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JR貨物は環境に良い?
輸送には関係ない仕事をしているものですが、前日疑問を持ったことがあったので皆様のご意見聞かせてください。 JRの踏み切り待ちを長時間させられていたら目の前を 『環境を考えたらJR貨物』(確かこんなかんじだった他と思います)と書かれた貨物列車が通過していきました。 そこでふと疑問になったのは本当に環境に良いのでしょうか? たとえば貨物列車自体はCO2の排出量がすくなくても、貨物列車1両通過するために踏み切りを閉めるために大量の車が長時間、停車を余儀なくされその分のアイドル中のCO2の排出量は多いのではないのでしょうか?また、踏み切りを遮断することによる時間的な社会損失を考えると本当に環境によいといれるのでしょうか? ご意見ございましたらよろしくお願いします。
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個々の一場面の問題ではなく、社会全体のあり方として考える必要があります。 京都議定書の科学的根拠であるIPCC第3次評価報告書によると、過去42万年間、大気中のCO2 濃度は180~280ppmを周期的に変化し、それに気温も連動していたことが分かっています。 中でも過去1万年間のCO2濃度は260~280ppmで非常に安定していました。しかし、産業革命 ころから大気中濃度は上限を突破し、特に戦後の消費は著しく、1960年に315ppmだったのが、現 在は380ppmに達し、今なお年間約2ppmの割合で急上昇しています。(「地球の健康診断書」を参 照してください。 http://www.eco-fukui.net/04infom/img/shindansho.pdf) 最近のシュミレーションでは、濃度が475ppmに達すると、気温上昇が2℃を超え、地球規模の被 害が急激に拡大することが分かってきており、現在、475ppmを上限にすることが先進国の共通認 識となってきました。 また、今のままでは、2026年には475ppmに達してしまうので、2050年までに温室効果ガス(CO 2など)の排出量を世界全体で50%減、先進国は60~80%の削減を目標として長期計画が立てら れつつあります。 これについては、国立環境研究所のパワーポイントが参考になります。車のことも書いてあります。 http://2050.nies.go.jp/sympo/20060613/2_presentations/2-Fujino.pdf
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- eastcityda
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nightoldさんも、「貨物列車自体は排出量が少ない」と書かれていますね。 そして、貨物列車は、一両で何個ものコンテナを運送します。 それは、非常に効率的な事なのでは無いでしょうか? 踏切で待っていた自動車とトラック。 一個のコンテナや手荷物を運ぶ為に、それぞれに内燃機関を備えている。非常に無駄が多い仕組みで貨物を運送しています。 そして、踏切以外の要因でも渋滞し、無駄に排出ガスを出します。 これからの環境問題を考える場合、自動車使用を抑えて公共交通機関を利用を推進するという事は、大前提だと思います。
お礼
ありがとうございます。 最近のCMでは新幹線の利用が環境に良いとのキャッチフレーズもありました。 今後、環境のために鉄道が盛んになっていきそうですね。 皆様のおかげで正しい認識がもてるようになりました。 ありがとうございました。
- Kon1701
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道路を走っていて、待ち時間が多い、と感じるのは信号や渋滞などです。踏み切りの待ちは少ない、と思います。 そして、もし鉄道の代わりにトラックを使うとすると、その分渋滞が増えると思います。 具体的な計算は出来ませんが、やはり鉄道は環境に良い、と思います。
お礼
返答ありがとうございます。なんといっても一度に沢山運べるのがエコにつながりそうですね
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。 電車での輸送はトラックなどのそれくにらべてとても効率が良いとの見解でよろしいでしょうか?