はあると思いますが、それを業者が認めるかと考えるとこれも難しいような気がします。 これは、重要事項説明の項目に附帯設備に関することが入っていないからです。 しかし、ご購入の時の業者にはクレームを入れておいたほうがいいでしょうね。あるいは管轄している自治体の相談窓口にご相談に行かれるか。相談しても行政指導という一本の電話で終わるので、あまり効果がない場合が多いのですが…。 業者選びには充分お気をつけてください。
お礼
この度は、専門家の立場から的確なご回答をいただきまして、本当にありがとうございました。ならびに、お礼が遅くなってすみませんでした。 購入したのも今回と同じ業者です。田舎の人を相手にしているためか、何かといい加減で通ってきたようです。仲介手数料を値引かせたいくらいです。(できるでしょうか??) ご助言いただいたように「瑕疵担保責任の免除」を主張して、買主さんに承諾してもらうことができました。また、基本的には「現況渡し」ですが、ガス給湯器の不具合と太陽光温水器に水漏れが見つかったので、給湯器取替え費としての20万円値引きと太陽光温水器の撤去はうちが負担することになりました。(妥当でしょうか?) 中古住宅は、売る方も買う方も容易くはないなあと実感いたしました。 初めてのことで心細く思っていた時に、温かく分かりやすいアドバイスをいただき、本当に救われました。重ね重ねありがとうございました。