金融機関に勤務しており、以前、住宅ローンも担当したことがある者です(FPは2級技能士の資格までしか取得していませんので…)。
返済が可能かどうかは、外から判断できるものではありません。
ご家族全員が協力して、場合によっては「我慢できるか」にもかかってきます。
> 頭金600万(諸費用込み)
とのことですが、別途同程度の預貯金もしくは流動的な資産は残っていますか?
いえ、引っ越し代や家具・家電等の買い替え費用と余裕金を考慮すると、最低でも500万円は別にある…という形が理想的なので。
頭金600万(諸費用込み)で、住宅ローンの借り入れ予定額が3,000万円とのことですから、物件の取得価格は3,200万円程度までということになりますね(「一戸建てを購入予定」とのことですから、土地+建物ですよね。不動産2件分ですから諸費用の一部は倍になります。その辺りは諸費用を上乗せして考えていらっしゃいますでしょうか)。
まず、住宅ローンの借り入れは、ご主人単独でなさってください。
妻の収入合算は考えないこと。
物件の名義も全てご主人単独となさってください。
お子さまが「これからの予定」ならば、「妻の収入はアテにしない」として考えてください。
#3さんが計算してくださっていますが「毎月17万円弱の返済」。
ご主人の毎月の手取給与からこの額を返済に充てても、現在と同程度の生活レベル(預貯金、保険料の支払いも含む)が維持できれば、返済については、さほど心配なさることはないと思います。
その上で、返済期間を35年などにされるのは構いません(本当は、現在の一般的な定年年齢である60歳までに完済-という20年返済で契約もしてもらいたいんですけれどね)。
また、妻の収入が見込めるようになればその分は「余裕資金」とすることができるでしょう。
ただ、返済期間が長ければ長いだけ、支払う利息が増えます。
それは無駄なことでしかありませんので、余裕があればできるだけ繰上返済をして、返済期間を短縮するようにしてください。
ただ、20年返済にしてしまいますと、(他に借り入れがない条件で)返済負担率は30%近くになります。
こうなりますと、今後、車のローンを組もうと思ったり、クレジットカードを作ろうとすると、場合によっては審査に落ちてしまう可能性もあります。
現実問題として、「現在、住居費を結構支払っているから住宅ローンの返済をするようになっても大丈夫だろう。」というパターンは、先の見通しが甘いんです。
贅沢を言えば、3,200万円の物件取得ならば、自己資金がもう少し…、1,000万円はほしかったところです(ご主人の年齢の点から)。
はい。安全な返済計画のためには、「自己資金2割」では不足なんです。
お礼
ありがとうございます。 将来のことはどうなるかはわかりませんが、一応安定している業界ですのでずっと働けるかと。 月12万位(ボーナス返済なし)であれば、なんとかやっていけるかな~と 思っていたのです。(甘いかな?) 子供ができたら、小さいうちに繰り上げ返済をしてがんばりたいと思います。