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アセットアロケーションを評価してください
現在資産運用について勉強中です。 今年からノーロードの投資信託で運用を始めようと思い、 以下のようにアセットアロケーションを組んでみました。 周りに詳しい人がいないので評価していただきたいです。 年齢は25歳、既婚、4月に第一子が誕生予定、 運用は年間60万、毎月5万円ずつドルコスト平均法での積み立て、 期間は10年程度の長期投資、目標リターンは年6%以上です。 また、運用するのは預貯金の一部で、これ以外に現金100万円(生活費6か月分)、 車・マイホーム頭金用の定期預金を確保しています。 ■日本株 24万円(40%):インデックスファンドTSP (マネックス) ■外国株 14万円(23.3%):トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド(マネックス) 10万円(16.7%):三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド (マネックス) ■外国債 6万円(10%):世界物価連動国債ファンド (マネックス) ■不動産 6万円(10%):DIAM-ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算)(イートレード) 足りない情報があれば追加します。よろしくお願いいたします。
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#2です、補足します。 販売手数料は一時コストなので、最初の購入時だけです。 信託報酬は継続コストなので、長期的にはこのコスト要因がパフォーマンスを大きく左右します。 では、比較論としてコスト比較を・・・ DIAM-ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算)(イートレード):販売手数料最大3.15%(証券会社によってはノーロード)、信託報酬1.659%(AFと略します)。 DIAM世界リートインデックスファンド(毎月分配型):販売手数料:2.625%、信託報酬0.8925%(IFと略します)。 では、単純に何年持てばインデックスが有利かを大雑把に解説します(年数をYと置く、実際の計算はもっと複雑ですが簡単にする為)。 0%+1.659%xY ≧ 2.625%+0.8925%xY この不等式を解くとY≧3.42(年) つまり、4年以上保有すればインデックスファンドを使った方がコスト面で有利な訳です。 では積み立て期間を10年と仮定した場合でのコスト比較をします。 AFの信託報酬は1.659%なので1.01659の逆数をPとする。 P=1/1.01659 AFの資産に毎年10000円を投入した場合で基準価額が変わらないと仮定すると・・・ AF資産=10000+10000P+10000P^2+・・・+10000P^9=10000(1-P^10)/(1-P)≒92966(実質手数料7034円) IFの信託報酬は0.8925%なので1.008925の逆数をPとする。 P=1/1.008925 IFの資産に毎年10000円を投入した場合で基準価額が変わらないと仮定すると・・・ 販売手数料2.626%控除すると10000円→9744円 IF資産=9744+9744P+9744P^2+・・・+9744P^9=9744(1-P^10)/(1-P)≒93651(実質手数料6349円) つまり、手数料を払ってでもインデックスファンドにした方がトータルコストで685円も安くなった訳ですが、更に長期であればもっとハッキリした形でコストが安くなります。 まして、質問者様の年齢を考えれば運用期間をもっと長く取る事も可能なので、65歳まで運用できれば物凄い差となるのです。 上記の式を変形して運用年数を変えればコストを計算できますから、自分でやってみましょう。 更に、歴史的に見てプロの運用するアクティブファンドが機械的なインデックスファンドに負けてしまっている事実が米国株式市場や外国為替市場であります。 米国株式市場や外国為替市場はマーケットが効率的である事と、コスト要因の2つです。 米国株式市場の現状に詳しく書いてあるのは「ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著作)」が詳しいですし、外国為替市場では高金利通貨は低金利通貨に対して下落する事で金利差を打ち消しているのです。 REITについては詳しく書かれた本はありませんが、ある程度マーケットは効率的と考えるべきでしょう。 だから、銘柄選択よりもコストを重視するのです。
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- masuling21
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アセットアロケーションとは、具体的にどんなファンドを買うかと言うことではないですよ。 資産をどのように配分するか、ということですので、流動性資金(預貯金・現金)も含めて考えてください。年60万円のアセットアロケーションは、適正だと思います。 具体的にどんなファンドを買うのかというのは、ポートフォリオの問題です。
お礼
回答・ご指摘ありがとうございます。 おっしゃるとおり、ポートフォリオの相談になっていましたね。 両方悩んでいたので、ごちゃ混ぜになってしまいました。 60万円の配分は適正とのことでうれしいです。 一年ごとにリバランスすることを考え、もう一度しっかり検討してみます。
- ninosan1234
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やや、日本株比率が高い気がします。 1306、1308も検討されてみてはいかがでしょうか。 また、10万円を中国に振るより 4万円中国 3万円インド 3万円ロシア と分けてみるのはいかがでしょう?
お礼
回答ありがとうございます。 当初はETFにするつもりだったんですが、一度に17万程度の資金が必要なため 現在考えている年間24万程度の運用なら、毎月2万円ずつ分けて購入したほうが 効率的なのではないかと考えていました。 No4で#1さんが書いてくださった内容も考慮すると、ETFを毎年1株購入する方がかなり効率的になるのですね。 ただ短期での値動きを見ていると買い時の判断が難しくて…。 長期でもつのが前提ならどこで買ってもさほど変わらないのでしょうか? 新興諸国の配分はこれでいいのか悩んでいたので勉強になりました。 BRICsでいくつかに分けて運用する方向で考えてみます。 ありがとうございました。
#1です、補足します。 世界のREITのインデックスファンドがありました。 同じDIAMから出ていましたが、こちらは信託報酬0.8925%です(参照URL)。 これも毎月分配型なので税金面での不利は仕方が無いのかも知れません。 名前は「DIAM世界リートインデックスファンド(毎月分配型)」で、郵便局で販売されています。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、郵便局で販売している投資信託は全く考えていませんでした。 ただ、ご紹介いただいた郵便局のファンドは両方ともに販売手数料がかかってしまいます。 信託報酬でのメリットを販売手数料で相殺してしまうのではないかと考えてしまいます。 #1さんのその辺のお考えを教えていただけるとうれしく思います。 マネックスの資産設計ファンドは確かに魅力を感じていました。 でも自分で資産配分を考えるのが楽しかったので、それぞれのファンドでいこうと思ったんです(笑)
考え方は正しいと思います。 DIAM-ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算)の場合ですが、毎月決算だと分配金が出る度に税金が引かれるので効率が悪いですが、現時点では世界のREITの場合はインデックスが少ない点は仕方が無いのかも知れません。 分配金は再投資に回してなるべく効率を上げるようにすれば現状では良いと思いますが、このファンドの信託報酬は1.659%と割高なので、世界のREITインデックスが出た時は乗り換えも検討する方が良いでしょう。 外国債については世界の物価連動国債を組み入れる点は面白いです。 物価連動国債の平均利率が信託報酬(年0.945%+0.32%)を上回っていれば、実質的な購買力は増加します。 で、信託報酬が実質的に1.265%と高いのはファンド・オブ・ファンズだからです。 これについても、物価連動国債ファンドの数が少ない現状を考えると選択肢が少ないのは仕方が無いので、新しく物価連動国債ファンドが出て信託報酬が安い物を見つけたら乗り換えも考えます。 もう1つの問題点はこのファンドは年4回の分配があるので、分配の度に税金が引かれます。 現時点では、高コストになるのは仕方が無いのですが、将来、低コストファンドが出た時の事も考えて行動すれば良いでしょう。 それから、これは比較論なのですが郵便局で販売されている野村世界6資産分散投信(日本株+外国株+J-REIT+外国REIT+日本債券+外国債券の全てのインデックス)の信託報酬は成長型で0.798%です。 つまり、インデックスにすればこんなに信託報酬が下がってしまいます。 マネックス資産設計ファンドもこれに似たファンドでして、信託報酬は0.9975%です。
お礼
とてもわかりやすい説明ありがとうございます。 ファンドのコストの考え方がよく理解できました。 ノーロードであるのにこしたことはないですが、そこにこだわりすぎていたようです。 教えてくださった知識を生かして、もう一度資産配分を考えてみます。 ありがとうございました。